山口智子の子供を産まない理由は?夫・唐沢寿明との不妊治療の真相とは?
2016年発売された女性誌「FRaU」で、子供を産まない理由を語った山口智子のロングインタビューが話題となったことは記憶に新しいです。山口智子は夫・唐沢寿明と結婚して20年以上になりますが、いまだに仲の良いおしどり夫婦として知られています。ただ二人には子供がなく、そのため「仮面夫婦ではないか」「山口智子が不妊治療を受けている」など様々な憶測が飛び交いました。山口智子が子供を産まない本当の理由とは何なのか、また唐沢寿明との夫婦生活の真相について詳しく調査してみました。
目次
- 山口智子が子供を産まない本当の理由とは
- 山口智子のプロフィール
- 雑誌で子供を産まない理由を語った山口智子
- 子供時代は複雑な家庭環境だった山口智子
- 両親が離婚し母親と絶縁状態になった山口智子
- 女優になったのは家業を継ぎたくなかったから
- 子供の頃の山口智子の夢は主婦
- 山口智子が子供のいない人生を選んだ理由とは
- 血縁より深いつながりを求めた山口智子
- おしどり夫婦の山口智子と唐沢寿明
- 「仮面夫婦」の噂の真相は?
- 夫・唐沢寿明の趣味は車と山口智子
- 唐沢寿明も複雑な家庭の子供だった
- 山口智子が不妊治療をしたという噂は本当?
- 結婚後テレビへの露出が減ったことで不妊疑惑が浮上した
- 子供のいない生活について夫はどう考えている?
- 山口智子の告白が女性に与えた影響は大きい
- 子供を産まない女性に対する批判的な意見も多い
- 山口智子が子供を産まない理由を告白した理由とは
- 子供がいてもいなくても幸せになれる道はある
山口智子が子供を産まない本当の理由とは

山口智子は1995年に唐沢寿明と結婚し、現在でも仲良し夫婦として有名です。結婚しても女優業を続ける人は多いですが、山口智子は結婚後かなり仕事をセーブして、CM出演を中心に活動していました。山口智子と唐沢寿明夫婦は結婚して20年以上たちますが、子供がいません。山口智子が子供を産まない理由について様々な憶測が飛び交いましたが、本当の理由は何なのかその真相に迫ってみたいと思います。
山口智子のプロフィール

山口智子は1995年に唐沢寿明と結婚して、唐沢智子になりました。生年月日は1964年10月20日、栃木県栃木市の出身です。1986年に東レキャンペーンガールとしてデビューしています。1988年に出演したNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」でヒロインを務めたことがきっかけとなり、その後数々のドラマに出演し人気女優の地位を確立しました。

山口智子が出演するドラマは次々にヒットし、「視聴率の女王」と呼ばれるようになります。木村拓哉と共演した「ロングバケーション」は山口智子の代表的なドラマ作品です。夫唐沢寿明との馴れ初めもドラマの共演がきっかけで、NHKの連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」で二人は出会いました。
雑誌で子供を産まない理由を語った山口智子

山口智子と夫・唐沢寿明の間には子供がいません。世間では大多数の人が「結婚したら子供を産む」という考え方で、結婚して20年以上たつ夫婦に子供がいないことは不自然に映るようです。そのため、「山口智子と唐沢寿明は華鬘夫婦ではないか」「山口智子は子供ができないので不妊治療を受けている」などさまざまな噂がありました。

これまで子供を産まない理由について多くを語らなかった山口智子ですが、2016年2月に発売された女性誌「FRaU」で自身が子供を産まない真相について語り、大きな反響を呼びました。子供を産まないことについて様々な噂が流れた山口智子ですが、この告白によりそのほとんどが根拠のないガセネタだったと判明したのです。
「親になりたくない」という思いが消えなかった山口智子

山口智子は雑誌のインタビューで、自身の家庭環境が複雑だったということを赤裸々に告白しています。中でも「親になりたくないと思って育った」という発言は、多くの人に衝撃を与えました。「結婚したら子供を作って親になるもの」という考え方が常識のようになっている日本で、「親になりたくない」と大きな声で言える人はあまり多くありません。

