尾野真千子出演ドラマ10選!絶対外せないおすすめ作品を厳選!画像付きで紹介
「はじめまして、愛しています。」や「外事警察」など、幅広いジャンルのドラマで活躍する、女優・尾野真千子ですが、尾野真千子出演のドラマで、おすすめの作品を10選紹介します。俳優は得意とするパターンが多いですが、彼女はなんでもこなせることが作品でわかるでしょう。
目次
尾野真千子の出演ドラマに注目!
「Mother」や「救急救命病棟24時」、「はじめまして、愛しています。」といった、数々のドラマに出演歴のある女優の尾野真千子ですが、これまでのドラマで、おすすめのドラマを10作品紹介します。

このまとめでは、そんな尾野真千子出演ドラマを3つのカテゴリー別、それぞれ時系列で分けてみました。1つ目のおすすめドラマ作品のカテゴリーは、医療・刑事系、2つ目がNHK関連、3つ目がママ役や妻役といった家族系のドラマ作品です。
気になる尾野真千子のプロフィール
尾野真千子は、1981年11月4日生まれで、奈良県吉野郡西吉野村出身の女優です。オノマチやマッチと呼ばれることがあるようです。身長は161cmで、所属事務所はTOM companyです。4人姉妹の末っ子で、尾野真千子の名前の由来は、3人の姉の名前からきており、1文字ずつ取って命名されたようです。

1996年、中学2年生だった時に、靴箱の掃除をしているところを映画監督の河瀨直美に注目され、翌年の1997年に映画・「萌の朱雀」で主演女優デビューします。2000年に奈良県立御所高等学校(現在の奈良県立青翔高等学校)を卒業すると、上京し、本格的に女優業を開始します。

2007年には、主演を務める「殯の森(もがりのもり)」という、奈良県で撮影された映画に、10年越しに河瀨直美とタッグを組み、カンヌ国際映画祭でも、コンペティション部門でグランプリに輝きました。

2009年になると、後に紹介する「火の魚」というドラマが、国内外問わずで高く評価されました。また、NHKの連続テレビ小説の「カーネーション」では、オーディションを経由して、主人公に抜擢されたそうです。このドラマでも、尾野真千子は数々の賞を受賞しています。また、2013年の「最高の離婚」というドラマでは、放送文化基金賞演技賞という賞を受賞します。

この賞は大竹しのぶも受賞した賞で、彼女に続いて、尾野真千子が受賞しました。どんな役でも「はまり役」になってしまうのが一番の魅力であり、特徴なようです。上記した賞以外にも、多岐にわたる役柄で、様々な賞を受賞している演技力の優れた女優です。
尾野真千子のおすすめ医療・刑事系ドラマ3選
最初に紹介する、尾野真千子のおすすめドラマのタイプは、医療や刑事系です。おすすめ医療ドラマでは、尾野真千子は看護師を一貫して演じていますが、そのキャラクターは異なる性質を持っていると見られます。
看護師役!「救命病棟24時 第3シリーズ」

最初のおすすめドラマは「救命病棟24時」です。この作品は、1999年から続く人気シリーズです。第3シーズンは、2005年に制作、放送されました。尾野真千子は、橘ゆかりという救命救急センターの看護師を演じています。物語の舞台は、東京中央病院高度救命救急センターです。首都直下型地震を想定して描かれた物語です。
第1シリーズで研修医だった小島楓(松嶋菜々子)が一流の救命医として活躍していることが話題になったり、放送が阪神・淡路大震災10周年である時期にあったりしました。
主人公をサポート!「外事警察」

次におすすめなのが「外事警察」というドラマです。外事警察とは、国際テロを未然に防ぐための組織です。2009年に放送された、この物語の始まりは、朝鮮半島から濃縮ウランの流出情報と、軍事機密データの消失からの日本における核テロの可能性の高上です。主演は渡部篤郎で、「公安の魔物」として恐れられる住本健司という、公安部外事第4課作業班(通称:外事四課)のウラ作業班のリーダーを演じています。

また、尾野真千子は、松沢陽菜という、警視庁巡査長で公安部外事第4課作業班メンバーを演じています。松沢陽菜は、豊島南警察署刑事課出身で、公安警察官ばかりの作業班の中では異なるバックグラウンドを持つメンバーですが、英語力と目立たない見た目から、外事四課に派遣されます。そしてテロリストを逮捕するためなら手段を選ばない、時には冷酷な住本健司に対して反発していきます。
「サマーレスキュー ~天空の診療所~」でも看護師役

