入山杏奈の手の傷はどうなった?握手会でのノコギリ事件の真相と怪我の経過まとめ
社会的問題として取り上げられた、AKB48の入山杏奈のノコギリ事件。入山杏奈はAKB48が開催する握手会において、ファンが持ち込んだノコギリで手を傷つけられて、大きな怪我を負うという事件がありました。この事件はニュースにも取り上げられ、その後の握手会のシステムを大きく変更するものになったんです。そんな入山杏奈のノコギリ事件によって負った怪我は、現在どうなっているのでしょうか。入山杏奈の手の傷に関する情報や、その後の入山杏奈のアイドル活動について紹介します。
目次
- 入山杏奈のノコギリ事件の手の傷はどうなったのか
- 手に大きな傷を負うことになる
- 入山杏奈が手に傷を負うまで
- 入山杏奈がAKB48に加入した理由
- 入山杏奈はなかなか結果を出せなかった
- 手に傷を負うまでは安定したステップアップをしていた
- 握手会で入山杏奈は手に大きな傷を負わされた
- 入山杏奈と川栄李奈が手に傷を負った
- 手に傷を負っただけでなく心にも傷を負った
- 身勝手な犯行動機で入山杏奈の手には傷が残った
- 入山杏奈の手の傷を含め大きなニュースになった
- 手の傷の深さを含め握手会の警備体制が変更された
- 入山杏奈たちは手の傷を隠すようにギプスをつけた
- 自演説は手の傷の酷さから否定された
- 手荷物検査があれば手に傷を負うことはなかったかも
- どのようにして男は入山杏奈の手に傷を負わせたのか
- 入山杏奈たちの怪我の詳細とは
- 手に傷を負わせた犯人は懲役6年に
- 事件後の入山杏奈の活動
- 段階的に入山杏奈は仕事に復帰した
- 現場を知るメンバーの動揺は長期に渡った
- 入山杏奈はセクシーなグラビアに挑戦しながら人気を獲得
- 入山杏奈は2018年からメキシコに留学することになった
- メキシコで入山杏奈は活躍できるのか
- 入山杏奈のドラマは2年間かけて放送される
- 今後も女優としての活動を希望
- 入山杏奈の小学校からの夢は華ひらくのか
- 一年後の入山杏奈の姿が楽しみ
入山杏奈のノコギリ事件の手の傷はどうなったのか
AKB48と聞くと「握手会」を思い浮かべる人も多いかもしれません。もともと、握手会自体はAKB48発祥というわけではなく、アイドル業界では昔からあったシステムだったようです。

しかし、それを「会いに行けるアイドル」というキャッチコピーにマッチさせて、AKB48は握手会を含めて、大人気アイドルグループへと成長していきました。

ところが、そんな握手会において「ノコギリ事件」という大きなニュースになる事件が起きてしまったんです。今回は、その握手会で起きたノコギリ事件の被害者であり、AKB48のメンバーである入山杏奈について紹介します。
手に大きな傷を負うことになる
入山杏奈が参加していた握手会で起きたノコギリ事件とはいったいどのようなものだったのでしょう。また、入山杏奈が、手に負った怪我の傷は、当初はどれぐらいのものだったのでしょう。

