長谷直美の今現在は？がんを克服？結婚や子供は？若い頃や現在の画像など

明るくはつらつとした演技力が印象的な女優長谷直美（はせ　なおみ）さんは、若い頃「太陽にほえろ！」のマミー刑事で思い出される方も少なくはありません。数々の出演作品を世に送り出している長谷直美さんのプロフィールから見ていきましょう。

長谷直美さんは、東京都大田区で生まれました。出身高校は相模女子大学高等部に入学し、3年生の頃、東京都立駒場高等学校へ転校しました。努力家で大検合格も同年に果たしています。そして、17歳の時にミス・エールフランスコンテストで入賞し、芸能界に入りました。

日本人離れした顔立ちとスタイルの良さ、そして何と言っても、力強さのある、はつらつとした目が印象の若い頃の女優長谷直美さんの画像です。エールフランスのミスに入賞するほど美しくみずみずしさが感じられます。

1974年にシングル『私は天使じゃない』でアイドル歌手としてレコードデビューしました。ジャケット裏のプロフィール掲載によると、愛称は「プーヨン」、やりたいことは「運転免許証をとること」だったようです。モータースポーツが趣味である長谷直美さんらしいです。

若い頃の長谷直美の一日の行動全てを音楽で綴ったデビューアルバムです。若々しい元気な笑顔が象徴されたアルバムになりました。

女優として人気が出たのは、1976年「俺たちの朝」のヒロイン滝村麻子(カーコ)役で脚光を浴びます。東京美術大学学生で「染色」デザイナーを夢見る若い頃の青春時代を見事に演じました。中村雅俊主演で日曜日の夜8時から放送された人気番組でした。

若い頃の画像が話題の長谷直美さんは、酒豪伝説も生まれました。「俺たちの朝」でお酒を覚えて、撮影が終わると一升瓶を抱え、なくなるまで出演者と呑み明かした事もあったそうです。共演の勝野洋さんがお酒好きもあって、二日酔いで撮影した日は数知れずあったそうです。

若い頃、長谷直美さんは、1976年に放送された「太陽にほえろ！」ではマミー刑事こと岩城令子役として人気を不動のものとしました。殉職しなかったデカ（刑事）として最終回まで在籍した事でも話題になっています。マミー刑事は劇中でロッキー刑事と結婚してました。

若い頃、長谷直美さんの持ち前の快活な性格を生かし、デカとして正義感のある役にピッタリだったようです。「七曲署シリーズ　長谷直美 in 太陽にほえろ!」という写真集まで発行されました。大人から子供まで大人気でした。

長谷直美さんの起用は当時女性では珍しくドライビングのA級ライセンスをお持ちだったようで、石原裕次郎さんの目にとまったとの噂があります。また、女性らしい笑顔も話題になり、警察官としての厳しい顔を反して、優しい女性らしい一面も演じ、明るくはつらつとしたイメージが際立つ作品になりました。

若い頃の笑顔は健康的で、はつらつさを感じられ人気も博してまいります。男性はもちろん、子供達にも幅広く人気で、多くの女性の憧れともなっていきます。今でも若い頃の画像で話題になるのは当然でしょう。

また、1978年に放送された「大追跡」では長谷直美さんご本人がカーアクションをもこなし話題になりました。男勝りなキャラクターで個性的な男性陣の中でも互角に渡り合ってるのが印象的でした。

「必殺仕事人III」の第5話「夢の女に惚れたのは秀」悪役のお銀役でゲスト出演されました。妖艶な美しい悪女を演じ、演技の幅も広げていきます。

女優として長谷直美さんは、人気を不動のものにしていきます。『服部半蔵 影の軍団』（1980年）『トラックかあちゃん』（1983年）『太陽にほえろ!』（1983年 - 1987年）『砂の家』（1989年）など、テレビのドラマに出演し、はつらつとした笑顔で数々のバラエティの出演もありました。

女優の長谷直美さんは、1994年に幼馴染である一般の方と結婚しました。結婚したお相手の方は公表されておりませんで、名前は明らかにされていませんでした。そして子供を出産されています。女の子です。

