原田龍二のアキラ100%が凄い?ガキ使にて丸腰デカの裸芸で再ブレイク?
2016年大晦日のガキ使で、原田龍二がアキラ100%『丸腰デカ』を披露して大きな注目を集めました。今までの硬派で真面目なイメージを一気に覆し、全力でアキラ100%の裸芸をするその姿に、世間は驚き爆笑しました。そんな原田龍二の再ブレイクに至る経緯をまとめました。
目次
ガキ使でアキラ100%を完コピする原田龍二が完璧すぎる!
ためらいがない振り切った原田龍二の完コピ裸芸に世間が注目!
2016年の大晦日に突如として覚醒した一人の俳優がいました。毎年大晦日の夜に放送されるガキ使シリーズでは、毎年意外な人物が登場して皆を驚かせるのが定番です。その年の番組内でも、斎藤工がサンシャイン池崎の完コピを披露し、大御所の西岡徳馬は吉本新喜劇の乳首ドリルの件を見事に再現しました。その中でも、お茶の間がひと際度肝を抜かれたのが、原田龍二のアキラ100%『丸腰デカ』完コピでした。

尺としては3分弱の短い時間でしたが、視聴者に与えたインパクトは絶大でした。原田龍二と言えば、イケメンで演技派俳優として渋い演技もこなせるベテランで、硬派なイメージがありました。バラエティに出るタイプの俳優ではない印象です。それがどうでしょう。登場から完璧な出落ちを見事に決めました。その一瞬で、今まで積み上げた硬派なイメージを、見事に覆したのです。

やっていることはお盆1つで股間を隠すという裸芸をなのですが、下衆には見えず、むしろ爽やかさすら感じるのが不思議です。それは持ち前の身体能力と真面目さで、潔いよどに全力で取り組んでいるからでしょうか。失敗しないで、と思わず見守ってしまいます。この後原田龍二にオファーが殺到したことは言うまでもないでしょう。そうして一躍再ブレイクを果たした、原田龍二のプロフィーを簡単にご紹介します。
失敗を恐れず再ブレイクした原田龍二のプロフィール
イケメンで渋い演技もできる実力派俳優・原田龍二のプロフィール

原田龍二は1970年生まれで今年48歳で、東京都生まれのA型です。デビュー前は結構ヤンチャだったようで、弟も本宮泰風とともに「足立区のワル兄弟」として有名でした。街の美化委員として安全靴を履き、売られた喧嘩は血の雨が降るフェスと形容した、なかなかの猛者でした。そんな原田龍二は、20歳の時に第3回ジュノン・スーパーボーイコンテストの準グランプリを受賞して、1992年にドラマデビューをします。

その後はドラマに映画、CMなど着々とキャリアを積み上げます。その後2001年に一般女性と結婚して一男一女を儲けます。2003年には水戸黄門で5代目助さん役を7年間演じました。比較的善人で真面目、硬派なキャラクターを演じることが多い原田龍二ですが、相棒シリーズの準レギュラーである陣川公平役は今までと一味違いました。毎回惚れた女性に振られるというコメディ担当で、その演技の幅を広げました。

また俳優業と並行して、公私ともに大の温泉好きなこともあり、BSやCS、地方放送で旅番組に多く出演をしています。中でも公私ともに大の温泉好きは原田龍二は、自称「温泉俳優」として全国の温泉を巡っています。芸能界では、哀川翔をかっこいい大人として兄貴と慕い、俳優の先輩としては、相棒で共演した水谷豊の名前を挙げています。好物は和菓子で、特にこし餡には目がない甘党だそうです。
本家アキラ100%を凌ぐ人気!原田龍二の裸芸が面白かった理由
今までのイメージを一瞬で見事に覆したそのギャップに大ウケ

アキラ100%は、ガキ使の放送後に原田龍二と共演したトーク番組で、エゴサーチをすると自身の持ちネタ『丸腰デカ』が、原田龍二のネタだと思っている人が多いことにショックを受けたと語っています。それほどあの3分間のインパクトは相当だったことを証明しています。原田龍二の、あの一瞬の裸芸がここまで面白く、再ブレイクをした理由は一体何なのでしょうか?

原田龍二は、ガキ使本番前の練習風景を自身のブログにアップしています。そのシュールな画像と生真面目な姿勢に、思わず笑ってしまいます。原田龍二がアキラ100%『丸腰デカ』完コピのオファーを受けたのは、なんと本番まで10日を切っていたそうです。しかもアキラ100%と通しで練習ができたのはたった1回、本番1週間前の2~3時間だけでした。とぼけたようで、妙に生真面目なところは原田龍二の魅力の一つです。

原田龍二はアキラ100%と練習をしていた際、その様子をスタッフに頼んで撮影をしていました。それはなんと、自宅で練習をするためで、家族が寝静まってから撮影した映像のDVDを見て、もくもくと練習に励みました。本番で見せたあのキレのある演技は、まさに練習の賜物でした。また原田龍二は練習の時から全力で、裸で挑もうとしたところ、準備してあるジャージを見つけ、なんてやさしい現場だ、と感じたそうです。
原田龍二は、アキラ100%完コピのオファーを受けた理由として、イケメンのイメージを壊したかったからと語っています。これまでは善人で真面目、悪人でもフォローが入る役を貰うことが多く、先行する硬派なイメージと、本当の自分とのギャップに葛藤していたそうです。そんな折ガキ使からオファーをもらって、原田龍二は千載一遇のチャンスと捉えました。3枚目の側面を新たに披露したことは、功を奏しました。

