中尾翔太さんが22歳が胃がんで死去。メンバーのコメントや活動休止は

「EXILE TRIBE」の9人組パフォーマー集団「FANTASTICS」に所属する中尾翔太が22歳という若さで死去しました。その死去の理由は胃がんでした。

中尾翔太は活動休止を発表し、治療に専念していたのですがどのような経緯だったのでしょうか。「EXILE TRIBE」のFANTASTICSとしての活動や、その胃がんで死去するまでの経緯をまとめて紹介します。

また、その若すぎる22歳という死にメンバーによる追悼のコメントはどのようなものがあるのでしょう。中尾翔太の闘病生活を知るメンバーの追悼コメントも紹介します。

中尾翔太は1996年4月23日生まれ22歳という若さで亡くなっています。また、愛知県出身でLDHに所属するダンスパフォーマーです。

中尾翔太の活動ユニットの名前は「EXILE TRIBE」のFANTASTICSです。中尾翔太のニックネームは「しょたまん」と呼ばれていました。

中尾翔太は幼い頃からダンスを始めていたようです。中尾翔太はかなりハイレベルなダンステクニックの持ち主として地元の名古屋で有名だったと言われています。

また、「EXILE TRIBE」のFANTASTICSに所属するまでは「NO LUCK」というダンスグループに所属していたようです。幅広いジャンルのダンスを踊ることが出来て、メンバーの中でも期待のダンスパフォーマーでした。

そして、中尾翔太はメンバーの中でも一二を争うファッション好きなおしゃれさんでした。画像でもちょっと奇抜な雰囲気のあるファッションもうまく着こなしており、ファンはそういったおしゃれな部分も高く評価していました。

中尾翔太が所属するFANTASTICSは、LDHが次世代のダンス&ボーカルユニットとして世に送り出したグループです。TBS系列「週間EXILE」でグループ結成の模様が放送されており、多くのファンが期待している新しいユニットです。

EXILEと同じく、ボーカルが2人居て、他にパフォーマーと言われるダンスを得意とするメンバーが参加しているという形のユニットだったようです。

FANTASTICSは2016年12月29日に、EXILEのパフォーマー世界と佐藤にEXPGから選出された5名を加えて結成されています。EXPGというのは、株式会社expgが運営するダンス&ボーカルスクールのことです。

2017年1月31日にTBS系「週間EXILE」でグループ結成が発表され、2月13日から4月16日まで番組内で「武者修行」を実施したものが放送されています。

2017年5月15日にTBS系「週間EXILE」でボーカルを募集する「VOCAL BATTLE AUDITION 5」の開催を発表し、12月20日に日本テレビ系「スッキリ」で上記オーディションの合格者2名を発表しています。

リーダーは世界、ボーカルは八木勇征と中島颯太です。また、パフォーマーは佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、そして中尾翔太です。

2017年の年末から体調不良が続いていた中尾翔太は、医療機関で精密検査を受けたところ胃がんが見つかりました。そのことから、2018年3月3日から活動休止を発表しています。

中尾翔太は自らの病気に対して「絶対に勝ちます」という気持ちを表明したようで、ファンには待っていてほしいとコメントを残していたようです。

ファンに対しては前向きな気持を見せたものの、21歳から22歳にかけて胃がんと戦うことになり、実際はかなり不安だったことでしょう。

中尾翔太は闘病中も定期的に画像を投稿しており、ファンに対してコメントを投稿するなど少しでも心配させないように元気に見せようとしていたようです。

しかし、もともとは筋肉質だった中尾翔太の姿が、少しずつ痩せていくことにファンも心配する声が多かったようです。特に22歳を迎えて闘病生活が長引くと、胃がんのため激やせしている姿が心配されていました。

中尾翔太の頬がコケていたり、手首が激やせしているなど、中尾翔太の胃がんの病状はあまり良いものには受け止められなかったようです。

中尾翔太は胃がんのため22歳で死去していますが、その死去するまでのスピードの早さも驚きを持って報じられています。やはり若い人のがんは進行が早いようです。

胃がんを含めたがんの病気は、細胞が分裂したときに起きる病気と言われています。そのため、中尾翔太のように年齢が若ければ若いほど、活発に細胞が分裂するため、がん細胞もどんどん分裂するようです。

