寿美花代と旦那・高島忠夫の今現在は!長男と家政婦との事件とは?

日本の女優・タレントで宝塚歌劇団の元星組男役トップスターの寿美花代は、俳優・司会者でも大人気の夫の高島忠夫と関西弁の巧みな話術を交わすおしどり夫婦ぶりはよく知られています。寿美花代の経歴と今現在、そして第一子のご長男の事件について詳しく見ていきましょう。

目次

  1. 寿美花代プロフィール
  2. 寿美花代が宝塚歌劇団を退団した
  3. 悲しい事件が寿美花代と高島忠夫に襲いかかった!
  4. たくさんの病気を患ってしまった夫を懸命に支える寿美花代
  5. あれから5年!寿美花代と旦那・高島忠夫の今現在は!
  6. まとめ:現在2人は助け合いながら生きている

寿美花代プロフィール

日本の女優・タレントで宝塚歌劇団の元星組男役トップスターの寿美花代(すみ はなよ)のプロフィールを見ていきましょう。

【本名】高嶋 節子
【生年月日】1932年(昭和7年)2月6日
【出身地】兵庫県西宮市
【サイズ】162cm 靴23.5cm
【血液型】AB型
【学歴】宝塚音楽学校 1948年卒業
【趣味】海外旅行、絵を描くこと

寿美花代の宝塚歌劇団時代とは?

女優の寿美花代の宝塚歌劇団に入る前は、芦屋高等女学校(現:芦屋学園中学校・高等学校)に入学。卒業後の1948年に宝塚歌劇団に入団しました。宝塚歌劇団35期生になります。宝塚入団時の成績は46人中35位だったそうです。『春のをどり』で初舞台を踏みますが宝塚に入るまで女性のみの劇団ということに気付いていなかったそうです。

スターになったきっかけは、1951年『蜜蜂の冒険』の代役で主役ペーアに演じ、1952年『猿飛佐助』で初主演し、その人気はブロマイドの売り上げ1位になるほどでした。1953年には『アンニー・ローリー』で宝塚新人演技賞を受賞します。1958年『三つのワルツ』で淀かおる、大路三千緒とともに芸術祭奨励賞(大衆芸能の部)を受賞します。その後、数々の受賞をされています。

女優・寿美花代の宝塚歌劇団の代表作は1960年に芸術祭賞を受賞しました「華麗なる千拍子」です。テアトロン賞も受賞し、翌1961年にも上演され出演しています。それまでの男役とは違い、パイナップルの女王役で網タイツの脚線美を披露した場面が話題をさらったそうです。

寿美花代が宝塚歌劇団を退団した

今話題の女優寿美花代は、1963年に旦那になる高島忠夫との結婚のため、花・星組合同公演『タカラジェンヌに栄光あれ』を最後に退団しました。寿美花代は、高島忠夫との結婚後は、『ごちそうさま』(日本テレビ)に夫婦で長年出演するなど、主にテレビ番組で活躍を続けました。平成以降、『平成教育委員会』や『ちちんぷいぷい』などのバラエティ番組にも単独で出演していらっしゃいます。

『ごちそうさま』(日本テレビ)では、夫の高島忠夫との関西弁の巧みな話術を交わすおしどり夫婦ぶりを発揮し、1971年1月11日から1998年3月31まで、平日のお昼に放送された長寿料理番組となりました。

寿美花代と旦那・高島忠夫の『ごちそうさま』は、27年間も続く長寿番組となりました。始めた頃と終盤の頃との写真がみつかりましたの比べてみました。仲が良いのは変わりませんね。日本の代表するおしどり夫婦として有名となりました。

悲しい事件が寿美花代と高島忠夫に襲いかかった!