また、その手の傷は、現在も残ってしまっているのでしょうか。アイドルという職業柄、必ず手というものは振り付けなどでも、必ず見えてしまうパーツといえます。

グラビア画像であれば、手の傷も隠すことや修正することは出来るかもしれませんが、手の傷が残っているとしたら大変ですよね。

それだけに、入山杏奈が遭遇した握手会のノコギリ事件の真相と、そのときに負った手の傷について再調査してみました。手の怪我は、日常生活に支障が出るほどのものだったのでしょうか。
入山杏奈が手に傷を負うまで
入山杏奈は1995年12月3日生まれの22歳です。千葉県出身で、太田プロダクションに所属しており、AKB48のチームAのメンバーとして「あんにん」の愛称で親しまれています。
こだわりの強い入山杏奈が負った手の傷
明確なキャッチフレーズは設定されていないものの「大人と子供の良いとこ取りの16歳、あんにんこと入山杏奈です」や「イチゴの国からこんにちは あなたのハートをラブズッキュン 永遠の15歳 中学3年生の入山杏奈です」といったものがあったようです。
入山杏奈の特徴としては、非常に整った顔立ちによる美形と、スタイルの良さが人気の秘訣のようです。入山杏奈のそういったスタイルや容姿に関しては、メンバーからもかなり評判になるほどで、加入当初は美しすぎる研究生と言われるほどだったようです。

また、入山杏奈は、前髪に関しては強いこだわりがあるようで、毎日完璧なポジションになるように、前髪を調整するため、時間がかかっているようです。そういった前髪を整える様子も、同期のメンバーには度々確認されていたようです。
入山杏奈がAKB48に加入した理由
入山杏奈は2010年3月にAKB48の第10期生のオーディションに合格し、研究生候補になりました。入山杏奈がAKB48を目指した理由には、自分の夢を応援してくれる場所だと思ったからだったようです。

そして、オーディションを受けたいとは思ったものの、母親には伝えられなかったようで、学校の先輩に一緒に受けようと誘われたことから、母親に伝えることが出来たのだとか。

入山杏奈がAKB48に合格したのは、支配人によるとやはり美少女でスタイルが良かったというのが大きな理由だったようです。

その後研究生になり、研究生の中から結成されたチーム4に入山杏奈は参加することができなかったんです。同期の仲間たちに先を越される形になり、入山杏奈はかなり焦りを感じてたいようです。
入山杏奈はなかなか結果を出せなかった
2011年6月9日に行われた選抜総選挙でも、入山杏奈は圏外に終わっており、自分で少し期待していた気持ちがあったのだとか。

しかし、入山杏奈はその結果にくじけることなく、次の一年に向けて気持ちを入れ替えて、劇場公演に挑んだのだとか。

そういった努力もあり、入山杏奈は2011年7月23日にチーム4に昇格されたのを皮切りに、2012年に太田プロダクションに移籍を打診されて、移籍を決断sちえいます。
また、ワシントンDCで行われた全米桜祭りのイベントでは、「ヘビーローテション」を前田敦子のポジションを担当しているんです。このように、入山杏奈は少しずつながら、AKB48のメンバーとして結果を残し、大きな仕事を与えられるようになっていったんです。
手に傷を負うまでは安定したステップアップをしていた
26thシングル「真夏のSounds good!」で、入山杏奈は初めてのシングル表題曲に選抜メンバー入りすることが出来ました。
また、新たな組閣でチーム4の解体が発表されるものの、中心メンバーが多いチームAに移籍されることが発表され、入山杏奈が少しずつ認知されていくことになります。
現在女優としても人気になった川栄李奈、そして加藤玲奈と3人でユニットを組み「アンリレ」として活動する機会も得ました。このユニットでは指原莉乃と協力して「意気地なしマスカレード」を指原莉乃 with アンリレ」として4人で披露したこともあります。
なかなか選抜総選挙では高順位に入れなかったものの、2013年の選抜総選挙では、入山杏奈が30位にランクインし、アンダーガールズに選出されています。
握手会で入山杏奈は手に大きな傷を負わされた
アンダーガールズ入りを果たし、同期のメンバーとともにAKB48ブームの流れに乗って、人気が高まってきていた入山杏奈。しかし、そんな入山杏奈をまさかの事件が襲うことになります。
手の傷は傷害事件として扱われた
それが、握手会で起きた通称「ノコギリ事件」なんです。事件としての正式名称は「AKB48握手会傷害事件」というものになっているようです。

