若林映子の現在や結婚は!007ボンドガールの理由は?【画像あり】
女優・若林映子さんの紹介をします。ボンドガールを務めた若林映子さんどんな方なのでしょう、デビューから現在に至るまで報告させていただきます。また、ボンドガールではどんな役をこなしたのでっしょうか?そして、結婚は?若林映子さんを紹介します。
目次
若林映子さんってどんな人
ボンドガール若林映子さんの紹介

映画007シリーズのボンドガールになった日本人女優が二人います。一人は浜美恵子さん。そして、もう一人が今回紹介する若林映子(わかばやしあきこ)さんです。若林映子さんっていったいどんな人なのでしょうか?どうやって芸能界にはいいたのでしょう。デビューは?なんで007ボンドガールに選ばれたのでしょう。007以外の映画にはどんな映画に出演しているのでしょう。結婚はしているのでしょうか?紹介します。
若林映子さんのプロフィール
007ボンドガールの若林映子さんは、1939年12月13日生まれで、現在78歳になります。若林映子さんの芸名と本名は同じです。東京都大田区北千束で生まれました。若林映子さんの家庭は、所謂芸能家族ではなく一般サラリーマンの家庭に生まれ育ちました。若林映子さんのお父様はエンジニアでお母様は主婦でした。若林映子さんは都立の青山高等学校の進学しています。青山高校は東京都渋谷区神宮前にあります。
本当は東宝のオーディションに不合格だった若林映子さん
007ボンドガールになった女優・若林映子さん。芸能界入りしたきっかけは、1957年の若い頃の若林映子さん高校三年の夏休みに東宝が黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」の作品に主演女優を募集するという発表がありました。友達のすすめで気楽に若林映子さんは応募し、最終オーディションまで行きましたが不合格になりました。合格したのは上原美佐さんでした。
東宝の新養成所に入所した若林映子さん

映画「隠し砦の三悪人」のオーディションに不合格になった若林映子さんですが、東宝から東宝演技研究所で女優の勉強をしてみないかと誘われ、そのまま東宝へ入社し東宝演技研究所で女優の勉強をしています。研究所の同期には野口ふみえさんや樋口年子さんなどがいらっしゃいます。上の画像は若い頃の若林映子さんです。
デビューの頃は海外で人気だった若林映子さん
オリエンタルの神秘的な容貌を持った若林映子さん
007ボンドガールになった若い頃の若林映子さんは、東宝の研修生であった頃、いくつかの国内映画に端役で出演していました。その頃から海外の映画関係者が若林映子さんに注目をしていました。その一人にイタリア人のマリチェリーニ監督がいました。マリチェリーニ監督は、イタリア映画に若林映子さんを選びの出演作「レ・オリエンターリ」(1959年公開)に出演させたのでした。若林映子さんはまだ若い頃の時です。
海外からのオファーが多かった若い頃の若林映子さん
オリエンタルでエキゾチックな雰囲気を持っていた若い頃の若林映子さんは、マリチェリーニ監督に子供がいないことから養女にならないかとも言われました。イタリアでは若林映子さんを主演にした映画を制作する案が出て、出演作「Akiko」を1961年に公開しました。出演作「Akiko」は若林映子さんが主役で日本人とフランス人のハーフの役でした。ちなみに主演作「Akiko」は日本で公開されていません。
日本人らしくない容貌の若い頃の若林映子さん

若い頃の若林映子さんは、立て続けに海外から映画出演のオファーがきました。1961年に公開された出演作「遥かなる熱風」という題の映画です。ドイツ人のプロデューサーが企画したもので若林映子さんは中国と日本のハーフの役を演じています。ドイツの青年と恋に落ちる映画ですが日本では公開されていません。若い頃の若林映子さんは日本では無名な新人女優でしたが、海外では人気の女優さんでした。
007ボンドガールに選ばれた若林映子さん
世界的にヒットした007ジェームズボンド「007は二度死ぬ」
007ボンドガールの若林映子さんの出演作「007は二度死ぬ」は、007シリーズ第5作目の映画です。日本を舞台とした映画です。1964年東京オリンピック直後の東京ロケを行い、当時の東京の名所を観ることができます。また、白鷺城というわれる姫路城も紹介しています。原作者イアン・フレミングさんの小説では一人の女性”海女キッシー鈴木”しか登場していませんが、映画では二人のボンドガールを登場させています。
二人のボンドガール・浜美枝さんと若林映子さん
007の映画「007は二度死ぬ」のボンドガールは、制作会社であるユナイト映画と東宝の間に契約が交わされ東宝の女優の中から二名を選出することが決まり、浜美枝さん(上の写真左)と若林映子さん(上の写真右)が決まりました。浜美枝さん21歳、若林映子さん25歳の時です。浜美枝さんは”海女のキッシー鈴木”役、若林映子さんは”丹波哲郎さん演じる「タイガー田中」の秘書”役でボンドガールとして登場しています。
若い頃の海外映画での英語力が役立った007ボンドガールの若林映子さん
007「007は二度死ぬ」の元々のボンドガールのキャスティングは、若林映子さんが ”海女のキッシー鈴木”役、浜美枝さんが”秘書”役の予定でしたが、浜美枝さんの英語力が良くなく秘書役の英語が下手ではドラマにならないとスタッフが判断し、浜美枝さんと若林映子さんの役を入れ換えました。”海女”役はボンドと最後まで戦い勝利し、”秘書”は途中で殺される役なので、若林映子さんの英語力が仇になってしまいました。
実際の蔵前国技館でロケ撮影した「007は二度死ぬ」

