鳳蘭の現在の活動や家族についてまとめ!医者の元旦那や娘との関係は?

ミュージカル女優・鳳蘭を紹介します。鳳蘭はいったいどこからきたのでしょうか?宝塚時代から現在までの鳳蘭の活躍についてもまとめましたので報告させていただきます。また、旦那との馴れ初めや娘たちについても調査しましたした。報告させていただきます。

目次

  1. 鳳蘭ってどんな人?生まれから学生まで
  2. 宝塚音楽学校での鳳蘭はどんな生徒だった?
  3. 宝塚歌劇団で活動していた鳳蘭
  4. 鳳蘭が結婚した旦那の医者は幼なじみ
  5. 一人で娘たちを育て上げた鳳蘭
  6. 鳳蘭が出演した作品の紹介
  7. まとめ:これからの活躍が楽しみな鳳蘭

鳳蘭ってどんな人?生まれから学生まで

鳳蘭の紹介

女優の鳳蘭について紹介します。鳳蘭という名前は日本人ではないようですがいったいどこの国の人なのでしょう。宝塚にいたようですがどのような活動をされていたのでしょう。また、宝塚退団後のから現在までの活躍は?結婚された旦那は医者のようですがどんな方だったのでしょう。また、子供の娘さんがいるようですがどのような方なのでしょうか?調査してまとめました。

鳳蘭の生まれと両親は?

鳳蘭は、1946年1月22日に兵庫県神戸市で生まれています。戸籍の国籍は中華民国(台湾)です。鳳蘭の両親は第2次世界大戦前に中国から日本へ来ました。始めは日本語もろくに話せず片言で洋服の仕立屋を営んでいました。仕立屋の客は、外国人居住区に住む奥様連中でした。ですから、生まれてから年頃の娘になるまで鳳蘭は服を買った事がありませんでした。上の画像は生まれた頃の鳳蘭です。

鳳蘭の生まれた場所は馬小屋!?まるでキリスト

鳳蘭は大戦終戦の翌年1946年に生まれています。空襲か豪雨による被害で、家はなく貸してもらった外国人宅の馬小屋で生まれました。そのため「キリスト蘭」というニックネームをもらっていました。生まれた時の名前は「荘芝蘭」(読み:ツエン・ツーレイ)で、子供の頃に両親から「ツレちゃん」と呼ばれていました。現在でも愛称は「ツレちゃん」です。戦後すぐの大変な時期に鳳蘭は生まれたのです。

宝塚音楽学校での鳳蘭はどんな生徒だった?

なんとなく入学してしまった宝塚音楽学校

幼い頃の鳳蘭は、東洋人離れした自分の顔は好きではないと言っていました。また、宝塚音楽学校を受験する娘さんは、宝塚歌劇団にあこがれを持って宝塚音楽学校を受験するのですが鳳蘭の場合は違っていました。高校時代の親友が宝塚音楽学校を受験するのでつられて宝塚音楽学校を受験し、合格してしまいました。鳳蘭はダンスや踊りは入学してから学ぶものだと思っていたと後に述べています。

安易な考えで宝塚音楽学校に入学してしまった鳳蘭

宝塚音楽学校に入学した鳳蘭は、他の娘さん達は入学まえから唄や踊りなど基本的な技術を身につけて入学してくるのに対し、鳳蘭は「そういうものは、学校に入って教えてくれるもの」と思っていたそうです。ですから入学してしばらくの間、鳳蘭の成績はビリでした。そもそも鳳蘭は、宝塚歌劇団しても数年で退団し親が選んでくれた相手と結婚するつもりでいました。腰掛的な気軽な場所と鳳蘭は考えていました。

改心してタカラジェンヌを目指した鳳蘭

不真面目な態度で練習をしていた宝塚音楽学校時代に、鳳蘭は一人の教師に出会います。その教師の説得に共感し鳳蘭は、心機一転真面目に練習するようになり、宝塚音楽学校を卒業するときは最下位ではなく中位のクラスの成績でした。また、舞台の楽しさを知った鳳蘭は、親の紹介による結婚の話しなどしばらく忘れてしまいました。1964年鳳蘭は宝塚歌劇団に入団しました。これが鳳蘭をミュージカル女優の第一歩です。