結婚や子供を産むことについての価値観は人それぞれですが、やはり「常識」というものに縛られて私たちは生きています。ある程度の年齢になれば「結婚しないの?」と聞かれたり、結婚すれば「子供はまだ?」と聞かれる。そういう世間の常識に縛られず自由に生きている山口智子に対して称賛の声があがる中、批判的な意見を持つ人もゼロではありませんでした。
子供がいない人生に一片の後悔もない

女性が子供を産むことができる年齢は限りがありますから、子供を産まないことで後から「産んでおけばよかった」と後悔するのではないかと考えている人もいるでしょう。しかし山口智子は「子供がいない人生に一片の後悔もない」と断言しています。「子供を産まない人生」という、大多数の人とは異なる人生を選んだ山口智子は、「自分の選んだ人生で必ず幸せになる」という思いが強かったのではないでしょうか。
子供時代は複雑な家庭環境だった山口智子

山口智子が子供を産まないという選択をした理由は、自身の子供の頃の家庭環境に原因があると告白しています。「私は特殊な育ち方をしている」という山口智子の子供時代は、血のつながりを信じることができなくなるほど複雑な家庭環境だったようです。一体山口智子の子供時代に何があったのでしょうか。
子供の頃は忙しい両親に代わり祖母が遊び相手

山口智子の実家は、現在は廃業していますが老舗旅館・鯉保(こいやす)です。江戸時代初期から続いている老舗旅館ということで、かなり歴史の深い旅館です。その老舗旅館の息子が、山口智子の父親です。結婚後は両親が旅館を継ぎ、毎日忙しく働いていたということです。子供に構う時間がほとんどなかった両親に代わり、山口智子の子供時代の遊び相手は祖母が務めていたと言います。
祖母が遊び相手をしてくれるとは言え、やはり子供は「母親に甘えたい」「父親と遊びたい」という気持ちを持つものです。仕事のためとはいえ、自分を顧みない両親に対して不満が募っていったことは想像に難くありません。生活に不自由はなかったのでしょうが、やはりどこかに「寂しい」という気持ちがあったのではないでしょうか。
両親の離婚に心を痛めた子供時代

山口智子が「血の結びつきを信用できない」という理由となる出来事が起きるのは、彼女が6歳の時。父親の女性問題が原因で、両親が離婚してしまうのです。母親は山口智子とその妹を連れて家を出て長野の実家に帰ってしまいます。父親は反省して何度も戻ってくれるよう頼んだようですが、母親の決意は固かったようです。

子供は、小さいうちは親に育ててもらうしか生きていくすべがありませんから、不満があっても親についていくしかありません。仕事で忙しい両親に構ってもらえず、自分たちの都合で離婚する両親を見た山口智子は「親の在り方」というものに疑問を抱いたのではないでしょうか。
両親が離婚し母親と絶縁状態になった山口智子

両親が離婚し、一度は母親についていった山口智子ですが、「どうしてもおばあちゃんに会いたい」と一人で栃木の旅館にいる祖母の元へ駆け込んだと言います。電車で2時間の距離は大人にとってはそれほど遠い場所に感じませんが、小さな子供にとって一大決心だったに違いありません。
母親より祖母を選んだ山口智子

その一件を受けて山口智子の母親と祖母は話し合いを行い、山口智子は父親に引き取られることになりました。忙しい両親に代わっていつも側にいてくれた祖母は、山口智子にとって母親同然だったのでしょう。一番つながりが深いはずの実の母親ではなく、祖母の元で暮らすことを決めた山口智子。この頃から、血のつながりを信用できないという気持ちが強くなっていったのでしょう。

その日を境に、山口智子は母親と妹とは絶縁状態となったそうです。祖母のことを「お母さん」と呼び、山口智子が20歳になったとき養子縁組をして戸籍上も祖母が母親となりました。山口智子の母親は、実の母親ではなく祖母を母親として選んだ娘に対して複雑な心境だったに違いありません。
女優になったのは家業を継ぎたくなかったから

山口智子が芸能界を意識するようになったのは、短大に在学しているときモデルのアルバイトを始めたことがきっかけです。東レキャンペーンガールに選ばれてから主にCMやモデルの仕事をこなしていましたが、NHK連続テレビ小説で女優としての知名度が一気に上がりました。
祖母の反対を押し切って芸能界入りした山口智子

