黒木奈々アナの闘病生活。死因は胃がんで復帰も32歳の若さで死去。

フリーアナウンサーとして活躍されていましたが、黒木奈々アナウンサーの苦しい闘病生活とはどうだったのでしょうか。そして、32歳という若さで亡くなられてしまった、黒木奈々アナウンサーですが、その原因について詳しくご紹介していきます。

目次

  1. 黒木奈々さんのプロフィール
  2. 気になる黒木奈々さんの経歴
  3. 苦しい黒木奈々さんの闘病生活
  4. 黒木奈々さんの死因であるスキルス胃がんとは?
  5. 癌により死去された有名人
  6. 黒木奈々さんもかかってしまったガンの怖さ

黒木奈々さんのプロフィール

名前:黒木 奈々(くろき なな)
生年月日:1982年11月12日
年齢:32歳没
出身地:鹿児島県鹿児島市
血液型:A型
身長:172cm
最終学歴:上智大学外国語学部フランス語学科卒
所属事務所:セント・フォース
職歴:毎日放送
ジャンル:報道番組
活動期間:2006年~2015年

気になる黒木奈々さんの経歴

黒木奈々さんは、アナウンサーと言う夢を目指す為に、鹿児島県立鶴丸高等学校に行き、女性アナウンサーの輩出が多い上智大学外国語学部フランス語学科を卒業されました。そして、フランス語を勉強していた為、在学中に1年間フランスへ留学していた事もわかりました。中学では軟式のテニス部に所属しており、高校生では硬式テニス部に所属しキャプテンも務められていたそうです。

黒木奈々さんは大学入学直後から、フジテレビのアナウンススクールに通い始めていました。アナウンサー採用試験の為に1年間留年していましたが、在京キー局と地方局すべての選考に落ちてしまいました。2006年4月には、報道記者枠として毎日放送に入社されました。同期にはアナウンサーの前田阿希子さんや、伊藤広さんが居たようでした。

報道局ニュースセンター所属の報道記者として活動されていましたが、2007年に同局を退局していました。退局後には毎日放送の先輩の勧めで、TBSニュースバードキャスターオーディションを受け見事合格されました。2007年4月より、キャスト・プラスに移籍と同時にTBSニュースバードのニュースキャスターになりました。

2010年3月に黒木奈々さんは退社しており、同年8月に「セント・フォース」に移籍されました。しかし、退社前に行っていたニュースバードは2011年3月まで出演していたそうです。同局の公式HPでは2010年4月以降は「フリーアナウンサー」という肩書になっていました。

2011年4月からは、NHKのBS1放送「ワールドWaveトゥナイト」のサブキャスターに就任されており、ニュース、天気予報などを担当し、取材ではフランス語でインタビューを行ったりもしていました。2014年3月31日には「国際報道2014」のメインキャスターへ就任されて活躍されていました。順調に活躍していると思われていましたが、同年7月27日にレストランにて急性胃潰瘍で倒れ、緊急入院されました。

早めの夏休みと言う名目で同年8月18日に復帰しましたが、検査の結果で悪性腫瘍が見つかり、同年8月27日放送分以降に休養されていた事がわかりました。同年9月10日に胃がんを患っていることを公表しています。公表直前の最初の診断では初期ガンと診断されていましたが、2つ目の病院で診断したところ、予想以上に進行しており、胃の全摘出手術を行う事になりました。

2014年10月5日に退院し、手術は成功して他部位に転移も無いと発表されました。しかし、翌年7月の定期検査で、がんのリンパ節への転移が判明しており、8月上旬に東京都内の病院に再入院していましたが、9月には自宅へ戻っていたようです。休養後も復帰を目指していましたが、2015年9月19日に胃がんの為、死去されました。

黒木奈々さんの最期は都内の自宅で両親に看取られたそうです。死去の事実は、同日中に所属事務所「セント・フォース」から報道各社にFAXで伝えられていました。32歳という年齢で亡くなられ、通夜ならびに葬儀、告別式は黒木家と「セント・フォース」との合同葬で青山葬儀所にて行われていたようでした。

苦しい黒木奈々さんの闘病生活

フリーアナウンサーとして活躍されていた黒木奈々さん。2015年9月19日に、スキルス胃がんで死去されました。32歳と言う若すぎる死去の為、話題になりました。生前までBS放送の放送番組のキャスターとして活躍されていましたが、あまりにも早すぎる死去の為、様々な所からお悔やみの声が続出していました。そんな黒木奈々さんの闘病生活についてご紹介していきます。