また再ブレイクした理由としては、生真面目な原田龍二の性格と裸芸という組み合わせも大きかったです。イケメンで硬派なイメージのベテラン俳優が、全力で何をやっているかと目をやれば、お盆1つで股間を隠し『丸腰デカ』を飄々と演じています。これほどシュールな光景はあるか、と言わんばかりのシチュエーションです。これは狙って出せる笑いではなく、原田龍二だから成せる必殺技です。
裸芸の醍醐味=失敗しそうで失敗しない状況に目が離せない

原田龍二というキャラクターに加えて、アキラ100%の裸芸を選んだことも人気の要因です。裸芸にもいろいろ種類がありますが、視聴者が釘付けになる、引きになるものが必要です。それが股間が見えて失敗するのでは?というギリギリ感でした。チラリズムに近い感覚で、原田龍二が失敗しそうで失敗しない、その一連の流れが気になって、つい見入ってしまった、という方も多いのではないでしょうか。

また原田龍二の、失敗を恐れない覚悟も再ブレイクをした理由でしょう。生放送ではないので、仮に失敗しても編集で事故にはならないですが、その完璧な勇姿をお茶の間に届けられた功績は大きいです。またSNSなどの普及により出る杭は打たれる世の中で、裸芸をすることで批判に晒されるリスク=結果としての失敗の懸念はあったでしょう。そこを腹を括り覚悟したことも大きいです。
原田龍二にアキラ100%『丸腰デカ』のオファーが来たのはなぜ?
裸になることへの美学=こだわりが誰よりも強い原田龍二

2016年の大晦日にビッグチャンスを見事ものにした原田龍二ですが、そもそも今回、ガキ使が原田龍二にオファーをした理由は何だったのでしょうか?毎年出演するキャストの意外性で話題を集めるガキ使ですが、その評価のポイントが気になるところです。イケメン俳優で実力派の俳優はほかにもたくさんいる中で、なぜ原田龍二だったのかをいくつかのポイントで検証します。

まず原田龍二が裸に対する抵抗感がないことがあるでしょう。原田龍二はデビューをしてから数年後に「世界ウルルン滞在記」という番組に何度か出演をしています。海外の辺境の地へ赴いて、現地の人々と交流を深める内容なのですが、原田龍二はその経験が自身の大きな転機となったと語っています。そこで赴いた集落の1つに裸族の村があって、そこでの経験が今回の裸芸に繋がっていきます。

裸族の村での日々は、原田龍二の今までの価値観や文化とは全く異なるものでした。後日振り返って、小さな革命が起きたと語っています。滞在中現地の人々とともに行動し、同じものを食べる中で、より広い世界があることを知った原田龍二はそこから考え方が変わったそうです。その時に心身ともに自然体でいることの大切さも感じたそうで、まさに、裸になることへの美学の原点とも言えます。

またほかの理由としては、その鍛え上げた肉体美も大きなポイントです。原田龍二が体を鍛えるようになったエビソードがあります。水戸黄門にて5代目助さん役を演じていた際に、肉離れや胃潰瘍に立て続けになった時期がありました。当時の撮影をしていた京都のスタジオに、高倉健が私費で作ったトレーニングルームがあったそうで、それ以来体を鍛え始めたようです。

裸族との触れ合いが影響かどうかは定かではないですが、原田龍二が公私に渡って大の温泉好きというもの、アキラ100%『丸腰デカ』との縁を感じます。原田龍二の温泉との向き合い方にはこだわりがあるようで、人工的なものは何も身に着けずに入ると決めているそうです。通常の撮影ロケですと股間をタオルで隠しますが、それは温泉に失礼だとして、ありのままの姿で入ることを信条としています。
有吉反省会で取り上げられたのも再ブレイクのきっかけ

原田龍二が温泉に入る際、一糸まとわぬ潔い姿を披露し続けるその強いこだわりに、まず「有吉反省会」が目を付けました。年末のガキ使特番のおよそ3カ月前、股間を出し過ぎてしまうことを反省に来たという、なんとも滑稽な内容で出演をしていました。その時も裸族の村に滞在した際のコテカの話や、裸で温泉に入るその独自の美学を熱く語っている姿が印象的でした。
そこでさらに原田龍二の再ブレイクの兆しを感じたのは、同番組内の禊で、自分の股間に自らモザイク処理を入れるという、まさに『丸腰デカ』の再現のような光景を見たからです。モザイクがお盆に変わると、やっていることはアキラ100%と同じだったのです。アキラ100%は失敗しないように隠す、原田龍二は失敗を恐れない、その対比も何だか面白いです。
仕事の幅が広がった原田龍二の今後にますます目が離せない!
アキラ100%『丸腰デカ』の完コピで再ブレイクしてから来た仕事は?