当初祖母は山口智子が女優になることに反対していたそうですが、その反対を押し切る形で芸能界入りした山口智子。山口智子が女優を目指した理由は、「旅館を継ぐのが嫌だったから」だそうです。祖母としては、山口智子が女優として有名になるより、普通に結婚してその夫と一緒に旅館を継いでほしいという思いがあったのかもしれません。
子供の頃の山口智子の夢は主婦

山口智子の子供のころの夢は「主婦になること」。両親が忙しく働く姿を見て育った山口智子は、「普通の家庭の主婦になりたい」という気持ちが強かったのでしょう。親になりたくないという思いを抱きながら育った山口智子ですが、同時に「幸せな家族」というものにたいする憧れも人一倍強かったのではないでしょうか。
山口智子が子供のいない人生を選んだ理由とは

夫婦には色々な形がありますが、「結婚した夫婦は子供を産んで育てる」というのが多くの人の一般的な考え方です。そのため子供を授かったら産むというのが自然の流れで、あえて子供をつらないようにするという夫婦は少数派と言えるでしょう。山口智子は後者になるわけですが、山口智子が「子供を産まない人生」にこだわる理由とは一体何なのでしょうか。
子供に自分と同じ思いをさせたくなかった

山口智子が子供を産まない決断をした理由は、「自分と同じ思いをさせたくない」という気持ちが強くあるからということです。老舗旅館を切り盛りするというのは大変な仕事でしょうから、子供に手が回らないのはある程度仕方のないことなのかもしれません。しかしその子供が「親になりたくない」と思い詰めるほど寂しい思いをするというのは、小さな子供にとって非常につらい体験だったに違いありません。
血縁より深いつながりを求めた山口智子

山口智子は「血の結びつきを全く信用していない」と公言しており、その信念ゆえに子供を産まない人生を選択しました。山口智子が求めていたのは、血のつながりはあっても他人のような家族ではなく、血は繋がっていなくとも一生を共にできる人生の伴侶だったのです。夫の唐沢寿明も複雑な家庭環境で育っており、共感できる部分が多かったのかもしれません。

結婚して子供を産み育てる人生があるなら、子供を産まない人生を選ぶ人もいる。「子供を持ってはじめてわかる感動もある」と認めつつも、子供を持たない人生を選んだ山口智子。彼女の育った環境が「子供を産まない」という選択をさせたということになります。家庭環境が子供に与える影響は計り知れないものがあります。
おしどり夫婦の山口智子と唐沢寿明

結婚年以上経ったいまでも、おしどり夫婦として知られる山口智子と夫・唐沢寿明。毎年スペイン旅行に行ったり、トーク番組で夫婦のラブラブぶりを披露することも。「毎日手を繋いで寝る」とカミングアウトしたこともあり、周囲を驚かせる場面もありました。
子供がいなくても夫婦円満

「子はかすがい」という言葉があるように、「夫婦仲は冷めているけれど子供がいるから離婚しない」という夫婦は少なくありません。しかし山口智子と唐沢寿明夫婦は、子供というかすがいがなくても円満な夫婦生活を送れているようです。子供はいなくても、山口智子と唐沢寿明は人生最良のを得たということになります。
「仮面夫婦」の噂の真相は?

仲良が良いことで知られる山口智子・唐沢寿明夫婦ですが、一方で「仮面夫婦ではないか」という噂も絶えませんでした。不倫疑惑が報道されたり、山口智子が仕事に復帰しない理由について事実とは異なる報道をされたことも一度や二度ではありません。山口智子と唐沢寿明が仮面夫婦であるというの噂の真相について調査してみました。
仮面夫婦であることをきっぱりと否定

「仮面夫婦」という噂に対して、山口智子はその事実をきっぱりと否定しています。唐沢寿明が遊び人だという噂や、山口智子の不倫疑惑なども報道されたことがあるということですが、芸能人はありもしないことを大げさに書き立てられてしまうことがよくあります。山口智子と唐沢寿明夫婦も、その餌食になったと言っていいでしょう。
子供がいないことについて様々な憶測が飛び交う

山口智子と唐沢寿明の間に子供がいないことについては、さまざまな噂や憶測が飛び交っていました。山口智子が女優であるということから、「山口智子は子供を産むと体形が崩れることを恐れて子供を産まない」と言われたり、二人の不妊疑惑が浮上し「不妊の治療を行っているがなかなか子供ができないのでは」という噂が広まったのです。

