女優の吉行和子の現在の芸能活動を調査!元夫との関係や家族構成は?
女優の吉行和子といえば、ドラマや映画での優しいおばあちゃん役をイメージしますよね。最近では『ナミヤ雑貨店の奇跡』や『亜人』などの話題作に多々出演し、演技力の高さを見せつけています。デビューから約60年経った今も相変わらず綺麗で、多くの人に愛されている吉行和子とは、一体どのような人物なのでしょうか。吉行和子の性格や家族構成、現在の芸能活動に至るまでを徹底調査しました。
目次
ベテラン女優・吉行和子のプロフィ―ル

吉行和子についてまずプロフィールを見ていきましょう。吉行和子は1935年8月9日生まれの82歳です。生年月日を知って、年齢を感じさせないほどの美貌に驚いた人もいるかも知れません。しかし正真正銘、昭和10年生まれの大ベテラン女優です。女優として映画やテレビドラマに出演するかたわら、エッセイストや俳人としても名が知られています。

女優を目指し始めた若い頃は劇団民藝に所属し、舞台『アンネの日記』で主人公を演じるなど、主に舞台で活躍していました。1955年には『由起子』で映画デビューも果たし、女優としての道を着実に歩んできました。そして40歳の頃に大島渚監督『愛の亡霊』の主演が話題になり、現在に至るまで数々の作品に出演してきたのです。

育ちの良さを感じさせるような上品な雰囲気と穏やかな口調で、誰もが知る人気女優として現在まで活躍してきた吉行和子。実は他の家族も有名人揃いなのですが、驚きの家系は後ほど詳しくご紹介します。では吉行和子とはどのような女優なのか調べていきましょう。
誰もが見惚れる!若い頃の吉行和子は超美人

年齢を重ねた今も若々しく昔の面影そのままの吉行和子ですが、若い頃は今よりさらに美人だと評判の女優でした。上の画像はデビューして間もない頃の写真ですが、すでに人気女優のオーラを醸し出しています。白黒写真が時代を物語っているようですね。

上の画像は1976年に撮られた若い頃の吉行和子です。昭和の女優さんは薄いメイクのせいか、どことなく清楚で儚げなイメージがありますね。はっきりとした目鼻立ちが印象的です。

上の画像は1979年公開の映画『神様のくれた赤ん坊』でのワンシーンです。若い頃といっても映画に出演当時は44歳!主演ではないものの、圧倒的な美貌で観る人に強く印象を残したそうです。若い頃の吉行和子は観る人を釘付けにする、本当に美しい女優だったのですね!
幼少期は病気がちだった吉行和子!現在は回復している?

吉行和子は幼い頃から体調を崩しがちでした。2歳のときに小児喘息をわずらい、たびたび発作を起こしていたそうです。戦争で早くに父親を失くし、母親が一人で働いて吉行和子を育てていたために、喘息の発作がひどくなると祖父のところに預けられていたそうです。

大人になっても持病の喘息はなかなか完治せず、若い頃は欠かさず薬を服用していたそうです。しかし現在、吉行和子は病弱であるとか肺が悪いというような情報はないので、喘息は完全に克服したと言ってよいでしょう。
喘息を克服した経験を語る

吉行和子は10年ほど前に岡山で行われた講演会で、アレルギー疾患や克服方法について自身の経験を語っています。岡山は幼少の頃、喘息の発作が出ると預けられていた祖父の家があった土地です。ここに来ると症状が治まったという岡山のことを「来ると元気になれる場所」と語り、アレルギーの症状に苦しむ人を励ましていました。
もしかして病気?と噂になった吉行和子の画像
【テレビ出演情報】
— 『超高速!参勤交代 リターンズ』公式 (@chosankin) September 9, 2016
本日19:56から、TBS「ぴったんこカン★カン」に佐々木蔵之介さんが出演いたします!吉行和子さん、冨士眞奈美さん、安住紳一郎アナウンサーと収録時の一枚。ぜひご覧ください!#超高速参勤交代 pic.twitter.com/MHHyNT29Ty
現在も若々しい吉行和子ですが、実は最近病気なのではないかと囁かれています。しかも病気というのは若い頃の喘息ではなく、腎臓の病気にかかっているのではという疑いの声まであがっているのです。吉行和子が病気ではないかとの疑いの発端となったのは、昨年『ぴったんこカンカン』に出演したときの映像でした。

顔がむくみ頬がずいぶん垂れている様子を観た視聴者から「吉行和子は病気なの?」と問い合わせが殺到したそうです。しかしこれは、収録当日に体調が悪く、医者に注射を打ってもらったために出たむくみだという説もあります。
スマスマの吉行和子さん、、、(;´д`) pic.twitter.com/kxNKWu4KL8
— ぼんばぁ (@osakananiwa) February 29, 2016
また2016年にスマスマに出たときの顔も、やはりむくんでいて不自然だという声が挙がったそうです。顔の様子がたびたび変わる吉行和子に、心配される声もたくさんあります。病気以外だと顔にヒアルロン酸を注入しているのではないかと噂が流れたのです。この噂に関して真偽のほどは定かではありませんが、80歳を過ぎてこの美貌を維持しようと思うと、多少手を加えていたとしても納得です!
『質素な性格』の作者・吉行和子の性格は本当に質素?