この事件は、2014年5月25日に、AKB48が行った岩手県滝沢市の岩手産業文化センターで開催していた握手会で起きた事件なんです。ノコギリを持った男性が、AKB48のグループのメンバー2人とスタッフを切りつけて負傷させたものになっています。
入山杏奈と川栄李奈が手に傷を負った
この2人のメンバーというのが、入山杏奈と川栄李奈だったんです。時刻は16時55分頃に起きて、犯人は青森県の24歳の男性だったようです。

そもそも、このAKB48の握手会というのは、どういったイベントなんでしょうか。この握手会は、基本的にはAKB48のCDをに封入されている参加券があれば、「誰でも参加できる」握手会となっているんです。

また、握手をするときは、グループのメンバーがファンを握手を行うために、レーンごとに区切られており、そこに一人ずつ入り、握手していくという形式が基本でした。
皆と同じようにレーンに並んだ男は、自分が選んだ川栄李奈と入山杏奈のレーンにおいて、いきなりノコギリを取り出して切りつけようとしたんです。そして、川栄李奈と入山杏奈が手に怪我を負い、それを守るとした男性スタッフが切りつけられてしまったんです。
手に傷を負っただけでなく心にも傷を負った
男は周囲にいた他のスタッフに取り押さえられ、警察に殺人未遂の容疑で現行犯逮捕されることになったんです。ノコギリ事件では、握手会の傷は手に負った傷がメインとなっていますが、実際には骨折や裂傷といった大きな怪我になっており、入山杏奈たちは病院に搬送されています。
すぐに縫合手術を受け、3人はノコギリ事件の翌日に退院していますが、この事件はかなり大きなニュースとなり、手の傷だけでなく、入山杏奈たちの心の傷についても心配する声があがっていました。

このノコギリ事件を起こした犯人は、青森県十和田市に住む、発達障害の診断を受けたことがある24歳の男性でした。2014年1月に仕事を失っていたそうです。

そして、AKB48のメンバーを狙った理由は、男がテレビを見ていていて、AKB48のメンバーが収入が多いこと、そして自分とは正反対だと感じたことによる、不満からの犯行だったようです。
身勝手な犯行動機で入山杏奈の手には傷が残った
犯人はそのため、5月の岩手県で行われる握手会のために参加券を入手し、自宅でのこぎりにカッターナイフを貼り付けるという改造まで行っていたんです。
入山杏奈が手に傷を負ったのは偶然でもあった
この改造によって鋭利さを増した凶器は、入山杏奈の手に大きな傷を残す怪我となったんです。そして、入山杏奈たちのレーンが狙われた理由は、たまたまそのときに参加者の列が短かったレーンが入山杏奈たちのレーンだったからという理由だったわけです。
握手会のノコギリ事件後、犯人の男は精神鑑定が行われ、責任能力が問えると鑑定されたことから、傷害罪および銃刀法違反の容疑で起訴されることになります。
握手会では、握手以外にミニライブなどが行われ、ファンとメンバーが楽しく交流できる重要なイベントでもありました。イベントは規模によって参加すrメンバーの人数に違いはあれど、数十名が参加し、多くのファンが集まるイベントでした。
入山杏奈の手の傷を含め大きなニュースになった
入山杏奈や川栄李奈、そしてスタッフが手などに傷を負ったことから、事件は日本を始め世界的に取り上げられるニュースになりました。

当日のワイドショーでは合計10時間以上の時間を割いて報道した局もあり、日本国外でもこのノコギリ事件はニュースになりました。

しかし、この握手会という特殊なイベントをうまく説明し、理解させることはなかなか難しく、一般の視聴者を含め、海外のニュースでは握手会自体を批判するような傾向があったようです。

そして、CDに握手券を封入させるという事自体を批判するようなニュースも行われ、その販売方法に対しても批判が起きるようになったんです。ただし、ノコギリ事件と握手会や握手券に関する事柄は、別に考えるべきという指摘も多かったようですね。
手の傷の深さを含め握手会の警備体制が変更された
握手会でノコギリ事件が起きたことから、まず運営側は入山杏奈たちの怪我の状況を報告するとともに、その心理面のケアを行うことを発表しました。そして、同時に、今後の握手会における警備体制の変更を考えることになります。