大晦日のガキ使で、アキラ100%『丸腰デカ』の完コピ裸芸で再ブレイクした原田龍二の元には、2017年になると多くの仕事のオファーが入ってきました。その中でも、より仕事の幅の広がりを感じたオファーとしては、「5時に夢中」の金曜MCがあります。番組MCとは頭の回転が速く、瞬時に気の利いたこと返せるサービス精神が求められます。元からその才があったのか、原田龍二は見事にその役割を果たしています。
原田龍二さん、今度は海外で裸芸したのか( °Д°)#原田龍二 pic.twitter.com/wwZYj0ox90
— ジェット (@Sen_chan4958) June 21, 2017
こちらはバラエティ番組で、アキラ100%『丸腰デカ』の格好で、謎の未確認生物を捜索する原田龍二の姿です。そのあまりにも潔い姿に、画像を見るだけでそのシュールさに笑いがこみ上げます。やっぱり元から裸になるのが好きなのでしょうか。体を張って探すという意味を、自らのありのままの姿を晒すという方向に、微量にずらしているところが秀逸です。
見ると幸せになれる座敷わらしみたいです😊ぶち、みたいわ👀最後、障子のあたりに座敷わらしの影がありました😄2日間、原田龍二さんが泊りました。その間にいびき😴(笑) 裸になってアキラ100%してました(爆笑)🤣そっちの方が印象が強かったwww pic.twitter.com/9SzBt2BAM2
— はせかつ@イメージカラー❤️赤色 (@hasekatu_53) April 4, 2018
今度は、見ると幸せになれる座敷童がいるとされる、いわくつきの部屋に泊まって調査するバラエティ番組での原田龍二の姿です。こんな状況でもいびきをかいて眠り、アキラ100%『丸腰デカ』まで披露しています。もう、やっていることが芸人と同じです。いや、それ以上の面白さで攻めています。アキラ100%を含め、裸芸人にとってはなかなかのライバルが出現したとも言えます。

ダウンタウン浜田雅功の番組で一緒にコロッケの食べ歩きをする、原田龍二の姿です。この際も、原田龍二の魅力が色んな所に散りばめられています。2人で歩いている際に横を通り過ぎる人やお店の店員さんなど、誰とでも垣根なく、サービス精神旺盛に話し込んでいました。そんな原田龍二を見て、自分の番組なのに、と若干愚痴っていた浜田雅功の絵も面白い光景でした。

2017年大晦日も原田龍二は裏切ることなく、さらにバージョンアップして帰ってきました。2年目のジンクスは原田龍二には当てはまりません。あのアパ不倫の袴田吉彦とのまさかのコラボで、「服も理想も恥じらいも!好感度なんてくそ食らえ!」という名台詞まで生まれました。持ち前の全力さはそのままに、体のシャープさは前回を上回っているようでした。
原田龍二の公式ブロクやインスタでのポエマーぶりも人気の秘密!
本来持っていた3枚目の部分を解放して、新たな境地を開拓しつつある原田龍二ですが、さらなる才能を持っています。それは自身のブログやインスタグラムで披露する、ポエマーな一面です。紹介している写真のクオリティもさることながら、原田龍二の内に秘めた、その独自の世界観をのぞくことができます。

自らのポエマーな面を特集企画として一つずつ中身を紹介されるという、まるで公開処刑のような有り様になっている時の原田龍二の姿です。なかなか「5時に夢中」らしい攻めた企画となっています。また紹介するインスタのポエムが、歌詞や台詞のようないわゆるクサイものが多く、赤面をしている珍しい原田龍二の姿を拝めました。
原田龍二がアキラ100%『丸腰デカ』で再ブレイクのまとめ
千載一遇のチャンスを生かし原田龍二の新たなPVとなった『丸腰デカ』

これまで原田龍二がアキラ100%『丸腰デカ』の裸芸で、再ブレイクを果たした経緯をまとめました。失敗や批判を恐れず、持ち前の真面目さと肉体美で振り切った完コピを披露した原田龍二は、今までのイケメン一辺倒なイメージを見事にぶち壊して、新たな一面をお茶の間に披露しました。そのあまりにも潔い姿に、世間の注目度はどんどん上がっていきました。

ガキ使で再ブレイクをする前から、原田龍二が覚醒する要素はいくつかありました。それまで公の場で出さなかっただけで、若い時に辺境の地で裸族の村に滞在して以来、裸に対する抵抗がなかったり、サービス精神が旺盛だったり、実は3枚目な所があったりと、色んな魅力が原田龍二には潜んでいました。俳優としてキャリアを積んだ今、そのありのままの自然体の姿が、世間には好感を持って受け止められています。

原田龍二が、ガキ使から変態仮面のオファーを受けたことを娘に伝えた際、その娘から、学校に行きたくない、行くのが怖いと言われたと語っていました。そんなダメなお父さんっぷりも何だかかわいらしく感じてしまいます。丸腰デカや変態仮面の次は、何で私たちを楽しませてくれるでしょうか。自分らしさをさらけ出して、世間に認められた原田龍二の今後が、さらに期待されます!
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