寺島しのぶの旦那(夫)と息子について！子供はハーフで歌舞伎役者？

女優の寺島しのぶは現在、結婚し、子供もいます。そんな寺島しのぶの旦那はどこの人なんでしょうか。また、職業や年収も調べました。そして、どうやら寺島しのぶと彼女の夫との間にできた息子は、どうやらハーフの子供のようです。歌舞伎界では初のハーフの役者となる息子についても調査しました。

女優の寺島しのぶのプロフィールについてみていきます。結婚後の本名は寺島グナシア忍です。1972年12月28日生まれのB型で、出身は京都府京都市ですが、育ちは東京です。身長は163cmあり、所属事務所はトップコート系列のアプティパです。

寺島しのぶは歌舞伎の家系に生まれました。自分が男だったら、歌舞伎役者になりたかったそうです。そんな寺島しのぶの父親は七代目尾上菊五郎で、母親は女優の富司純子（ふじすみこ）です。さらに、弟は五代目尾上菊之助という歌舞伎の名門である「音羽屋」に生まれました。

寺島しのぶの経歴としては、小学校から大学まで、青山学院で過ごしました。スポーツのできる学生であったようで、中学校時代にはバレーボール部、高校時代にじゃハンドボール部に所属していたようで、エースとして活躍していたようです。また、それだけでなく、非常に意義のある高校生活を送ったようで、自身がボーカルを務め、男子生徒とバンドを組んで、レベッカなどをカバーし、学園祭などで披露していたようです。

青山学院大学在学中に、舞台やテレビドラマを中心に活動しているようです。歌舞伎家系で育ったにもかかわらず、性別のためになれないことに葛藤したり、女優になっても同じ女優である母親の富司純子と比べられてしまうことに悩んだりしたそうです。

しかし、2010年に実力を見せ、ベルリン国際映画祭において、最優秀女優賞を受賞しました。また、アメリカのCNNでは、「まだ世界的には名前は売れていないが、演技力のある日本人俳優7人」のうちの1人に選ばれています。

寺島しのぶと、寺島しのぶの旦那となる人物の馴れ初めについて調べました。寺島しのぶがフランス人アートディレクターのローラン・グナシアと出会ったのは、2006年の秋にあった、東京での映画祭のようです。

そこでローラン・グナシアは主催として活動していました。出会った当時、ローラン・グナシアに一目ぼれした寺島しのぶは全く英語が話せなかったのにもかかわらず、ありとあらゆる手段を使い、猛アタックしたそうです。

実際には、寺島しのぶは、フランス人が籍を入れ、書類上夫となることがまれなことがわかっていたので、ローラン・グナシアと結婚するとは思っていなかったそうです。そのため、結婚しなくても一緒にいられればいいと思っていたようです。

しかし、ローラン・グナシアの方が真剣に考えていて、彼の友だちからは、寺島しのぶは伝統的な家系出身のため、通常のフランス人のようなことではルーズだといわれていたため、寺島しのぶの旦那となったそうです。

そして、2007年の1月21日に、寺島しのぶは千葉の海でプロポーズされたそうです。さらに、シチュエーションだけでなく、そのプロポーズの仕方もロマンチックで、ローラン・グナシアは「僕の奥さんになってくれますか？」と英語で砂浜に書いてくれていたそうです。

その時、寺島しのぶは即座に「ウィ（フランス語で「はい」）」と答えていたそうです。プロポーズから3か月後の2007年4月、日枝神社で寺島しのぶとローラン・グナシアは挙式をしました。そして、これは、歌舞伎界では異例の国際結婚だと、話題を呼びました。

2007年2月26日、寺島しのぶは、フランス人アートディレクターのローラン・グナシアと婚姻届を提出しました。現在彼女の旦那であるローラン・グナシアは、1967年生まれ、フランスのトゥールーズ出身です。最終学歴は、トゥールーズ大学数理経済学部だそうで、現在は、アートディレクター兼キュレーターやプロデューサーです。

来歴としては、パリのクレディ・リヨネ経済センターに在籍中に、2年間、世界中を飛び回っていたそうです。その後、ベルギーの映画製作会社である「IN BRUXELLES」で勤め、カンヌ国際映画祭において出品した、イヴァン・ル・モワーヌ監督による『リュシアン赤い小人（原題：”Le Nain Rouge”）』をプロデュースしたそうです。