上の画像は蔵前国技館で撮影された映画「007は二度死ぬ」の1シーンです。ジェームズボンド役のショーン・コネリーさんは格好良いですね。ショーン・コネリーさんは1930年生まれで、スコットランド出身の俳優さんです。初代007シリーズのボンド役を演じたことで世界的に有名になり、数々の映画に出演した俳優さんです。2005年の出演作「ビリー・ザ・ヴェット」を最後に、現在ではのんびり生活されています。
もう一人のボンドガール・浜美枝さんはバスの車掌さんだった
「007は二度死ぬ」でボンドガールを共演した若い頃の浜美枝さんと若林映子さんの画像です。女優・浜美枝さんは1943年生まれで、学校を卒業後東急バスに入社にバスの車掌をやっているときに東宝にスカウトされ女優になりました。ボンドガールで有名になりテレビや映画に出演しますが、29歳の時にフジテレビの金子満さんと結婚しています。結婚と前後して芸能活動を引退され環境・食料問題を追及されています。
若林映子さんの出演作品の中で007ボンドガールは特別だった
東洋の神秘と言われ007ボンド役としても当たり役だった若林映子さんは、ボンドガールとして出演した後も映画に出演するのですが、1972年の英国のテレビドラマ「The Lovers」を最後に銀幕から姿を消してしまいました。33歳と言う若さです。上の画像は若い頃の若林映子さんとジェームズボンド役のショーン・コネリーさんの主演作「007は二度死ぬ」の1シーンです。
007シリーズは小道具達も主役だった

007シリーズには、必ずといっていいほど観ている観客を楽しませる秘密兵器や車が登場します。1967年に公開された若林映子さん出演作「007は二度ぬ」では、秘密兵器の一人乗りオートジャイロや車ではスポーツカートヨタ2000GTが登場しました。上の画像は出演作に登場したトヨタ2000GTです。ここからは若林映子さんが出演された作品を紹介して行きます。
若い頃の若林映子さんの出演作は?
若林映子さんデビュー作品「花嫁三重奏」の画像
上の画像は、若い頃の若林映子さんが東宝の研究所にいる時に映画デビューした出演作「花嫁三重奏」の1シーンです。若い頃のスラットした体型の若林映子さんはモデル役として登場しました。1958年の作品です。
端役で勉強していた若林映子さんの出演作「野獣死すべし」の画像

1959年に始めて映画化され若林映子さんの出演作「野獣死すべし」です。大藪春彦さんの小説を映画化したもので主演は仲代達矢さんが演じています。若い頃の若林映子さんはバー・ロリータの客を演じています。映画「野獣死すべし」は1986年松田優作さん主演でもリメイクしヒットした映画です。上の画像は若い頃の若林映子さんの出演作「野獣死すべし」の1シーンです。
喜劇作品にも出演していた若林映子さん

若林映子さんは1961年に公開された映画「アッちゃんのベビーギャング」のミドリ役で出演しています。この作品は小林桂樹さんや淡路恵子さんらが演ずる親子愛に喜劇を取り入れた作品で、若林映子さんは端役です。この頃の若林映子さんは端役が多く、女優としての下積みをしていました。
若大将シリーズのスタッフ達とも共演した映画「紅の空」の画像
若い頃の若林映子さんの出演作「紅の空」で若林映子さんはヒロイン役を演じています。主演は香山雄三さん、周りに佐藤允さん、夏木陽介さん、田中邦衛さん、飯田蝶子さんなど若大将シリーズのキャストが固めています。偽札を作っているギャング団が小さな航空会社を使って人や物を運ぶうちに事件が起き……というストーリーです。
怪獣映画でも共演した浜美枝さんと若林映子さん「キングコング対ゴジラ」の画像

1962年に公開されたゴジラシリーズにアメリカの怪獣・キングコングをゲストに呼んだ怪獣もの映画です。キングコングを東宝の映画に出演させるためにアメリカRKO社に対しライセンス料を支払いました。ゴジラ映画としては初めてのカラー映画になりました。この映画には007ボンドガールで共演した浜美枝さん(写真右)とも再共演を果たしている若林映子さんです。
怪獣映画で女王様の役を演じた若林映子さん「三大怪獣 地球最大の決戦」の画像