そもそも、昔から芸能人に対する危険な事故というのは度々起きており、女優の山口智子宅に、宅配業者を装った変質者が山口智子を襲おうとした事件なども起きており、より近い距離で触れ合える握手会においても、その警備体制を見直す必要は元からあったといえます。

このノコギリ事件が起きた後に、AKB48の運営会社は各種イベントにおける警備強化や、安全対策を行う用意警察から要請が入っており、AKB48劇場での公演は厳戒態勢のもと行わる日々が続きました。

事件後に行われたイベントやコンサートにおいては、7万人を金属探知機で検査するという措置も行われています。しかし、6月末までは、握手会イベントを延期し、7月になってから厳戒態勢のもとで再開されることになりました。
入山杏奈たちは手の傷を隠すようにギプスをつけた
怪我をした入山杏奈と川栄李奈は、負傷部位にギプスをはめて固定したり、包帯で痛々しい姿を見せることになり、活動を制限したものの、そのまま活動を再開することになります。

また、事件の影響を受けて、事件直後はAKB48のメンバーがSNSを自粛することになります。このことは握手会に参加していたAKB48メンバーだけでなく、SKE48など他の姉妹グループなど、グループ全体に影響を及ぼすことになります。

そして、AKB48グループだけでなく、同様の握手会イベントなどを行っているアイドルたちも、予定されていたイベントを中止するところも出ており、内容の変更を余儀なくされたんです。
この事件の詳細は、AKB48のドキュメンタリーでも扱われており、その事件の影響の大きさを感じさせるものになっています。
自演説は手の傷の酷さから否定された
事件が起きた当初は、入山杏奈たちの手の傷の怪我の具合の詳細が不明なこともあり、一部では運営による「自演説」が出たこともあるんです。

しかし、事件の詳細が明らかになるに連れて、ギプスの段階ではまだ疑惑が残っていたものの、その後に入山杏奈や川栄李奈の手の傷が、テレビなどで一瞬映ることもあり、その傷の大きさや深さから、そういった説は消えることになります。

当日のメンバーの参加人数は47人で、レーンの数は10レーン用意されていたようです。13時にミニライブが行われ、そのまま握手会が進めば21頃には握手会が終了する予定だったようです。

また、こういった事件が起きる前の段階でありながら、会場の整理スタッフや制服警備員は約100名ほど参加していたようです。そして、握手を行う前に両手を広げてもらうことで、危険なものを所持していないというチェックは一応は行われていたようです。
手荷物検査があれば手に傷を負うことはなかったかも
ある程度の警備スタッフや、手に不審物などを持っていないかはチェックしていたものの、手荷物検査に関しては行われていなかったんです。

手荷物検査に関してはキングレコードによると、手荷物検査に絡んでトラブルが発生すると、今後のイベントの運営が行いにくくなるため、という理由から全員に対する手荷物検査は行われていなかったようです。

ただし、AKB48の事務所によれば、ランダムな人に対する手荷物検査は行っていたようで、こういったそれぞれのイベントに対する、安全対策の不十分な部分が重なり合って、入山杏奈たちが怪我を負ってしまうことになったんです。
どのようにして男は入山杏奈の手に傷を負わせたのか
ちなみに、事件を起こした男は、握手をするためにレーンに並んだときは、手荷物は何も持っていなかったようです。また、レーンのテントには入山杏奈と川栄李奈以外に、大島涼花と倉持明日香、高城亜樹たちもそれぞれ順番に立っていたようです。

男はジャンパーの内側からノコギリを出し、テントの入口から近かった川栄李奈と入山杏奈と切りつけたというのが、一連の事件の流れだったようです。

2人を守ろうとして怪我負ったスタッフは、素手で凶器をつかみ、メンバーを守ろうとしたようですね。しかし、男に振り払われたようで、テント内でかなり激しいやり取りが起きていたことが想像することが出来ます。この男性スタッフの勇気ある行動が、他のスタッフが事件に気づけた理由にもなったそうです。

