吉田日出子の現在と若い頃の画像！高橋克典との関係や病気についても調査

昭和には、数々の名俳優や名女優が生まれました。その中に、吉田日出子がいます。普段のゆったりとした口調からは想像できないほど、様々な役柄を見事に演じてしまう吉田日出子はまさに昭和を代表する女優の1人です。数々のドラマや映画、舞台などで活躍し人気となっています。さらに、その独特の口調は清水ミチコがモノマネして注目されました。

しかし、そんな吉田日出子は病気を発症した事を自身の著書で明かし大きな話題となりました。その後は女優業はあまり活動しておらず、現在について気になっているファンも多くいます。また吉田日出子と言うと、恋愛でも様々な報道があり話題を起こした人物でもあります。その中には、今では有名で女性ファンの多い高橋克典もいます。一体どんな関係だったのでしょうか。

そこで今回は、吉田日出子について詳しく見ていきましょう。吉田日出子本人についてや、人気が絶頂だった当時の画像も一緒に詳しくご紹介していきます。また、恋多き吉田日出子の過去の恋愛について、高橋克典との当時の関係などもご紹介していきましょう。著書で明かされた病気や、現在の様子や活動についても詳しく見ていきます。

吉田日出子は、本名平松日出子と言い昭和を代表する女優です。出身地は石川県で、2018年現在で74歳です。吉田日出子は、父親は戦死しており、医者だった母親が戦後疎開先から東京に戻り開業し、姉と吉田日出子を女手一つで育てています。その後母親は再婚しており、吉田日出子の下にさらに妹が誕生しています。

吉田日出子は、高校を卒業して俳優座養成所に入りその女優としてのスキルを学びます。吉田日出子の名が世間に広まったのは、1979年に初初演された「上海バンスキング」です。「上海バンスキング」は、この後15年間講演されますが、昭和初期の上海の様々なヒューマンヒストリーを音楽劇で表した名作です。これをきっかけに、吉田日出子の女優としての活躍が増えていきます。

1989年には、映画「社葬」で報知映画賞最優秀助演女優賞を受賞、さらに日本アカデミー賞助演女優賞も受賞しています。この頃には人気が絶頂で、様々なテレビドラマや舞台、映画などに出演しています。当時の画像を見ると、清潔感のあるボブスタイルに目尻の下がった優しい顔立ちが現在の吉田日出子とあまり変わっていない事が分かります。

画像でも分かるように、当時から優しい顔立ちの吉田日出子は恋多き女優でもありました。数々の芸能人との恋愛の報道も多くされ、恋愛でも話題を呼ぶ人物でした。その中には、自由劇場の座長である串田和美やミュージシャンの岡林信康、さらに俳優である小日向文世などがいます。当時名をはせていた人物ばかりと言う事もあり、かなりの話題となりました。

また、それらの報道のほとんどが同棲と言う形で報道されています。この報道されていた人物の中でも関係がより濃密だったのが、岡林信康です。事実婚関係とも言われるほど仲が良く、結婚すると思っていた人も多かったようです。さらに吉田日出子は、現在は俳優として有名になっていますが、交際当時は無名だった高橋克典との関係もあります。

当時話題の中心だった人物ばかりと交際していた吉田日出子ですが、特に現在も話題となっているのは高橋克典との関係です。なぜ高橋克典との関係が話題となっているかは、2人の年齢差です。なんと、吉田日出子と高橋克典は年齢差が21歳もあり吉田日出子がかなり年上なのです。吉田日出子が高橋克典との関係を報道されたのは、1995年とまだ高橋克典が無名の頃です。

報道された当時は、既に2人は同棲していたようです。高橋克典はまだ無名な事を考えると、既に女優として地位を築いていた吉田日出子への憧れなどもあったかもしれません。吉田日出子は、その後高橋克典が売れ始めるまでずっと支えていたそうです。高橋克典はモデルの中西ハンナと結婚していますが、吉田日出子の支えあっての現在の活躍ともいえるかも知れません。