また、夫の唐沢寿明が子供嫌いで「子供はいらない」と言っている、山口智子と唐沢寿明両者とも子供が好きではないなど、あることないこと本当に色々な噂が飛び交っていました。本人が子供を産まない理由について言及してこなかったということもありますが、やはり世間では「結婚した夫婦は子供を産むのが当たりまえ」という考え方が一般的だということです。
夫・唐沢寿明の趣味は車と山口智子

唐沢寿明はトーク番組に出演すると、妻である山口智子とのエピソードを披露することが多くあります。「宝物は何ですか?」と聞かれて「山口智子」と答えたり、「趣味は何ですか?」と聞かれたときには「車と山口智子」と答えたことも。結婚後もお互いにぞっこんであることがよく分かるエピソードです。
唐沢寿明も複雑な家庭の子供だった
山口智子は複雑な家庭で子供時代を過ごし、幼いころに両親が離婚、一時期は母親と妹と絶縁状態にまでなりました。この経験が「子供を産まない」という決断の一つの理由となっている訳ですが、夫の唐沢寿明はどのような子供時代を過ごしてきたのでしょうか。
高校生の時家出をした唐沢寿明

山口智子ほど複雑ではありませんが、夫の唐沢寿明も円満な家庭に育ったとは言えないようです。唐沢寿明の両親は夫婦喧嘩が絶えず、唐沢寿明が仲裁に入ることも多かったと言います。ある日けんかの仲裁に入った唐沢寿明は父親に対して「お袋は出ていかないで親父が出ていけ」と壁を殴って脅したそうです。

父親は出ていき、場が収まったと思ったのもつかの間、唐沢寿明は母親に「あんたが出ていきなさいよ」と言われてしまいます。母親を守ったつもりだった唐沢寿明にとって、この言葉はかなりこたえたでしょう。およそ母親とは思えない暴言ですが、唐沢寿明は高校2年生の時に家出し、そのまま両親に勘当されたそうです。
山口智子が不妊治療をしたという噂は本当?

結婚してもなかなかおめでたの知らせがない山口智子と唐沢寿明夫婦に対して、「何か子供ができない理由があるのではないか」と噂されるようになりました。「山口智子は不妊治療をしているのでは」という憶測も飛び交い、それがまことしやかに囁かれたこともあります。果たして、山口智子が不妊治療をしていたというのは本当なのでしょうか。
山口智子が子供を作らないのは不妊が原因ではない

雑誌のインタビューでも明らかになったことですが、山口智子が子供を産まないのは不妊が原因ではありません。山口智子と唐沢寿明が不妊治療を行っていたという事実はなく、子供を持たない人生を人生を選んだというのが、山口智子が子供を産まない理由です。

山口智子と唐沢寿明の間に子供がいないのは不妊が原因ではないかという噂が流れたのは、二人が非常に仲の良い夫婦であるということも関係しているのではないでしょうか。「仲のいい夫婦なら子供がいて当然」という固定観念が、「夫婦の仲がいいのに子供がいないのは何か事情があるからだ」という考えにつながったと言えるでしょう。
結婚後テレビへの露出が減ったことで不妊疑惑が浮上した

山口智子は多くのドラマに出演し、そのどれもが高い視聴率を誇っていました。特に女性からの支持が高く、「連ドラクイーン」の異名を持つほどの人気ぶりでした。しかし唐沢寿明と結婚したあとはテレビドラマへの出演が減り、CMなどの仕事が多い印象でした。結婚後テレビに出演する機会が減ったものの、山口智子が妊娠したという報告はなく、二人に不妊疑惑が持ち上がったこともあります。
結婚後ドラマ出演から遠ざかった山口智子

結婚後山口智子のドラマ出演が減ったのは、夫の唐沢寿明が仕事をセーブして家を守ってほしいと山口智子に提言したことが理由であるという噂もあります。しかし山口智子は子供のころから主婦になることに憧れを抱いており、結婚して主婦業を極めたいと考えたということも考えられます。
不妊治療のためテレビ出演が減った?