宝塚歌劇団で活動していた鳳蘭

宝塚の星組のトップスターになった鳳蘭

宝塚歌劇団に入団した鳳蘭は、雪組が公演した「花のふるさと物語」で初舞台を踏みました。翌年の1965年に星組に配属となり、トップスターへ登って行きます。5年たった1970年には、星組のトップスター・安奈淳と共に星組のトップスターになり活動しています。

鳳蘭とトップを競った安奈淳

宝塚歌劇団の星組のスターであった安奈淳は、1947年7月大阪市で生まれています。現在71歳で鳳蘭より1歳年下です。1970年の「風と共に去りぬ」は鳳蘭と娘役の大原ますみの三人で「ゴールデントリオ」と言われました。その後星組から花組は移り「ベルサイユのばら」のオスカル役を演じて、第1期ベルばらブームを築きました。宝塚歌劇団を退団した後は東宝演劇部に入られ、ドラマや演劇で活動されています。

宝塚のトップスターとして多くの作品に出演した鳳蘭

星組のスター安奈淳が花組へ移ると、鳳蘭の男役の活動はは益々光り輝き数々の作品に出演しました。「命ある限り」の新次郎役、「虞美人」の項羽役、「ベルサイユのばら」のフェルゼン役、「風と共に去りぬ」のレッド・バトラー役、「誰がために鐘は鳴る」のロバート・ジョーダン役、「白夜わが愛」のイワーノフ役などを演じました。鳳蘭の宝塚でのスターとしての地位を確立していきました。

アメリカのミュージカルスターと似ているといわれた鳳蘭

鳳蘭は、アメリカのミュージカルスター・ライザミネリ(上の画像)に似ているとよく言われていました。目の彫りが東洋人らしくないので、むしろ西洋人に近い容姿を持っていたからです。年齢も同じ歳で、ライザミネリが出演していた映画の日本語吹き替えは鳳蘭が演じています。現在のライザミネリは映画出演の活動をしていないため鳳蘭は「ライザミネリの仕事がこない」と寂しがっています。

宝塚で完全燃焼をした鳳蘭

宝塚歌劇団・退団前の舞台「白夜わが愛」で鳳蘭は、ラストシーンで「さようなら過ぎ去りしもろもろの想い出よ。私達は今、新しい人生に旅立っていきます。あの白夜の彼方に、ニ人の愛を確かめあって・・・さようなら・・・お別れです・・・さようなら」という台詞を言っていました。宝塚を愛した鳳蘭は、宝塚歌劇団するときは燃えつきてしまいました。

中高年のファンが多かった鳳蘭

宝塚時代の鳳蘭ファン達について説明します。男役だった鳳蘭は、娘役の榛名由梨や、男役の安奈淳、汀夏子たちのようにファンが楽屋に詰め込んでくるようなことはありませんでした。これらの人達のファンは娘や女学生たちが多かったのですが、鳳蘭のファンのほとんどが主婦層の人達が多く芝居が終わるとすぐに夕飯の支度などをしなければならず、さっさと家に帰って行きました。

鳳蘭が結婚した旦那の医者は幼なじみ

幼なじみと結婚した鳳蘭

1979年に宝塚を退団した翌年、鳳蘭は結婚しています。旦那になられた方は中国国籍の医者でした。旦那になった医者と鳳蘭との馴れ初めは、二人は小さい頃からの幼なじみです。結婚したのは鳳蘭34歳の時です。鳳蘭の父も、鳳蘭の結婚相手は中国の医者と決め込んでいたようで、二人の結婚は親の反対もなく、スムーズにことが運びめでたくゴールインとなりました。

医者の旦那は仕事を続けるための条件を鳳蘭に提案

鳳蘭は、旦那に芸能活動を続けたいとお願いしたところ「家の家事をしっかりやるなら、芸能活動を続けてもいい」の条件を付けて、旦那である医者は鳳蘭の女優としての活動を許しました。すぐに鳳蘭と旦那の医者との間に子供ができました。それでも鳳蘭は、育児と家事をしたあとで、台詞を覚えていました。台本を読みながら歩き回り足を踏み外して階段から落ちたこともあります。