旦那様は、外資系の会社にお勤めだったらしく、勤務先であったと思われる、フランス・パリに1995年に移住しています。しかし2010年に離婚します。約6年間の結婚生活でした。子供は夫が引き取ったそうです。いったい何があったのでしょうか？

6年間の結婚生活の長谷直美さんご夫婦の離婚の理由は、馴染めないフランスでの生活だったようです。分からないフランス語の中で家から出ることが遠のいていったそうです。そして精神的にひきこもりになっていき夫婦間がうまくいかず、離婚へと至ります。

お酒好きな長谷直美さんのフランスでの結婚生活は、昼からワインとかシャンパンを飲み、まるでキッチンドランカーのようにお料理をしながら毎晩のように飲むようになっていったそうです。お酒で寂しさを紛らわせていたんでしょうか？

モータースポーツが趣味である長谷直美さんは、結婚後フランスに渡る前からヨーロッパのモータースポーツに関わっていたそうで、フランスに移住してた頃は、すでに10年くらいになっていたそうです。

結婚生活をパリで在住している時に、2007年から「ルマン24時間レース」にポルシェで出場している「Ｔ２Ｍ」というチームの広報を担当もされていらっしゃいました。ドライビングA級ライセンスをお持ちの長谷直美さんは、車に関しての情熱は海外でも活躍の場があったことは、離婚を乗り越える原動力にもなったのでしょう？

長谷直美さんは、離婚し子供と離れる悲しみを乗り越え、2011年からロンドン・イギリスで暮らし始めます。ここではロンドン大学で舞台演劇を学び、ギルド・ホール演劇部門で10段階のうち８段階をとりました。本格的に女優として復帰する決意が垣間見れます。

そして、2012年に新しい自分に出会うべき再出発のため、日本へ帰国します。その時は、がんが発見されることは微塵にも想像がつかなかったでしょう。発見される経緯を詳しく見ていきましょう。

子供とも別れ、演劇を学び直した女優の長谷直美さんは、新しい自分と出会うため、2012年に日本へ帰国します。芸能界復帰をネタにする番組「爆報! THE フライデー」に出演し、温泉に行ったり、美容のために旅行する企画でした。

番組の中で、健康診断もしましょうか、という軽いノリで健診を受けることになりました。そこでがんが発覚するのです。2012年9月に放送された「爆報! THE フライデー」に出演し、衝撃的な告白をしました。その時の特集は「女優たちの闘病記SP」です。どんな闘病を送ってきたのでしょうか？

体力と健康に自信のあった長谷直美さんは、しばらく健康診断は受けていなかったそうです。同番組の企画で受診した人生初の人間ドックがきっかけで大腸に２～３センチの悪性腫瘍が見つかりました。発見されたショックは計り知れないものでした。

若い頃の画像で話題の長谷直美さんは、がんに関する、特別な思い出がありました。父親の清さんを肺がんで亡くしていたのです。享年75歳でした。がんが発見された時は肺がんの末期ということで手術もできず、余命半年を宣言されました。

長谷直美さんの父親の清さんは、健康管理にもとても熱心な方で、喫煙もせず、病院にも定期的に診断しに通っていたそうです。そんな健康管理をなさる清さんが咳が出ることを不審に思い、セカンドオピニオンを受けて、初めて肺がんの末期であると告げられました。

長谷直美さんは、父親の突然の余命宣告を受けてしまうがんに対し、「がんというのは非常に恐ろしい病気。なってしまったらおしまい」というイメージが植え付けられました。

長谷直美さんは、最初に番組で紹介されたセレブ御用達のクリニックで、大腸がんの疑いがあると告げられ、順天堂大学医学部附属病院を紹介されました。そこでもCT、MRIなどの画像診断。レントゲン、血液検査、細胞診など様々な精密検査を受けました。

若い頃の画像で話題の長谷直美さんは、結果が出るまでの一週間は、「闘病」「死」「運命」といった言葉が頭に浮かんで離れず、眠れない日が続いたり、嫌な夢ばかりを見ました。自分の中では大したことない、大丈夫だよ、と言い聞かせる自分がいたりと、不安な日々を過ごしていました。