こういった事件はAKB48の握手会においてはいままで起きておらず、起きたトラブルもファン同士の小競り合いのようなものだけだったようです。また、スラッ付も、イベント制作会社のアルバイトスタッフだったようですね。
入山杏奈たちの怪我の詳細とは
改めて、入山杏奈たちが負った怪我の詳細も確認しましょおう。川栄李奈は右手親指の骨折及び裂傷、男性スタッフは左手の骨折、入山杏奈は右手小指の骨折および裂傷というものでした。それぞれ、2時間から3時間ほどの、治療や裂傷の縫合手術が行われたようです。

犯人の男は、警備会社の仕事を解雇されたあとは、食事と散歩をするとき以外は引きこもるような生活をおくっていたようです。

特定のメンバーを狙って怪我を負わせるというよりは、誰でも良かったという考えだったようで、人の集まるところで、人を殺そうと思っていたほどだったようです。

そのため、犯人は入山杏奈や川栄李奈の名前も知らなかったようです。このことを考えると、入山杏奈たちが手に傷を負ったのは、本当に運が悪かった以外の何物でもないといえる事件だったといえます。
手に傷を負わせた犯人は懲役6年に
事件に対する裁判も行われており、2014年11月4日に盛岡地方裁判所で初公判が行われています。このとき、傍聴希望者に対して、金属探知機による検査も行われているんです。

ここには、入山杏奈のファンを含め、AKB48グループのファンが傍聴人として裁判を傍聴し、その中で報復行為が行われる可能性を考えた上での、裁判所の判断だったようです。
裁判は最終的に、懲役7年を求刑されたものの、2015年2月10日に懲役6年の判決が言い渡されています。このことから、現在も犯人は、刑務所に服役中ということが考えられますね。
事件後の入山杏奈の活動
事件が社会に与えた影響は大きく、連日、事件のことがワイドショーなどに取り上げられることになります。入山杏奈たちは、その怪我の大きさだけでなく、精神的な面も考慮して、暫くの間は療養期間に入ることが発表されたんです。

そのため、入山杏奈たちは、番組に電話出演から始まり、少しずつ公の場に登場したり、スタジオでの収録に復帰するという、段階的な復帰が行われました。

しかし、2人が公の場に復帰したときは、まだ包帯やギプスが取れていない状態であり、その後もしばらくその状態で活動がつづいたようです。

怪我に関しては時間と共に治癒されていったものの、川栄李奈は事件当初は朝まで寝れない日々が続き、入山杏奈も自身初の主演映画の取材にも参加出来ないという状態だったようです。
段階的に入山杏奈は仕事に復帰した
事件から13日後に川栄李奈がまず、公の場に復帰し、AKB48関連のイベントに参加しました。入山杏奈は事件から23日後に公の場に復帰しているものの、2人とも、どこか以前のような元気を取り戻すのには、かなりの時間が必要だったようです。
後に分かったことによると、川栄李奈はこの事件の段階でAKB48を卒業しようと考えていたようですね。しかし、仲間の支えやファンの声もあって、活動をその後も続けて、2015年になってからAKB48を卒業しています。
入山杏奈も川栄李奈も、事件から100日以上が立ってから、劇場公演に復帰しており、握手会については、長期的に不参加が続いた後、川栄李奈は握手会には復帰することなく卒業しています。
また、怪我を負ったメンバーだけでなく、当時総監督としてグループの代表だった高橋みなみは、AKB48は終わったと考えていたようで、プロデューサーである秋元康も、グループの解散を考えるほどの事件だったようです。そして、すぐに握手会を再開しようと考えた別のスタッフに高橋みなみが激怒するという出来事もあったようです。
現場を知るメンバーの動揺は長期に渡った
本職はAKB48の衣装を制作するスタッフで、当時はAKB48グループの総支配人を担当していた茅野しのぶは、当時の状況は相当厳しいものだったようです。