1964年に公開されたゴジラシリーズ第5作目の作品で、初のお正月映画となりました。タイトルは「三大怪獣 地球最大の決戦」といい、地球の怪獣ゴジラとラドンとモスラは、宇宙最強の怪獣キングギドラと対戦する映画で、始めてゴジラが正義の味方になった映画です。若林映子さんはこの出演作でセルジナ公国のサルノ王女役(上の画像)を演じています。
怪獣映画でレギュラーを定着させた若林映子さん「宇宙大怪獣ゴドラ」の画像

1964年8月に公開された映画「宇宙大怪獣ゴドラ」で若林映子さんはヒロイン・夏井浜子役を演じています。怪獣ゴドラは炭素をエネルギーとする怪獣で、当時炭鉱の多かった北九州市を背景に怪獣が暴れまくるシーンを多く撮りました。ここでも若林映子さんはヒロインとして映画をもり立てています。
怪獣もの映画の女王といわれた若林映子さん
特撮映像を制作する東宝の円谷チーム(独立前)にとって女優の若林映子さんは怪獣映画にとってきっても切れない存在となり、怪獣映画に留まらずテレビのウルトラQやウルトラマンにも出演しました。若林映子さんはゴジラなど特撮を制作する円谷英二監督のお気に入りのレギュラー女優になり、怪獣もの女優として活躍しました。上の画像はゴジラの時の若い頃の若林映子さんです。美しいですね。
ドラマ・ウルトラQ出演作「ウルトラQ 第9話蜘蛛男爵」の若林映子さんの画像
1966年に放送されたテレビ「ウルトラQ 第9話蜘蛛男爵」にヒロインとして若林映子さんが演じた出演作です。灯台に巨大蜘蛛が現れ、逃げきった洋館は蜘蛛の巣だらけの・・・というストーリーのウルトラQです。
ドラマ・ウルトラマンへの出演作「ミロガンダの秘密」の若林映子さんの画像
怪獣もの女優・若林映子さんの出演作「ウルトラマン」第5話「ミロガンダの秘密」の画像です。島に最後に残ったカメラマン浜口節子役で若林映子さんは出演しています。怪獣ものの作品において、妙な色気を出す女性は子供たちのあこがれのお姉さんだったのです。
現在の若林映子さん結婚は?
若い頃から現在までの若林映子さんに結婚話はあった?

1972年がら映画やドラマからいなくなってしまった若林映子さんは引退してしまったのでしょうか?結婚されたのでしょうか?現在は何をしているのでしょうか?若い頃から海外の映画に出演したことから、多くの海外の方から結婚の申し込みがあったのですが、若林映子さんはそれらの結婚を断っています。誰か、本当に結婚したい人がいたのでしょうか。
俳優の杉浦直樹さんと事実婚と噂された若林映子さん

若い頃の若林映子さんは多くの男性達にもてはやされていました。週刊誌などで噂されていたのは俳優の杉浦直樹さんとの事実上の結婚でした。杉浦直樹さんは若い頃の若林映子さんと会った時には、すでに結婚されていましたが杉浦直樹さんは結婚していた貧しい時から苦労をともにしてきた奥様と離婚し、若林映子さんとの事実上の結婚生活を過ごしました。
俳優の杉浦直樹さんと別れたと噂された若林映子さん

杉浦直樹さんと事実上の結婚をした若林映子さんはしばらく一緒に生活をしましたが、別れることになりました。杉浦直樹さんは若林映子さんと別れホテル住まいをし、しばらくすると28歳年下の女性と付き合い始めましたが、2006年脳梗塞で倒れ仕事をキャンセルせざるを得ない状況になり、翌2007年にこの女性と結婚しました。
リハビリに努力していた杉浦直樹さん
俳優・杉浦直樹さんは、1931年12月生まれの愛知県岡崎市で若い頃を過ごしました。高校を卒業後日本大学芸術学部に入学しましたが、中退し新協劇団の研究生になりました。映画では石原裕次郎さんや小林旭さんらの悪役を演じ、その後、「岸辺のアルバム」や向田邦子先生のドラマなど多くの作品に出ました。2006年には脳梗塞を患い、リハビリをしていましたが2011年帰らぬ人となりました。享年79歳です。
まとめ:若林映子さんは美人で素敵な女優だった
現在でもエキゾチックな魅力な若林映子さん

若林映子さんは結婚引退ではなく休養中であることがわかりました。噂では現在の若林映子さんはあちらこちらの東宝俳優&スタッフの同窓会的パーティーに参加し、皆さんとの交流を深めています。できれば、何かの映画に出演できる機会を狙っているようです。現在79歳になる若林映子さんですが、現在でも歳を感じさせないオリエンタル・エキゾチック美人です。
いつまでも若さを保っている若林映子さんに期待
007ボンドガールを演じた若林映子さんは現在でも活発に活動する女性です。東洋の神秘を秘めた若林映子さんにはDVDを視た海外の若林映子さんファンは現在でもファンレターを東宝の方へ送ってきているそうです。時代を超えても若林映子さんは現在でもいるのですね。もしかしたら、銀幕に再登場する日がくるかもしれません。若林映子さんの姿がまた見られることを期待しましょう!
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