若い頃の吉田日出子の画像を見てみると、とても柔らかく優しい雰囲気のある女性です。結婚していてもおかしくないのですが、実際にはどうなのでしょうか。実は、恋多き女優ではありましたが結婚はしていないようです。事実婚関係になった岡林信康とも結婚はしておらず、明確に判明している訳ではありませんがまだ未婚の身でいるようです。

様々な芸能人との関係が騒がれていた吉田日出子ですが、やはり女優として多忙だった事も間違いありません。女優としての活動に力を入れていた為、結婚にまで至らなかったのも理由の一つかも知れません。もしも報道された芸能人の中の誰かと結婚していたとなると、その後の女優としての吉田日出子の活躍は見れていなかったかも知れません。

昭和を代表する女優の吉田日出子ですが、実は女優として致命的な病気を抱えていた事が自身の著書によって明らかにされています。その病気とは、「高次脳機能障害」と言う病気です。吉田日出子は、2014年に出版した著書である「私の記憶が消えないうちに」で、初めてこの病気の事を明かしています。タイトルで分かるように、記憶に障害の出てしまう病気です。

病気についてはこの後詳しく説明していきますが、この病気によって吉田日出子はセリフを覚える事が困難になってしまい、通い慣れた道でも迷ってしまうようになってしまったそうです。その為、2007年に主演していた舞台を突如降板して以来女優として活動する事が無くなってしまいます。いきなりの降板と休業に、ファンから多くの心配の声が寄せられました。

吉田日出子が発症してしまった高次脳機能障害とは、主に脳に損傷を負ってしまった事によって様々な神経心理学的障害を引き起こしてしまう病気です。分かりやすく説明すると、脳血管障害で記憶障害などを引き起こしてしまう病気です。損傷を負った部分によって、障害の現れ方にも違いがあり多角的な診断を必要とする発見なども難しい病気です。

この病気は、日常生活にも支障をきたしてしまうような障害を発症してしまうので様々な面で困難に直面してしまいます。吉田日出子は、セリフや道などを忘れたり覚えられないと言った面での困難を著書にも記しています。その為、現在では脳疾患リハビリテーションの制限を超えて受けられるリハビリや生活訓練プログラムなどの支援が実施されています。

病気によって舞台を降板して女優業を休業していた吉田日出子ですが、懸命なリハビリのおかげか2010年には「上海バンスキング」の再演の舞台に出演しています。女優として待望の復帰を果たしたのです。これには、並々ならぬ努力や辛いリハビリを乗り越えた事が伺えます。しかし、残念ながら病気は完治していないようで、現在も様々な困難に直面する事があるようです。

翌年には「冬のサクラ」と言うドラマにも出演しています。まだセリフを忘れると言った事もあるようですが、体調などを見ながら女優業も行っています。2018年現在までのそれ以降の女優としての活動は見られていませんが、年齢に加えて病気の症状との戦いもある事を考えると、今後もゆっくりとした女優としての活動が推測されます。

今後の吉田日出子の活動はどうなるのでしょうか。画像のように人気が絶頂だった頃のような女優としての活動はあまり見込まれません。病気の症状と戦いながら復帰した事を考えると、現在は吉田日出子の体調の方が最優先です。ゆっくりと度々ドラマや舞台などに立つ事が推測されます。何よりも、吉田日出子の体調の改善が一番と言えるでしょう。

また、吉田日出子は著書を発表した事で新たに文章力の才能も発揮しています。女優としての活動は体調を見ながらと言う事を考えると、今後も新たに著書を発表する事があるかも知れません。高次脳機能障害は、まだ認知も少なく悩む患者もたくさんいます。女優として名をはせた吉田日出子が発信する事で、新たに病気への認知も広まるかも知れません。

昭和を代表する女優、吉田日出子。恋多き女優としても有名な吉田日出子は、病気と言う困難に直面しながらも女優としての活動を諦めない芯の強い女性でした。そのパワーは、若い頃の柔らかい表情をした画像からは想像が付かないほどです。今後も体調を見ながら、その元気な姿を見られる日に期待しましょう。