まず始めに、黒木奈々さんの死因の原因となった胃がんが発覚したのが、2014年7月でした。スキルス胃がんが発覚してから、1年程で死去されました。この1年間で死因であるスキルス胃がんがどの様に進行していったのか、黒木奈々さんの闘病生活を追って調べていきましょう。

黒木奈々さんは、2014年7月に友人との食事中に激しい胃の痛みを訴え、病院へ緊急搬送されました。この時は胃潰瘍と診断されていたようです。しかし、黒木奈々さんの検査を進めていくと、原因は胃がんの初期段階であることが分かったようです。フリーアナウンサーとして報道番組で活躍されていた黒木奈々さんは、原因が胃がんと分かった瞬間に、不安になったそうです。

キャスターとしての立場が失われるのではないかと、非常に怖く悲しい経験をされたと話されていました。黒木奈々さんは、小学生と言う幼い頃からキャスターに憧れていたようです。そして、アナウンサーを多数輩出している明智大学外国語学部に進学されました。黒木奈々さんは就職活動で一旦記者として採用されていました。

しかし、黒木奈々さんはキャスターの夢を諦め切れず、7年間努力し続けていたと話されていました。そこでやっと夢が叶ったフリーアナウンサーですが、病気1つでその夢が失われてしまうのは、とても悲しい事です。初めは、胃がんが初期段階と言われていた黒木奈々さんですが、二つ目の病院では胃がんのステージがⅢだった事が発覚してしまいました。

原因のステージⅢですが、末期がんと診断される「ステージⅣ」の一歩手前で、極めて危険な状態であることが分かりました。ステージⅢの手術の成功率は高いものの「60~70%」の確率で5年以内に再発してしまう確率があるという物でした。胃を全摘出し、他部位への転移も無く、手術は無事成功して安心した事でしょう。しかし、この後から急激に体調が悪化してしまいます。

闘病生活の始まり

手術には成功した黒木奈々さんでしたが、1年間の抗がん剤による治療が行われていました。心配していた「抗がん剤による副作用」で髪の毛が抜ける事も無く、2015年1月の報道番組で1日限りの復帰をされていた事が分かりました。この時の画像を見てみると、画像からは伝わりにくいかもしれませんが、少しばかり痩せているような感じです。

こちらの画像が、1日限定で復帰された時のNHK総合テレビ「国際報道2015」の画像です。この画像を見る限りでは、とてもがん患者とは思えない程なのが印象的でした。2015年3月30日より、治療を継続しながら週1日限定ではある物の復帰を発表しました。しかし、2015年7月には再び体調不良を訴えており出演を取りやめて、入院されていました。

黒木奈々さんは、2015年8月31日放送分で再び休養される事を発表していました。この時点で、黒木奈々さんが死去されるまで2週間あまりでした。深刻な状態でしたがあまりの急な死去に驚きです。7月の体調不良を訴えた際に転移が早い事から原因はスキルス胃がんということがわかったようです。

黒木奈々さんの、死去の原因となってしまった胃がんが発覚した2014年からの苦しい闘病生活。2014年7月に友人との食事中に胃の痛みに襲われ、まさかこの先に闘病生活となり死去してしまうとは思いもしなかったでしょう。最初に行った病院での診断が胃痛の原因が胃がんの「初期状態」と診断されてしまいました。

この時既に黒木奈々さんは闘病生活が始まってしまっていましたが、いくつかの診断を受けた結果、最終的な原因判明に時間がかかってしまっていました。最初の診断の時にしっかりと診断されていたら、辛い闘病生活を終え、死去せず普通の暮らしに戻っていた可能性もありました。

しかし、黒木奈々さんの死因となってしまった胃がんはスキルスだった為に、発見が遅れてしまい、同時に対処も遅れてしまったのではないでしょうか。死因となった胃がんを早期発見する為にも、日頃の身体検査の重要性を見直すきっかけを与えられました。

黒木奈々さんの死因であるスキルス胃がんとは?