特に、事件を目撃してしまったメンバーは、その後、隣にいる人が急に立ち上がるだけで、ビクビクとしてしまうような状況になり、夜寝れないメンバーが続出するなど、握手会どころか日常生活を正常に送ることすら厳しい状況だったようです。

そのため、スタッフやメンバーの保護者を含め、多くのサポートが必要となり、専門医なども常駐するような自体になったほどだったようです。

また、本来はこの時期に卒業を発表するはずだった小嶋陽菜は、卒業の発表を取りやめることにしたんです。その理由は、この事件の影響が強く、小嶋陽菜はしばらく卒業を延期し、卒業をするフリのドッキリを行うなど、メンバーが以前のように戻れるように笑えるイベントを用意するという立場に回ったそうです。
入山杏奈はセクシーなグラビアに挑戦しながら人気を獲得
現在の入山杏奈は、表面上はかつての事件にふれることはなく、変わりに新しい仕事に挑戦しながら、ファンを獲得していくことになります。

入山杏奈は2014年11月12日発売のピーチジョンのカタログで、初めての下着モデルを務めたのを筆頭に、その後はセクシーな体つきを活かして、水着グラビアや下着モデルを務めて、新しい仕事を獲得しています。

2015年に入山杏奈の生誕祭が行われ、9ヶ月ぶりに劇場公演に復帰し、2016年の選抜総選挙では2年ぶりの立候補で18位にランクインしています。

2017年3月22日には1stソロ写真集「美しい罪」が発売され、この写真集がかなり高い評価を受けて、入山杏奈が改めて注目されることになりました。

また、美容雑誌「VOCE」のレギュラーモデルとしての活動も始め、大きな怪我を負ったところから、AKB48を卒業することなく、現在も活動を続けています。
入山杏奈は2018年からメキシコに留学することになった
事件の記憶も薄れ、以前のような活動が出来るようになった入山杏奈ですが、2018年に驚きの発表を行うことになります。

それは、2018年3月10日に行われた「AKB48グループ センター試験」において、メキシコの新テレビドラマシリーズ「Like」において、日本人キャストとして出演することを発表したんです。そして、入山杏奈は4月から1年間メキシコに留学するということを発表したんです。

すでに入山杏奈は、現地に留学しており、ドラマのキャスト陣と合流した様子などをSNSで発信しているようです。また、メキシコやアメリカのロサンゼルスでレッスンがあり、空いた時間を使って、さらなる見聞を広めているようです。

その中には、現地ショーを見て、演技などの勉強もしているようです。また、ロサンゼルスで、現地のAKB48ファンに声をかけられたというエピソードも披露しており、海外での生活は概ね好調なようですね。

そういった経験から、入山杏奈は、いつかメキシコでライブが出来るくらい有名になれるように、毎日頑張って活動を行っているようです。

このLIKEに関してはあまり詳しい情報はないようですが、LIKEの前に放送されたドラマ「レベルで」では、劇中に登場したグループがデビューするという出来事が起きており、今回のLIKEでも劇中のポップ・グループがデビューすることはほぼ決まっているようです。
メキシコで入山杏奈は活躍できるのか
メキシコでは、少なくとも英語が話せる必要があり、ドラマの出演となれば、日常的な会話ぐらいは出来ないと、すぐに1年が過ぎてしまうことが予想できますよね。

実は、入山杏奈の学歴に関しては、結構高いレベルだと言われているんです。もともと、入山杏奈は偏差値が67ある千葉市立稲毛高等学校出身なんです。

その実力は、フジテレビのバラエティ番組「めちゃめちゃイケてるッ!」の人気企画である「期末テストシリーズ」でも披露されているんです。AKB48メンバーが出演したこのテスト企画では、入山杏奈は堂々の1位になっており、その学力は十分に高いことを証明したといえます。