医療・刑事系おすすめドラマの最後の作品は、「サマーレスキュー~天空の診療所~」です。「サマーレスキュー」は2012年に向井理が主演を務めた医療系ドラマです。

おおまかなあらすじとしては、将来有望の若き心臓外科医である速水圭吾(向井理)が夏の間、山の診療所で働くことを上司から言い渡されるところから始まります。大学病院では先端医療機器に囲まれ、何不自由なく患者を診てきた速水ですが、山の標高は2500mを超えており、検査機器や薬も限られています。

カルチャーショックや挫折に見舞われながらも、患者と丁寧なコミュニケーションを図ることによって、診断できる、「医療の原点」に気づき始めます。そして、尾野真千子が演じる総合病院の救急救命病棟で看護師をしていた女性と出会い、物語が展開します。
おすすめ!尾野真千子出演のNHK系ドラマ3選

ここでは、尾野真千子が出演したNHK関連の作品を紹介します。それぞれの作品で、それぞれ異なった役柄を見せてくれる作品ばかりです。尾野真千子が出演したNHKのおすすめ3作品をピックアップしました。
命と向き合う女性を演じた「火の魚」
NHK系のドラマで最初のおすすめ作品は、「火の魚」です。「火の魚」は2009年の、NHK広島放送局によるスペシャルドラマで、主人公で作家の村田省三とヒロインで村田省三の担当編集者である折見とち子の物語です。村田省三は、かつて東京で活躍していたベストセラー作家でした。

現在は故郷の島に戻り、ひっそりと執筆活動を続ける村田省三には、2年前のガンから、死の恐怖に怯える折見とち子という、彼の小説が好きな出版勤務の担当編集者がいました。元々は、室生犀星(むろうさいせい)の「蜜のあはれ」という1959年の、「金魚の魚拓」製作をめぐる、彼と装幀家の栃折久美子(とちおりくみこ)との間の話だそうです。
修羅場が見物!「松本清張~坂道の家~」

次に、2014年に尾野真千子が主演を務めた、「坂道の家」を紹介します。松本清張の原作小説のあらすじは、女性ではなく男性で、寺島吉太郎です。彼は小間物屋を経営しており、質素倹約な生活を送っていました。46歳になるまで、痩せた妻以外の女性を知らなかったものの、ある日、22、23歳ぐらいの杉田りえ子という若い女性が彼の店を訪れます。

礼儀正しいとはいえない口調でしたが、魅力があり、商品を値引きしてくれるように頼む彼女に次第にのめりこんでいく寺島吉太郎を描いています。このドラマは、オリジナルストーリーとして、寺島吉太郎がのめりこんでしまった、理容師で地方の港町出身の杉田りえ子の過去を描いています。杉田りえ子と寺島吉太郎、そしてりえ子の初恋相手で突然再開した大学准教授の直樹との修羅場が見られます。
小篠綾子がモデル!「カーネーション」

そして、3つ目のおすすめNHK系ドラマは「カーネーション」です。このドラマは、NHKの連続テレビ小説で、2011~2012年にかけて放送されました。モデルは、小篠綾子という、有名デザイナーであるコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコを育てた母です。ドラマでの主人公は、大正時代の岸和田の呉服屋の娘である糸子です。性別上、どんなに大好きでもだんじりに乗れない幼少期にドレスと出会い、洋裁に興味を持ちます。

女学校に進学したものの、通りすがりにみたミシンに衝撃を受け、学校を中退、パッチ店で働き始めます。様々な修行や経験から、父親に認められた糸子は、呉服店を譲り受け、洋裁店を開きます。途中、夫が戦死するなどの困難に遭遇しますが、娘3人を育て上げ、店も大きくしていきます。そんな主人公を尾野真千子が演じており、ドラマのタイトルである「カーネーション」は、糸子の好きな花からきているようです。
ママ役・妻役でおすすめの尾野真千子出演ドラマ4選

最後のパートは、尾野真千子が母親役や妻役などを演じた作品です。芦田愛菜の演技で話題になった「Mother」をはじめ、最近のおすすめドラマとしてあげられる「はじめまして、愛しています。」もピックアップしています。
尾野真千子はあの作品にも出演していた!「Mother」
尾野真千子が母親の役を務めた作品で、おすすめなのが「Mother」です。芦田愛菜の出世作といえる「Mother」は、2010年の日本テレビのドラマです。主人公の鈴原奈緒(松雪泰子)は、渡り鳥の研究をしていましたが、大学の研究室が閉鎖されたことで、小学校の理科の教師兼代理の担任として働き始めます。そこで道木怜南(芦田愛菜)に出会い、彼女がほかと違う言動を取っていることに気づきます。