夫から「仕事をセーブしてほしい」と言われたのかどうかは定かではありませんが、山口智子は結婚したら主婦に専念したい問気持ちがあったのかもしれません。結婚後なかなかおめでたの報告がなく、テレビへの露出も減ったことも、山口智子が不妊治療をしているという噂が立つ原因となったのかもしれません。
子供のいない生活について夫はどう考えている?

山口智子は子供を持たない人生を選択したわけですが、子供を作るか作らないかは一人で勝手に決めることができない問題です。当然夫である唐沢寿明も納得しなければ、「子供を持たない人生」は実現しません。男性は本能的に子孫を残すようにインプットされていますから、子供を持たないことに疑問を感じたことはないのでしょうか。
子供がいない人生は夫婦二人で話し合って決めたこと

山口智子と唐沢寿明に子供がいないのは、二人が子供を持たない人生を選択した結果です。山口智子と唐沢寿明は二人とも複雑な家庭環境で育った経験を持っており、子供を持つことに対してあまりいいイメージを持っていなかったと言います。

複雑な家庭環境で育った子供は、「子供を作って自分と同じ思いをさせたくないからどもは作らない」という考え方と、幸せな家庭に憧れて「結婚したら子供を産んでに幸せな家庭を築きたい」という考え方に二分されるのではないでしょうか。山口智子と唐沢寿明は前者の考え方に一致したということになります。
山口智子の告白が女性に与えた影響は大きい

山口智子が「自分は子供を産まない人生を選んだ」と発言したことは、多くの女性に影響を与えました。過去に国会議員が「女性は子供を産む機械」と発言したことで大きな物議を醸しましたが、口には出さなくても「女性は子供を産んで当たり前」という考えが一般的となっています。その圧力に押しつぶされることなく堂々と「自分は子供を持たない」と言い切った山口智子は多くの女性の共感を呼びました。

女性の社会進出が当たり前になった現代で、自分のキャリアを優先したい時期もあるでしょう。その結果子供を産む時期を逃してしまったという女性も少なくありません。子供を産むには遅すぎる年齢になったとき、子供を産んでいない自分が女性としてどこか未完成に感じて悩んでしまうという人も多いのです。山口智子はそういう女性たちに勇気を与え、「子供を産むだけが人生ではない」ということを教えてくれました。
子供を産まない女性に対する批判的な意見も多い

子供を持たない人生を選んだ山口智子に対して、多くの共感や称賛の声があがりました。しかしその一方で、子供を持たない生き方に対して批判的な意見を持っている人も存在します。子供を持たないことを「幼稚なエゴだ」、「私の子供が働いた税金を使ってほしくない」などかなり厳しい意見を言う人もいました。
お互いを認め合う心の広さが求められる
確かに子供は社会にとっての宝であり、子育てをすることは社会を豊かにするために必要なことかもしれません。女性が社会進出する前は、家庭を守ることと子育てが人生の大仕事だったのでしょう。しかし時代は変わり、女性が男性より出世することはザラにあり、「女性は家庭男性は仕事」という役割分担は崩れつつあります。

夫婦の形は人それぞれで、二人の人生は二人が決めることです。子供を作らなくても社会貢献はできますし、子供を産まないことをエゴだというのなら、「女性は子供を産むもの」と決めつける考え方そのものがエゴではないでしょうか。どんな人生を歩もうとお互いを認め合って受け入れるという心の広さが、現代人には不足しているのかもしれません。
山口智子が子供を産まない理由を告白した理由とは

山口智子が子供を産まない理由を告白した理由は、自分たち夫婦に関する根拠なない噂や憶測を消し去りたいという気持ちもあったでしょうが、様々な理由で子供を持たないことに悩む現代女性へのメッセージとも受け取れます。実際、子供を持たない女性は山口智子が堂々と「子供を持たない人生を選んだ」と発言する姿に勇気をもらった人は多いでしょう。
子供がいてもいなくても幸せになれる道はある

女性の幸せは「結婚して子供を産み育てること」というのは多くの人の考え方となっています。しかし結婚をしても幸せになれない人はいますし、子供がいなくても幸せに暮らしている夫婦も存在します。人間がみな同じではないように、幸せの形は一つではなく人それぞれ感じ方が違います。それぞれに幸せの形があっていいのだということを、山口智子の発言で考えさせられた人は多いのではないでしょうか。
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