黒木奈々さんの死因であるスキルス胃がんとは、「がん」がひと塊にならず、正常組織に染み渡る様に「がん」が浸潤してしまう為、病変の表面が正常組織に覆われる事があったり、病変内に飛び石のように正常組織が残っている事があります。また分化型腺癌と異なり、血管を破壊しながら進行してしまう為、スキルス胃がんでは上部消化管内視鏡で狭帯域光観察しても病変が分かりにくいとの事でした。

胃がんの中でも「スキルス胃がん」は今の医療技術を用いても早期発見がとても困難のようでした。そして、増殖浸潤が速いため、治療成績が著しく悪い難治がんと言われているようでした。黒木奈々さんの死因である、スキルス胃がんを発症した場合、根本的な治療を受けるのは現在の医療でも極めて困難である場合が多いようです。

また、死因となってしまったスキルス胃がんは、若年齢(20代)でも発症してしまう事がある様でした。なので、子供がまだ小さい時に、生き続けなければいけない方々がスキルス胃がんで亡くなられる事があります。医療従事者の方々には一刻も早いスキルス胃がんに対する対処法を確率してもらう事が今後の課題となって来るのではないでしょうか。

スキルス胃がんが原因の症状とは?

スキルス胃がんは無症状の場合もあるようですが、典型的な症状とは、様々な症状がありますが主な症状として「食欲不振、体重減少、下痢、胸やけ、消化不良」が挙げられています。原因のスキルス胃がんが進行してしまうと「嘔吐、吐血、下血、タール便、腹水」の症状が現れてきます。

黒木奈々さんの死因であった、スキルス胃がんの症状が発生してから発見された場合は、多くの場合が腹膜播種など多臓器への転移が発生している事が非常に高く、残念ながら根本的な治療が確立されていない状況です。癌や、その他病気にも言える事ですが、早期発見に越したことはありません。定期的な身体検査を受ける事が最も最適な方法ではないでしょうか。

癌により死去された有名人

画像に写っているのは、黒木奈々さんの死去後の2015年9月24日に亡くなられた「川島なお美」さんです。画像を見て頂くと、とてもやせ細った姿に目がいくでしょう。彼女の死因もまた「がん」によるものでした。黒木奈々さんとは違う種類のがんで、川島なお美さんが死去された原因となったのは「胆管がん」でした。

腹水状態の画像

この画像を見てみると、川島なお美さんのお腹が膨れているのが分かります。画像でお腹だけが膨れ、手や顔等はやせ細っているのが分かる通り、胆管がんではまともに食事を取ることが難しく「腹水」と言って、腹腔に過剰に水が溜まっている状態です。この腹水状態になると内臓が圧迫され、食欲不振などの症状があります。

川島なお美さんもまた、黒木奈々さんと同時期に闘病生活と闘っていました。2人の死因となってしまった「がん」は同じものではありませんが、がんがどれだけ怖い病気なのかお分かり頂けたのではないでしょうか。闘病生活中は、食欲不振だけでは無く、痛みや嘔吐等様々な症状がありとても辛い日々を過ごされたのではないでしょうか。

黒木奈々さんもかかってしまったガンの怖さ

黒木奈々さんは、フリーアナウンサーになるために長い年月をかけて夢を叶えられましたが、急にガンと診断されてそこから闘病生活になってしまいました。お酒の飲みすぎや、煙草の吸いすぎ等、リスクを最小限に抑える事はできますが、ガンにも様々な種類があり、誰にでも起こりうる病気です。

ガンの治療には、早期発見と既に進行してしまっているのとでは、手術後の生存確率が大きく変わってきます。日頃マメに身体検査を行っている人は少ないのではないでしょうか。企業に勤めている方は会社で健康診断等行いますが、中々健康診断では早期のガンが見つからない事が良くあります。

しかし、お金は掛かってしまいますが、病院での精密検査を受ければ早期発見できる可能性が非常に高くなります。ガンが進行してからではリスクも高くなってきてしまうので、そうなる前に発見できるのが一番良いのではないでしょうか。

黒木奈々さんの様に、ある日突然闘病生活を送らなければいけなくなった方々は大勢います。黒木奈々さんは、夢を叶え様々な所で活躍され始めている時だったので、とても残念でした。これからガンにならない様にする為にも、日頃の体調管理の大切さが分かったのではないでしょうか。

他の芸能人の方のガンの記事はこちら

中尾翔太さんが22歳が胃がんで死去。メンバーのコメントや活動休止は | Luupy[ルーピー]
名脇役の深浦加奈子は座ったまま絶命?死因はガン?父が明かす闘病記 | Luupy[ルーピー]

関連するまとめ

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