女優の寿美花代と俳優の高島忠夫の結婚翌年の1964年には、長男で初めての息子・道夫くんを出産し、幸せいっぱいの日々を送られていらっしゃったのですが、息子を出産されてから五か月後、まさかの悲劇に見舞われます。

なんと、2人の愛情の結晶といえる息子が殺害されてしまったのです。この事件は悲しい事実も隠されており、40年以上経った現在でも胸を痛めているようです。初めての息子だっただけにその悲しみは、しばらく日常生活に戻れないほど精神を病んでしまったようでした。

寿美花代と俳優の高島忠夫のご自宅の風呂場できちんと蓋の閉まった風呂桶の中に沈められている長男が発見されてました。警察や消防への通報と共に、長男はただちに自宅近くの小倉医院へ搬送されましたが、既に心肺停止状態であり、人工呼吸などが試みられましたが助かりませんでした。その後、警察は殺人事件として捜査が開始されました。

寿美花代の旦那・高島忠夫の長男が殺害され、犯人はいったい?

高島忠夫との結婚を契機に、宝塚歌劇団を寿退団しました女優 寿美花代は男の子を出産し、幸せいっぱいの日々を送られていた寿美花代さんですが、同年、長男道夫くんが殺害されるという大きな不幸に見舞われました。犯人はいったい誰だったのでしょうか?

1964年8月24日、当時、住み込みで働いていた、17歳の家政婦から、「道夫くんがどこにもいない」と連絡があり、女優 寿美花代と旦那の高島忠夫ご夫婦は、この家政婦と、家の周辺をあちこち探し回ったそうです。しかし、見つからず寿美花代はひょっとしたらと思い、家に戻り、お風呂のふたを開けると、浴槽の中に沈められている、生後5ヶ月の道夫くんを発見されたのだそうです。

犯人は家政婦の17歳の少女だった

東宝の銀幕スターだった高島忠夫とタカラジェンヌであった寿美花代というビッグカップルの不幸な事件は、警察の捜査が進んでいくと、長男道夫くんがいなくなっていることに最初に気づいた家政婦の少女の証言が疑わしくなり、同日のお昼すぎに17歳の少女は、自分の犯行であることを自供したそうです。

①少女以外に不審者を見た者がいないこと、
②少女以外に道夫くんの泣き声を聞いた者がいないこと
③高島家では犬を飼っており事件当日の夜は吠えていない
④普段、全員がお風呂に入り終わった後、この日に限り、浴槽のお湯を捨てていなかったこと
⑤犯人がもし、物取り目的で押し入ったとすれば、赤ちゃんが証人となるわけがなく、殺すというのは不自然であること
⑥また、道夫くんを浴槽に入れて、きちんとお風呂のふたを閉めて、立ち去るというのも不自然である
少女を問いただしたところ、同日午後1時半頃、少女は、
自分の犯行であることを認めた

家政婦の17歳の少女とは

当時、17歳の少女の家政婦のほかに、高島家の親戚関係の69歳の女性の家政婦。亡くなった長男道夫くんの世話係として雇われた看護師で29歳の女性の3人住み込みで働いていたそうです。

もともと高島家の家政婦は犯人の家政婦の少女1人だけでした。家政婦の少女は高島夫妻に不満や恨みがあったわけではなく、むしろ高島夫妻のファンだったそうです。高島忠夫も寿美花代も二人とも家政婦の少女をかわいがっていました。そして家政婦の少女も高島夫妻のために一生懸命に働いていました。その甲斐もあり、後に高島忠夫の付き人になります。

犯行の動機は

付き人になると高島忠夫と一緒に仕事に出かけなくてはなりません。家事などに支障がでてきたのでしょうか。そのため、69歳の女性が家政婦として雇われ、そして道夫さんが生まれたことにより、専属として29歳の看護婦が雇われることになりました。しかし、高島夫妻が息子の方に愛情が注がれてしまい、自分は疎遠に扱われるようになったと感じるようになっていきます。

看護師は大学病院に勤務していた経験などから、少女よりも3倍もの給料を取っていたそうです。付き人になっていた家政婦の少女は家を空ける事が多くなり、そうすると家政婦が、家のことを取り仕切るようになっていました。