吉行和子は文才にも恵まれ、エッセイストとしても活躍しています。代表作に『質素な性格―欲は小さく野菊のごとく―』というエッセイ集があります。この『質素な性格』には、吉行和子の掃除好きの話や、骨折したときのリハビリのエピソードなどメディアでは見られない、普段の吉行和子の暮らしが面白おかしく綴られています。

タイトルが『質素な性格』という本を書くだけあって、吉行和子の性格も非常に穏やかで、あまり腹を立てたり他人を妬んだりしません。サブタイトルにもなっていますが、物欲などはほとんどなく他の女優さんへの競争心もそれほど起こらないようです。大らかな性格で、人から陰口や嫌味を言われてもあまり気にならないのだそうです。

「いつも自然体のまま、正直に生きていたい」という吉行和子の、良い意味で自由奔放な性格が、素晴らしい演技や人間的な魅力につながっているのかも知れませんね。
連続テレビ小説のモデルとなった吉行和子の母あぐり

吉行和子の母の名前は吉行あぐりと言い、職業は美容師でした。と聞くとピンとくる人は多いのではないでしょうか。実は吉行和子の母・吉行あぐりは1997年にNHKの連続テレビ小説『あぐり』のモデルとなった女性なのです。

吉行あぐりは1907年岡山県に生まれました。当時、日本の美容界を開拓したと言われる山野千枝子の元で修行した後、22歳で自身の美容室を開店しました。早くに夫を亡くしたあぐりは、娘の和子を育てるために必死で働いたと言います。あぐりは90歳になるまで美容師を続け、107歳で生涯の幕を閉じました。90歳というのは、日本の美容師の中では今のところ最高齢だと言われています。
連ドラ「あぐり」でこの方を知りました。あの時代に彼女のような生き方は想像しがたいほど特異に思われたのでしょうか。ドラマからはとても素敵な人に思えました。R.I.P.
— 小野田 英(ONODA Takeshi) (@onoda_oyanz) January 10, 2015
吉行あぐりさん死去 俳優・和子さんの母 - 朝日新聞デジタル http://t.co/OdxD05DqXS
ドラマ『あぐり』の中でも、戦争の時代に夫を亡くして苦労したのにも関わらず、強く明るく働きながら子供を育てるあぐりの姿に共感する人も多く感動の声が多数寄せられたそうです。吉行和子の大らかで芯の強い所は、母・あぐりから受け継いだものなのでしょう。
母だけじゃない!吉行和子の家系がすごい!

吉行和子の家族で有名なのは母だけではありません。前項で少し触れていますが、戦死してしまった和子の父・吉行エイスケは売れない作家でした。なぜ売れない作家が脚光を浴びるようになったかと言うと、ドラマ『あぐり』の原作となったのが、吉行エイスケの自伝『梅桃(ゆすらうめ)が実るとき』だからなのです。生前、作品はほとんど売れませんでしたが、皮肉にも死後に脚光を浴びることになったのです。

驚くことに、すごい経歴を持つのは母と父だけではありませんでした。父の文才を受け継いだのでしょうか、吉行和子の兄・吉行淳之介は芥川賞を受賞した小説家です。さらに吉行和子の妹・吉行理恵もまた、田村俊子賞という文学賞を受賞するほどの小説家なのです。大物女優・吉行和子も含め、まさに吉行家は才能に溢れる家系なのでしょう。
気になる夫の存在!子供はいるの?

吉行和子に夫はいるの?という疑問ですが、現在は独身のようで子供もいないそうです。20代の頃に一度結婚していますが、元夫との結婚生活は4年ほどで破綻したとの説があります。元夫の情報がないことから、おそらく一般人だったのではないでしょうか。自由に生きることを望むマイペースな性格の吉行和子にとって、元夫との生活は窮屈だったのかも知れませんね。
女優吉行和子の現在の活動とは?

気になる吉行和子の現在の活動ですが、まもなく83歳を迎えようとしている今も変わらず、メディアを通じて元気な姿を見ることができます。バラエティ番組ではお茶目なコメントを述べて場を和ませたり、ドラマでは圧巻の演技力を見せつけています。
山崎賢人の兄貴分に鈴木亮平、弟役に佐野勇斗 映画『羊と鋼の森』追加キャスト発表#山崎賢人 #三浦友和 #鈴木亮平 #堀内敬子 #仲里依紗 #城田優 #森永悠希
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) December 4, 2017
#佐野勇斗 #光石研 #吉行和子
https://t.co/qlA6pU0Zas pic.twitter.com/FN4zxvLW7A
2018年6月公開予定の映画『羊と鋼の森』では、山崎賢人演じる外村直樹を優しく見守る祖母・外村キヨ役を演じています。厳しくも温かいおばあちゃんは吉行和子にぴったりの役どころですね。
まとめ:まだまだ見たい!吉行和子の素晴らしい演技

高い演技力でいろいろな役をこなす吉行和子。最近では長い期間を空けることなく、常に映画やドラマに出演しています。バラエティやトーク番組でも、その大らかな人柄で幅広い年齢層から支持されています。83歳となる現在でも美人だった若い頃の面影が残り、美容や健康にも気を遣っていると感じる所も尊敬しますね!

若い頃とは役どころが変わっても、やはり吉行和子の魅力的な演技はいつまでたっても衰えることはありません。今後もまだまだ素晴らしいお芝居と、元気で若々しい姿を見せて欲しいですね!
記事へのコメント
気軽にコメントしよう!
※コメントは承認後に公開されます。