一般常識を鳳蘭に教えてくれた旦那

ある日鳳蘭は、鳳蘭のファンから食事に招待されることがありました。帰宅した鳳蘭に、旦那の医者は「お礼状を書くように」と言ったところ、鳳蘭は「ファンが私と食事ができることなんて滅多にない。お礼を出すのは向こうよ」と言ったところ、旦那である医者からこっぴどく叱られたというエピソードが残っています。世間の常識を知らない鳳蘭でした。

仕事と家事の両立は厳しかった鳳蘭

宝塚を退団しても仕事のオファーが次々と来る鳳蘭は、旦那の医者との間の二人の娘ができ、仕事と家庭が両立し充実しているように見える鳳蘭と旦那の医者との結婚生活でしたが、結婚当初に旦那の医者と約束した条件「家庭と仕事の両立」ができなくなり、旦那の医者との生活は結婚して6年後に離婚となりました。離婚した歳二人の娘の親権は鳳蘭が持ち成人するまで二人の娘を鳳蘭は育て上げました。

一人で娘たちを育て上げた鳳蘭

二人の娘とも宝塚に入れたかった鳳蘭・・・その結果は?

ここで鳳蘭さんが、育て上げられた二人の娘さんを紹介します。二人の娘に鳳蘭は、幼い頃からバレエやピアノなど宝塚に必要な基本的な技術を学ばせ、将来は二人の娘を宝塚に行かせようとしたいましたが、二人の娘は宝塚歌劇団に行くことを拒否し、現在、長女はOLになり結婚して、二人の子供がいます。上の画像は数少ない長女の由梨(右側)と次女の由紀と鳳蘭の三人の画像です。

演劇の世界へ挑戦している鳳蘭の次女

次女の荘田由紀は1983年4月2日に生まれの現在35歳になります。成城学園初等部に入学し、成城学園畑を歩み、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科を卒業されていますが、在学中の2005年に文学座研究所に入所し、舞台で活動し、2010年には座員に昇格し2011年には結婚もしていますが、現在でも芸能活動を続けられています。現在は二児のお母さんもやっています。まるで昔の鳳蘭と同じです。

孫たちとも仲良く暮らしている鳳蘭

上の画像は、現在の鳳蘭と次女の由紀とのスナップ写真です。若い頃の鳳蘭にそっくりな次女の由紀ですね。また、次女の由紀にも二人の子供がおり、鳳蘭は現在4人の孫を持つおばあちゃんになってしまいました。鳳蘭は、4人の孫のうち、娘孫には、二人の娘にかなえられなかった宝塚の道を願っています。

鳳蘭が出演した作品の紹介

始めて出演したミュージカル「ファニー・ガール」

ここからは鳳蘭が出演したミュージカルのいくつかを紹介します。まずは、宝塚を退団して始めて出演したミュージカル「ファニー・ガール」です。キャスティングとして鳳蘭、尾藤イサオ、三益愛子、岡田真澄などが出演しています。このミュージカルの内容はアメリカの喜劇女優・ファニー・ブライス(実在)がブロードウェイで活躍していた頃の半生を描いたものです。

大盛況だったミュージカル「レ・ミゼラブル」

次に紹介する作品は「レ・ミゼラブル」です。この作品は海外でも評判のミュージカルで舞台や映画でも公開されています。1987年に公開された鳳蘭出演した「レ・ミゼラブル」は初日から多くの観客が押し寄せた作品でした。滝田栄のジャン・バルジャン、鹿賀丈史のジャベール、斉藤由貴のコゼット、野口五郎のマリウス、島田歌穂のエポニーヌ、鳳蘭のテナルディエ夫人、岩崎宏美のファンテーヌなどが出演しています。

評判だったミュージカル「シカゴ」

鳳蘭は、宝塚を退団したのちから現在まで日本のミュージカル女優として活動しています。ミュージカル「シカゴ」では1986年芸術祭賞を受賞しています。「シカゴ」は1920年代の事件を題材にした辛口コメディ・ミュージカルです。2人の女性の殺人犯について描かれた物語です。1920年代のアメリカの陪審人は全て男だけが選ばれていました。よって、美人の女性は無罪となっていた社会を風刺的に描いた作品です。