新しい自分に出会うために日本に帰ってきたはずだったのに『私は死ぬために日本に帰ってきたみたい』って思ってしまうようになってしまいました。

内視鏡の検査当日は、担当の先生が「太陽にほえろ」のファンだったそうで、検査の前に、色々と番組のお話をしてくださり、不安な気持ちいっぱいだった長谷直美さんは、気分が楽になってきたのを覚えているそうです。

長谷直美さんも一緒に内視鏡の写し出される大腸の様子を見ていたそうです。写し出されたのは、約3センチの大きさのコブでした。まるで大腸を塞いでみるかのように見えたそうです。

長谷直美さんを気遣って、番組側はこの企画をやめましょうか言ってきたそうですが、長谷直美さんは自分の最後の記録になるかもしれないと思い始めます。

がんとの宣告を受けた女優の長谷直美さんは、カメラに向かって前向きにコメントしたそうです。「（この様子を）撮ってくださいね。ドキュメントみたいのにしてくださいよ。社会に貢献したいから」とおっしゃっいました。

医師団の中で、検討を重ねた結果、開腹手術ではなく、内視鏡による切除手術をすることになりました。ステージはⅠとⅡの間と診断されていました。不幸中の幸いです。内視鏡手術は身体への負担が少ないことでも知られています。

幸い初期の段階だったため、内視鏡の切除手術を受けることにより、術後の経過も良好で、順調に回復していきました。不幸中の幸いとはこのことです。自分の手術を見たそうで、勇気ある強い長谷直美さんです。

今回切除した大腸がんが3センチに大きくなるには2年くらいかかると先生から聞かされた長谷直美さんは思い当たることがいくつかありました。

2年前と言えば、慣れない結婚生活、そして離婚。子供との別れ。そして復帰のためのイギリス留学です。その頃は、シェアハウスに住んでいて「ホームレス女優」と呼ばれた時もありました。

新しい自分を探して無理をしていた時期だったと振り返ります。強いストレスを全てこの3センチのがんが吸い取ってくれ、まるで毒を集結してくれた自分の分身のような気がしましたと語っています。

がんになって亡くなった父を見て不治の病と思っていたがんも、初期に発見されれば治る病気だというふうに認識が変わりました。

直美さんの女優復帰から一年。2013年に『長谷直美ファンクラブ703』（直美さん公認）のフェイスブックも開設させました。直美さんのバースデーに合わせた5月15日だそうです。

2013年には、本格的に女優に復帰し、数々のドラマや舞台に活躍の場を広げています。『警視庁南平班〜七人の刑事〜(6)』にゲスト出演されています。

2014年には、神戸にて初ライブにも挑戦します。このライブのためにダイエットも敢行したそうです。なんと２．５キロダウンに成功したとのことです。若々しいスタイルと全盛期を彷彿とさせる歌声を披露しました。

女優の長谷直美さんは、当時流行っていたグレープフルーツダイエットでファンデーションを塗らない素顔にかなり自信が持てたことだそうです。病気を患っていた時の画像と比べても別人なくらいに肌がつやつやし、若返った印象があります。

順調にがんを克服し、現在の女優長谷直美さんのこれからの目標は、「自分で企画したライブを年に1回は必ずやること。そして、最終的な夢は、日本でシェークスピアの舞台に立ちたい。ハムレットの母ですね。60歳を過ぎたくらいにかなえばいいと思います」と語っています。

元夫が引き取った子供は、2018年現在で23歳。名前は、寧（ねい）さんと言うそうです。番組が2013年に放送された当時はまだ17歳でした。パリで大学の医学部に入ったそうです。

2018年現在女優の長谷直美さんは、海外国際映画祭出品の映画『17歳のシンデレラ』で子供を思う母親役を演じました。

財産目的で後妻に入ろうと画策する自称元宝塚スターが繰り広げる、笑激の人情コメディーの舞台「したたかなオンナ達」にも出演しました。女優長谷直美さんの目標である舞台女優の道を病気を乗り越え達成する力強さが演技にも表れるのでしょう。

長谷直美さんの今現在は？がんを克服？結婚や子供は？と話題になっている若い頃や現在の画像は、全盛期から比べても美しさとスタイルが現在の長谷直美さんもはつらつとして生き生きとしていると話題にもなっています。歌手としても定評があった長谷直美さんをこれからも目が離せません。今後も健康に気を使いながら活躍していく事を応援していきましょう。