中尾翔太が医療機関で診察を受けた段階で、その胃がんの進行度がどのようなものだったかは不明です。ただし、中尾翔太が自覚症状を持って診察を受けたことから、ステージは末期レベルであるステージ4だったのでは?と言われています。

胃がんによる活動休止を公表し、闘病生活を送っていた中尾翔太。しかし、当初は回復に向かっているという情報があったようです。

これは「デイリースポーツ」が取材したときに、中尾翔太の胃がんは回復に向かっており、退院して食事を摂ることができるようになっていたと記事にしていたそうです。

また、EXILEが2018年5月に配信リリースした新曲「Turn Back Time feat.FANTASTICS」のミュージックビデオでは、「EXILE TRIBE」のメンバーたちが、それぞれ中尾翔太に対して応援のメッセージを送っています。

しかし、そういった情報やメンバーによる応援のコメントも虚しく、中尾翔太は22歳の若さで胃がんによって死去しています。

復帰に関して非常に強い想いを持っていただけに、その早すぎる死は惜しまれます。葬儀は近親者と関係者で行われ、所属事務所のLDHによると後日お別れ会を予定しているようです。

活動休止を宣言してから半年ほどでの死去だけに、ファンはもちろん、メンバーによる追悼のコメントは悔しさを感じさせるものになっているようです。

活動休止後もその闘病生活を支援していた所属事務所のLDHも、大きな悲しみの中で故人を追悼しているという内容を発表しました。

また、中尾翔太が所属していた「EXILE TRIBE」のFANTASTICSは、2018年7月7日に幕張メッセで行われたライブに参加しています。そして、LDH系のアーティストが多く参加した日本テレビ系音楽バング「THEMUSIC DAY」にも生出演しています。

メンバーたちは中尾翔太が死去した悲しみを感じさせない全力でパワフルなパフォーマンスを披露し、会場のファンを魅了させました。

EXILEのHIROは、22歳で死去した中尾翔太に対して追悼のコメントを発表しています。翔太の夢をこれからも叶えたいという形での発表だったようで、短い追悼コメントの中には、これからという時期に亡くなったことに対する悔しさが感じられます。

また、EXILEのパフォーマーであるMAKIDAIやUSAも、闘病中に何度も見舞いに行っており、最後までステージにまた立ちたいという強い想いが記憶に残っているようです。

EXILEのボーカルであるTAKAHIROも22歳という若さで胃がんという病気は受け入れがたいものだったと感じていたようです。それでも、現実から目をそむけること無く病気に向き合った姿を誇りに思っているようです。

特にFANTASTICSのメンバーとして中尾翔太と一緒に活動していたメンバーの追悼コメントは、非常に辛さを感じさせるものでした。

中尾翔太と同郷の堀夏喜は、いつまでも憧れの存在であることや、最高で最強な相棒という言葉をかけてくれた中尾翔太の言葉を胸にこれからも活動を続けたいと考えているようです。

他のFANTASTICSのメンバーも、まだデビュー前であること、そしてその夢がもう少しで叶いそうなタイミングで亡くなったことを惜しむコメントが多かったようです。

FANTASTICSのメンバーは、活動休止から突然の胃がんでの死去に驚きを隠せないようですが、それでも中尾翔太の分も頑張ってデビューと大きなステージに立つという気持ちを残しています。

22歳という若さで胃がんを発症するということは非常に珍しく、同時にそういったものを気づくのは非常に難しいものと言われています。

普通の人よりもパフォーマーとして体を鍛えているような青年が、胃がんで活動休止になるというのも驚きですよね。そして、そこから半年ほどで死去してしまうという恐ろしさも伝わってきます。

FANTASTICSのメンバーは、中尾翔太の気持ちも一緒にデビューと大きなステージで活動できるように全力で活動していくようです。志半ばで亡くなった中尾翔太ですが、その夢は同じ仲間たちがきっと叶えてくれることでしょう。