高校を卒業後は、大学には進学しなかったようですが、そこには大学はいつでもいけるものの、芸能界での時間は限られているという気持ちがあったようです。もし、入山杏奈が大学に進学していたら、結構上の大学に入れていたことが予想されています。
入山杏奈のドラマは2年間かけて放送される
入山杏奈が出演するLIKEは、2018年8月ごろから放送開始が予定されており、その放送期間は2年という少し長めなものになっているようです。
日本で入山杏奈の出演しているドラマを見る方法があるのかは不明ですが、2年間の放送というのは、日本では少し珍しいタイプの長期ドラマ番組ですよね。

当初、この話を持ちかけられたときは、行きたいという気持ちはあったものの、同時にAKB48を卒業するかどうかということを、とても悩んだそうです。
しかし、1年という期間限定の留学であること、またファンがその発表を喜んで後押ししてくれたことから、入山杏奈はAKB48を卒業するという形は取らずに、留学という形でメキシコに行くことになったようです。
メキシコで使われるスペイン語で書かれたカンペを見ながら、旅立ちの挨拶をした入山杏奈。AKB48の人気が以前とはまったく違ったものになっているだけに、入山杏奈を含めて、多くのメンバーがいろんなことにチャレンジしているというのが、現状だといえますよね。
今後も女優としての活動を希望
入山杏奈は、このメキシコ留学の前にdTV×FOD共同制作ドラマ「花にけだもの」に出演しており、クールで謎の多い美少女を演じています。

もともと、200万部を突破している人気コミックが原作となっている作品を、実写ドラマ化したものであり、入山杏奈以外にも美男美女が出演していると話題になった作品だったんです。

入山杏奈は、高校時代からこの原作コミックのファンという背景もあり、自分の大好きな漫画に出演するというだけに、かなり意気込みは強かったようです。

いわゆるAKB48の活動とは違い、外仕事という形で、まったく面識のない共演者たちと1からドラマを作るというのは、かなり刺激があったようですね。普段は引っ込み思案な入山杏奈も、この現場では自分からコミュニケーションを取るように努力したようですね。
入山杏奈の小学校からの夢は華ひらくのか
入山杏奈は、小学生のときにドラマを見て以来、ずっと女優という仕事に憧れがあったそうです。AKB48のオーディションを受けたのも、幅広いジャンルに挑戦出来るという要素も強かったようで、その中で自分の夢だった女優の仕事がどんどん増えているという状況ですね。

誰もが想像しなかったノコギリ事件という悲惨な事件は、入山杏奈の夢を閉ざしかけたものでしたが、それに負けずにここまで戦ってきたというのは、すごい部分ですよね。事件後もAKB48を卒業はせずに、アイドルとしての活動を続けているわけですから、その意思の強さは相当なものだといえます。

また舞台「歌姫」というものも経験しており、舞台の経験と、AKB48メンバーで製作されるドラマの経験は、入山杏奈にとって女優という職業の楽しさをさらに高めるものになったようです。
一年後の入山杏奈の姿が楽しみ
入山杏奈や川栄李奈が巻き込まれたノコギリ事件について紹介しました。AKB48の握手会で起きたこの事件をなんとなく知っている人は多かったかもしれませんが、改めてその事件の詳細を知って驚いた人も多いかもしれません。

手に出来た傷だけでなく、その心に受けた傷は消えることなく現在も残っているというのが事実だといえます。AKB48を卒業するという道を選んだ川栄李奈と、そのままAKB48に残ることを決断した入山杏奈という、それぞれの違う道を選んだ2人の決断も興味深いですよね。

何よりもメキシコという、日本とはまったく違った地で、入山杏奈がどのように成長してくるのか気になりますよね。日本でも入山杏奈のメキシコでのドラマがチェック出来たら、その活動がどんなものか見てみたいですよね!
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