そのため最初は苦手に思っていましたが、道木怜南が極寒の中薄着1枚で、ごみ袋に入れられているのに気づき、彼女を誘拐し、母親になることを決意します。尾野真千子が演じるのは、道木怜南の実母である道木仁美です。夫とは出産後に離婚しているものの、娘には他界したことにしています。娘の世話をきちんとしないどころか、ネグレクトに近い状態で接していました。

しかし、そんな道木仁美も、かつてはよき母親で、娘に愛情を注いでいたものの、周囲からの母子家庭という圧力で、鬼母に変化してしまったのでした。後に逮捕され、無期懲役、死ぬまで娘に2度と会えない、過酷な将来を言い渡されてしまいます。
主人公の同級生役!「名前をなくした女神」
続いてのおすすめが、フジテレビ系列の2011年春に放送された尾野真千子出演のドラマが「名前をなくした女神」です。物語の主人公は、杏が務める秋山侑子で、結婚し、出産してもハウスメーカーで勤務し続ける女性です。しかし、会社からリストラされ、引越しし、息子の健太が通い始めた幼稚園でほかのママたちと出会い、息子を受験させることを決意します。
しかし、その裏には、ママ友同士の嫉妬や見栄、裏切りなどどろどろした思惑がありました。尾野真千子が演じるのが、秋山侑子が幼稚園で出会う、安野ちひろというママ友の1人で、メインキャストの1人でもあります。安野ちひろは、幼稚園のも音組の役員で、秋山侑子の元同級生です。安野ちひろは、ママ友たちの前では明るく、世話好きな一方で、家庭では夫によるモラルハラスメントで苦しんでいる女性です。

秋山侑子とは、転校を繰り返していた中学時代に助けられていたが、秋山侑子は安野ちひろのことを全く覚えておらず、何かと思い出してもらおうと試行錯誤します。そんな中、DV夫にセクハラの噂が浮上し、ショックを受け、幼稚園にも行けず、ひきこもり生活をはじめてしまいますが、夫も徐々に変化をみせ、彼女自身も変わっていきます。そんな女性を尾野真千子が演じています。
「最高の離婚」では瑛太の妻役
そして、「最高の離婚」もおすすめ作品です。このドラマは2013年の瑛太主演のテレビドラマです。ストーリーの始まりは、東日本大震災で出会い、交際し、自然に結婚した男女が2年後に価値観の違いで離婚を決めるところです。

瑛太が演じるのは、濱崎光生という、尾野真千子が演じる濱崎結夏の夫です。夫の祖父が開業したクリーニング店を引き継いでいる、家事が苦手で陽気な性格、プロレス好きな女性を尾野真千子が演じています。
最近のドラマは「はじめまして、愛しています。」
そして、尾野真千子出演ドラマのおすすめ10選を締めるのが「はじめまして、愛しています。」というドラマです。「はじめまして、愛しています。」は、2016年夏のドラマです。「はじめまして、愛しています。」のテーマは特別養子縁組で、「家政婦のミタ」で知られる・遊川和彦の初脚本ドラマです。
「はじめまして、愛しています。」では、特別養子縁組によって、一組の夫婦に迎えられた男の子の奮闘が描かれています。そんな夫婦の妻で、特別養子縁組したものの、子供が苦手な母親・梅田美奈を尾野真千子が主演しています。「はじめまして、愛しています。」の中のキャラクターである梅田美奈の父親は、世界的に有名な指揮者です。

10代の頃から梅田美奈も国際コンクールでの入賞を目指していますが連敗するばかりです。「はじめまして、愛しています。」の普段の生活では自宅で子ども向けのピアノ教室を営んでいます。しかし、特別養子縁組により、子どもをもうけたことから、育児に奮闘します。「はじめまして、愛しています。」では尾野真千子はそのような女性の役を演じています。
尾野真千子のドラマに今後も期待!

尾野真千子が出演する、「カーネーション」や「はじめまして、愛しています。」といった、おすすめドラマ作品10選を紹介しました。こうしてみると、尾野真千子出演のドラマは、カテゴリーで分けることができますが、キャラクターの詳細を見ると、パターン化していない、つまり、どんな役柄でもこなせることがわかります。

中学2年生の掃除中に着目されたかと思いきや、カンヌ国際映画祭でグランプリの受賞経験があるほど、演技力には折り紙付きの女優です。そんな尾野真千子のドラマ出演に今後も期待です。
尾野真千子に関する記事はこちら!
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