また、高島夫妻が旅行に行く際、もう一人の家政婦と看護婦にはおみやげを買ってくると約束していたのに、自分は何も言われなかったと家政婦の少女は思い悩み、看護婦に対する嫉妬と反感をつのらせていったのでした。幼い17歳の世間知らずと言え、感情的には幼かったというしかありません。

犯行の瞬間

少女の犯行当時は、まず家政婦としての仕事をこなしてから午前1時過ぎにお風呂に入っていたのです。自室へ戻って休んでいたところ、隣の部屋で寝ているはずの長男がぐずり始めたんだそうです。長男は少女の足などを掴んでかまってもらって上機嫌になっていたんだそうです。

あやすために庭先で長男を抱いていましたが、足が汚れたりしてしまったので再び浴室へ戻ったとき「長男が居なければ自分に高島夫妻の愛情がもどるのでは?」と思ってしまい、気がつくと湯船に長庵を沈めてしまっていたのです。そのままでは犯行がバレてしまうと自分を守るために、物取り犯行に見せかけることで自分に捜査の手を及ばないように細工しました。

事件のその後と少女の今現在とは?

その後、家政婦の少女は当時未成年者でありましたが、成人と同様の罪で起訴され、1965年に東京地方裁判所で懲役3年~5年の不定期刑を言い渡されました。今現在、少女がどうしているのかは不明です。

事件後にイタズラ・嫌がらせ電話が鳴り止まず

犯行当時、電話がかかってきて受話器を取ると「オギャーオギャー」と声を聴かされたり、「ママー苦しいよ」と嫌がらせがあったそうです。現在は息子2人にも恵まれ、そういったことはないようです。

高島忠夫も人知れず泣いてた

夜中の夫の高島忠夫も人知れず泣いていて、その姿を見て可哀そうだった寿美花代は振り返ります。また、女優 寿美花代は、息子の道夫君の事を思い出し、胸とからだも変になる、私は一生、赤ちゃんの泣き声、心がえぐられると日記にも記しています。

現在改めて息子が殺害された事件を振り返って

2013年6月18日、俳優の高島忠夫が久しぶりにテレビ出演することでも話題を集めていたフジテレビ系「独占密着!真実の高島ファミリー『忠夫さん、死ぬまで一緒やで』~寿美花代 献身愛で闘う夫の病~」という番組では、49年前(2013年当時)の長男殺害事件について、寿美花代が、自らの口で語りました。

今現在でも事件の後遺症に苦しみ続けていることなどを明かしました。寿美花代は、事件以来、現在でもお風呂につかることができず、シャワーしか浴びれないそうです。

現在は介護をしている寿美花代

2013年に『カスペ!』(フジテレビ系)で、日常生活もままならない夫を寿美が懸命に支える“老老介護”の姿がドキュメンタリー番組として放送されました。あれから5年が過ぎ、現在では寿美花代も介護される側になっているといいますが、本当の事はどうなっているのでしょうか?

たくさんの病気を患ってしまった夫を懸命に支える寿美花代

2013年6月18日、19:00~フジテレビ系列のカスペにて「独占密着!真実の高島ファミリー『忠夫さん、死ぬまで一緒やで』~寿美花代 献身愛で闘う夫の病~」が放送されます。

寿美花代の旦那・高島忠夫は、20年前68歳のとき、「重度のうつ病」を発症し芸能活動を休止します。その後、糖尿病、パーキンソン症候群、心臓病、足腰が弱り、続いて不整脈で15時間にも及ぶ、心臓にペースメーカーをつける手術を受けました。今でも闘病生活を送られています。計り知れない苦難とどう向き合ってきたのかと思うと心が締め付けられそうです。

夫を献身的に支える妻・寿美花代は、81歳(2013年)という年齢にして現役時代と変わらぬプロポーションと若々しさを保っていらっしゃいました。彼女のモットーはどんなつらいことがあってもユーモアを大切に明るく笑顔でいることだそうです。

そんな“寿美花代流”老老介護の現実をカメラは映し出しました。芸能人といえども、高齢化社会の一員。さまざまな不安を抱えながらも、残りの人生を少しでも楽しく幸せに生きようとする寿美の姿に迫ったドキュメンタリー番組でした。

あれから5年!寿美花代と旦那・高島忠夫の今現在は!