多くの賞を受賞したミュージカル「COCO」

2010年に公開したミュージカル「COCO」です。ファッションブランド「CHANEL」の創業者、ココ・シャネルの生涯を描いたミュージカル作品で、鳳蘭は主役のココ役を演じています。この作品で鳳蘭は「松尾芸能賞大賞」、「読売演劇大賞最優秀主演女優賞」、「毎日芸術賞」、「紀伊國屋演劇賞個人賞」を受賞しました。

現在でも元気に活動「屋根の上のバイオリン弾き」

多くの人によって演じられてきたミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」です。鳳蘭さんの最新作ミュージカルで2017年12月に公演されました。テヴィエ役には市村正親、その妻ゴールデには鳳蘭、長女のツァイテルには実咲凜音、次女のホーデルには神田沙也加、三女のチャヴァには唯月ふうか、舞台はテヴィエ一家を中心とするストーリーです。鳳蘭は70歳を過ぎてもパワフルにミュージカルに出演しています。

歳を感じさせないくらい活発に活動する鳳蘭

最近の鳳蘭のミュージカル活動は、2014年には「ラブ・ネバー・ダイ」をマダム・ジリー役で、同じ年に「シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜」」を修道院長役で、2015年にはシェイクスピアシリーズ番外編「ハムレット」をガートルード役で、2016年には「ライ王のテラス」を王太后役で、2017年には「熱血!ブラバン少女」を理事長役で、同年「屋根の上のヴァイオリン弾き」をゴールデ役を演じています。

まとめ:これからの活躍が楽しみな鳳蘭

紫綬褒章を受賞したときの鳳蘭

ミュージカル女優・鳳蘭は2005年には「紫綬褒章」を受賞しています。鳳蘭はインタビューで「宝塚歌劇団の"清く 正しく 美しく”の教えを守り、今日まで生きてきました。これからはこの章に恥じないよう、大好きな歌、踊り、お芝居を続けていきたいと思います」とインタビューに応えています。ミュージカル女優・鳳蘭にとって宝塚は彼女の人生の鏡となっています。上の画像は「紫綬褒章」を受賞した時の写真です。

旭日小綬章を受賞したときの鳳蘭

上の画像は2016年春の叙勲で旭日小綬章を受賞した際に、周りの人達が祝賀パーティを開いてくれたときの写真です。宝塚を離れ皆が認めるミュージカル女優になり、日本の一流の仲間入りを果たした鳳蘭です。

舞台は楽しい心の友

以前、評論家・田原総一朗と鳳蘭の対談で田原総一朗から「演劇にてるとストレスを感じないのか?」の質問に対して、鳳蘭は「感じません。なぜなら、舞台に立っているときだけが”生きているな”と感じるんです。全くストレスを感じないの。舞台上の役の人物を演じているときが幸せなんです。」と語っています。まさに舞台の申し子です。

女優だけでなく・後輩の育成にも熱心な鳳蘭

中華民国国籍だった鳳蘭は、現在では日本に帰化し本名は「荘田蘭」(しょうだらん)が本名です。現在でも、宝塚を目指す娘さんたちに踊りなどを教える「鳳蘭レビューアカデミー」の学校を創り、東京都渋谷区ではバレエやダンスのスタジオも開講しています。また、北京料理のお店「北京料理萬楽」をフランチャイズ化したビジネスのオーナーを努めています。教育や事業にも力を入れている鳳蘭の現在の様子です。

これからの活躍も楽しみなミュージカル女優の鳳蘭

面白半分で宝塚の門を開いた鳳蘭は、現在では日本を代表するミュージカル女優になってしまいました。今でも元気に舞台をこなし、後継者を育てるために学校を創ったり、企業家としても活動されています。私生活では4人の孫に囲まれ楽しく過ごしています。これからも私たちの前に、素晴らしい、素敵なミュージカルをみせてくれることでしょう!

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