1997年には、マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭のディレクターとして活躍し、2003年にファッションブランドの「アニエスb」の日本での文化事業推進部に参画するために来日しました。そしてそこで3年間、プロデューサーやキュレーターとして活動し、映画やファッション、音楽といったアートに携わり、様々なイベントを手掛けたそうです。

寺島しのぶの旦那の職業は、前述したように、アートディレクターです。具体的には、アートディレクターとは、広告や宣伝、グラフィックなどの幅広いビジュアル面での統括や監督をする仕事です。また、寺島しのぶの旦那のローラン・グナシアの経歴には、ファッションブランドである「アニエス」の日本支社での勤務経験があります。

また、現在は、実業家で、「クリエイティブアートディレクター」の所属事務所的な存在である「ラ・ボアット」を経営しています。十分すぎる経歴から、気になるのが旦那の年収ですが、年収については下記で別に述べます。

職歴や肩書きを見ると、セレブでかなりの年収を稼いでそうなイメージの、寺島しのぶの夫のローラン・グナシアですが、実際どれぐらいの年収を稼いでいるのでしょうか。一般的に、アートディレクターの年収は、400万～800万のようです。

しかし、寺島しのぶの夫のローラン・グナシアの場合、自営業でもあるので、具体的な数字は明らかでないものの、大手広告代理店の社員の数倍の年収を稼いでいるといわれています。寺島しのぶ自身、歌舞伎家系で育ち、女優として活動しているので、2人の年収を合わせると、驚愕の年収になりそうです。

フランス人の旦那というだけでも話題ですが、寺島しのぶが結婚後、じわじわ気になるのが旦那との結婚生活です。フランス人との生活はどのようなものなのでしょうか。寺島しのぶは、何事もフィフティー・フィフティーで、旦那のローラン・グナシアと分担しているそうです。

それは、生活費といったお金のことだけでなく、料理などの家事にも及びます。「専業主婦」という言葉があり、女性が家事だけでなく育児も全て負担しなければいけない日本とは違うことが利点だと、寺島しのぶは捉えているようです

現在、寺島しのぶの旦那であるローラン・グナシアにはどうやら、フランス人の前妻がいるようです。一部では寺島しのぶによる略奪婚といわれたようですが、実際、ローラン・グナシアとフランス人前妻とはあくまで事実婚だったようです。ローラン・グナシアと前妻の間には子供もおり、クレオという名前の娘だそうです。フランスでは、婚姻届を提出しない、事実婚が主流です。

というのも、フランスでは、個々の尊重が重要視されるからです。婚姻届を提出しない事実婚カップルの間に生まれた子供の親権も、きちんと両者にあるようです。つまり、事実婚カップルが”離婚”すると、どちらか片方だけに親権がいくのではなく、両者に親権があるのです。寺島しのぶとローラン・グナシアが出会う前、ローラン・グナシアはフランス人の前妻と”離婚”していたようです。

そして、ローラン・グナシアにも、彼の前妻にも親権があるため、2人も子供である娘のクレオもフランスで生活していたものの、日本にもよく来て、ローラン・グナシアの東京の自宅に滞在していたといいます。ローラン・グナシアの子供のクレオは自身の父親はもちろん、日本自体が好きだったため、よく訪日していたそうです。

寺島しのぶの旦那と彼の前妻との間にできた娘のクレオが、日本によく来て、父親のことも日本のことも好きだったのが、わかりました。しかし、2011年を境に事件が起こります。東日本大震災や原発事故があったため、ローラン・グナシアの前妻が、娘のクレオを日本に行かせたくなくなったのです。

フランスの原発へ警戒心は1986年にウクライナで起こった、チェルノブイリ原発事故からきているそうで、ローラン・グナシアの娘を日本に行かせる・行かせないというのは、フランスで裁判にまで発展したようです。

ローラン・グナシアは、クレオの訪日許可や、日本が放射能にまみれているわけでないということを再三アピールしたようですが、ローラン・グナシアの訴えは却下されたそうです。それにも関わらず、ローラン・グナシアは諦めずに訴え続け、最終的には勝利を収めました。