寿美花代と旦那・高島忠夫は、87歳と86歳になっており、現在ふたりとも身辺の世話が必要な状態になっているという噂もでています。高島忠夫はすでに介護施設に入っているという噂もあります。自宅には寿美花代がおひとりで住んでいて、自宅介護の状態なんだとかと語る芸能関係者もいらっしゃるようです。

寿美花代の現在がやばい…「かなり衰弱している」「ろれつ回らない」【あの人は今】とYouTubeに掲載もされました。心配ですよね。

息子の高嶋政伸が語った「壮絶介護」

週刊女性の取材で、<独占告白>高嶋政伸が語った「壮絶介護」高島忠夫・寿美花代の今が2018年5月に掲載され、現在のご夫婦のご様子がわかって参りました。

闘病中の息子たちはというと、2005年には、長男の政宏が女優のシルビア・グラブと結婚し、2015年になると、次男の政伸が14歳年下の一般女性と再婚してようやく明るい話題がもたらされましたが、結婚式や披露宴は行われませんでした。寿美花代と旦那・高島忠夫ともに、出席できる状態ではなかったからだったようですね。

女優寿美花代と旦那・高島忠夫の息子の高嶋政伸の話によると、まだお二人ともご自宅にいて、自分で寝起きができているそうです。週刊女性の取材では、高島忠夫が介護施設に入った噂を息子の高嶋政伸が聞くと、少し驚いた様子を見せたそうですが、落ち着いて答えてくれたようです。

1週間に1回、お医者さまに訪問してもらい、体調を診てもらっています。でもカレーとかステーキとかも食べるし、普通に暮らしていますよ」

 ただ、自分たちだけで家事などをこなすことは身体的に難しいらしい。

「ホームヘルパーさんに1週間を3人交代で入ってもらい、主に生活援助をしてもらっています。僕たちがいろいろ調べて、介護保険の範囲内でお願いできる訪問介護のサービスを見つけて利用するようになりました」

息子の高嶋政伸によると、ホームヘルパーの生活援助としては、食事の準備やあと片づけ、掃除や洗濯など家事全般をお願いしてらっしゃるそうです。息子の高嶋政伸も仕事の合間を縫って、たびたび実家に顔を出しているそうです。昨年8月に初孫である長男が誕生し、いっしょに実家を訪ねる時もあるそうです。

息子の高嶋政伸は『メレンゲの気持ち』(日テレ系)で、最初に両親のもとに連れていったときのことを話していました。寿美は涙を流して喜び、忠夫は“この子は必ずスーパースターになる!”と太鼓判を押したそうです。寿美花代と旦那・高島忠夫を勇気づけ、明るい家族の絆をより強くしているみたいです。

まとめ:現在2人は助け合いながら生きている

結婚して約55年。金婚式も5年前にされ、次はダイヤモンド婚。付き合って初めての男性と今でも一緒にいるということは、すごい事ですよね。明るい夫婦の関西弁での掛け合いがとても懐かしく、そして、とっても素敵なご夫婦だったのが記憶に残っている方は多いのではないでしょうか?

日本の芸能界で華やかに夫婦で活躍された芸能一家の象徴だった寿美花代と旦那・高島忠夫夫婦の今を聞くと、やはり年を取るのは何となく悲しいものですね。ご夫婦のご健康を祈りながら願わくはまたお元気な姿をテレビで見られる日を待ちましょう。

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