また、寺島しのぶとクレオの関係は良好なようで、寺島しのぶ自身のブログにも頻繁に登場するようです。また、クレオは、寺島しのぶと自身の父親であるローラン・グナシアとの結婚式にも参加しているほどです。

寺島しのぶは、2012年9月12日、旦那のローラン・グナシアとの間にできた息子を出産しました。歌舞伎界では初のハーフの役者誕生だと話題になりました。その息子の名前は「眞秀（まほろ）」といいます。歌舞伎家系に生まれたものの、女性という立場上なれなかった寺島しのぶは、息子ができたら歌舞伎役者にしたかったそうです。

その思いは年を重ねるごとに強くなっているようで、寺島しのぶの弟の梨園デビューから約30年が経過、現在では寺島しのぶは弟へのリベンジのために、息子の眞秀を歌舞伎役者にすべく、既に英才教育を始めて、息子の美的センスを磨いているそうです。眞秀が赤ちゃんの時から、歌舞伎のDVDを見せたり、美術館に連れて行ったりしているそうです。

ちなみに、寺島しのぶの熱心な教育だけのように取れますが、実際、眞秀自身も歌舞伎が大好きで、眞秀の好きな歌舞伎役者は市川海老蔵だそうです。そして最近では、尾上流に日本舞踊も習っているそうです。

子供がハーフだと、気になるのがその顔立ちです。寺島しのぶと旦那のローラン・グナシアの子供である眞秀はハーフですが、どちらかというと、寺島しのぶ似のハーフの子供なようです。はっきりとした顔だちではあるものの、日本人よりの顔のつくりをしています。しかし、内面はフランス人の父親にそっくりなようで、3歳でも自分の意志をはっきり言える子供だと、寺島しのぶは語っているようです。

以上を踏まえると、寺島しのぶの子供である眞秀が通う幼稚園も当然、歌舞伎役者になることを前提に決められます。それは、小中高一貫教育を提供する有名私立幼稚園だそうです。園舎見学会の際、寺島しのぶは3歳の子供である眞秀を連れて、松本幸四郎や中村吉右衛門、市川染五郎などが通ったとされる、歌舞伎役者ご用達の学校に行ったそうです。

ここまで、歌舞伎役者にするために徹底した教育を設けると、寺島しのぶは弱冠やりすぎな教育をしているようにも見えますが、前述した通り、眞秀自身も歌舞伎が好きなので、後に紹介する歌舞伎役者デビューも、息子である眞秀自身の意志だったようです。

どれぐらい歌舞伎が好きかというと、幼少期の頃の寺島しのぶは、歌舞伎を見ても飽きて楽屋で遊んでいたのに対し、眞秀は昼夜通しで舞台を見ても平気なくらい好きなようです。そして、眞秀自ら、歌舞伎役者である祖父（寺島しのぶの父である菊五郎）に歌舞伎をやりたいという意志を伝えたそうです。

2017年5月、ついに寺島しのぶのハーフの息子である眞秀が歌舞伎役者として、初お目見えになりました。東京の歌舞伎座で初日を迎えた「團菊祭（だんきくさい）五月大歌舞伎」において、眞秀が出演しました。

昼の部の『魚屋宗五郎』で、酒屋丁稚与吉（さかやでっちよきち）を演じました。歌舞伎座での最初に台詞をはっきりとした口調で発すると、客席からは歓声が沸き起こったそうです。

その時は、寺島しのぶも感動し、客席からの拍手を聞くと、感極まって涙が出たそうです。そんな母親を差し置いて、眞秀自身は、舞台から大親友の子と彼の祖母である富司純子の顔が見えて、笑いそうになったのを、必死で堪えていたようです。

女優の寺島しのぶの夫や、彼とのハーフの息子についてのまとめでした。寺島しのぶの夫はフランス人で、歌舞伎界では初の国際結婚、年収もかなりあるすごい人物だということが発覚しました。また、そんな寺島しのぶと彼女の旦那との間にできた息子に関しては、歌舞伎界で初のハーフの役者で、これからの将来の期待の星となっています。