池内淳子の死因は？夫や息子に黒柳徹子との関係は？若い頃の画像写真など

女優の池内淳子を紹介します。池内淳子はどうやって芸能界入りをしたのでしょうか？芸能界に入った池内淳子の若い頃はどうだったのでしょう？画像を交えて紹介します。また結婚をされていたようですが夫はどんな方だったのでしょう。子供は息子はいたのでしょうか？また、黒柳徹子さんとも親しい間柄のようですがどんな関係なのでしょう？！既にお亡くなりになられている池内淳子ですがその死因は何だったのでしょう。

池内淳子は1933年（昭和8年）に、当時東京が東京府と言われていた頃の東京府東京市本所区東両国、現在の東京著墨田区両国で生まれています。今でも豊島区にある私立の女子校である十文字高校を卒業しています。高校を卒業した池内淳子は、日本橋にある三越本店に就職しました。担当は、呉服売り場でした。日本橋三越本店の呉服売り場で働く池内淳子は1年半で三越を退職しています。

三越を退職した池内淳子は、花嫁修業のため「日本女子割烹専修学校」に入学します。ただし、夫になる人が決まっていたわけではありません。当時の若い頃の女性は好んで料理学校に行っていました。「日本女子割烹専修学校」は料理と和装を教えてくれる学校で、今の「池袋調理師専門学校」の前身です。当時の池内淳子は夫になる伴侶を探すため専修学校へ行っていました。

「日本女子割烹専修学校」に通っているときに、池内淳子は友達から雑誌「サンケイグラフ」の表紙のモデルを探しているから応募してみないかと言われ池内淳子は応募しました。「サンケイグラフ」は産業経済新聞社が1950年から発行していたジャーナリストが書いた雑誌です。「サンケイグラフ」の表紙モデルに応募した池内淳子は、見事合格し1954年10月号の表紙を飾りました。

「サンケイグラフ」の表紙を飾った池内淳子をみた、新東宝のスカウトの目に入り池内淳子を新東宝に入社させました。新東宝は東宝を母体にした監督・スタッフや俳優たちからなる映画会社で、1947年経営陣側にも組合側にもつかない中立の立場で映画を愛する人達が集まって創った会社。長谷川一夫、高峰秀子ら百数十名が集まりましたが、1961年の経営破綻している会社です。

若い頃の池内淳子です。池内淳子のデビュー作「皇太子の花嫁」です。当時は、今の平成天皇継宮（つぐのみや）が嫁をとることをテーマにした映画です。実際には今の皇后様（美智子様）と結婚されるのですがその過程を描いた作品です。映画デビューにも関わらず池内淳子は花嫁候補の一人「桂百合子姫」役を演じています。

1955年の「次郎物語」に出演していた若い頃の池内淳子の画像です。若い頃の池内淳子は、化粧も薄くすっぴんでも勝負できる女優でした。池内淳子二十歳の若い頃の画像です。

映画「新妻鏡」で主演を演じた若い頃の池内淳子です。当時は23歳の若さでした。隣の家の少年の空気銃が、池内淳子演じる主演の文代の目に当たり、文代は片目を失明してしまうため映画では、池内淳子は片目を失ったことを他人に知られたくないためサングラスをかけるという役どころです。

映画「花影」に主演した池内淳子26歳の若い頃の画像です。物語は33歳の主人公・葉子を演じる池内淳子です。葉子は銀座のバー「トンボ」の女給（ホステス）の役で男に騙される役を演じるので、26歳の池内淳子でも充分適役とスタッフ陣は考えたのです。和服を着ると落ち着いて見える池内淳子です。

新東宝で活躍していた池内淳子ですが、恋に落ち結婚する池内淳子でしたが、すぐに離婚し銀幕に戻ってきま。離婚し芸能界に復帰した若い頃の池内淳子の画像です。

平岩弓枝の小説・脚本で石井ふく子がプロデュースし、山岡久乃と長山藍子が出演したドラマ「女と味噌汁」です。i池内淳子が33歳の画像ですが、若い頃の池内淳子と全然変わらないくらい綺麗な池内淳子です。1965年の画像ですがこの時期以降、平岩弓枝、石井ふく子、山岡久乃、長山藍子と池内淳子は様々なドラマでチームを組みます。

池内淳子33歳の画像です。時代劇任侠ものにも出演した池内淳子でした。中村錦之助が主演し、渥美清は助演する時代劇です。池内淳子ふんするおきぬは、真を通す立派な女性を演じますが、労咳（結核）に侵されていく悲しい女性を演じています。大人の雰囲気を出している池内淳子です。

和服の似合う女優として有名な池内淳子は、芸者の格好をさせると妖艶な雰囲気を出す、素敵な女性に変身します。池内淳子は多くの映画・ドラマ・演劇にて和服姿を披露する機会が洋装に比べ多く出演している女優です。

着こなし方によっては清楚感あふれる女性を演じる若い頃の池内淳子です。高校を卒業して就職した三越の採用担当者は池内淳子が和装が似合う女性であることを理解し、池内淳子を和服売り場に配置しました。若くても和服の似合う池内淳子です。

昭和史に残る若い頃の昭和の女優たちの画像です。前列左から池内淳子、岡田茉莉子、若尾文子、草笛光子。後列左から南田洋子、北原三枝、淡路恵子です。蒼々たるメンバーが集まった画像です。

池内淳子と夫の柳澤慎一との二人の馴れ初めは、ラジオの共演が始まりです。池内淳子と夫の柳澤慎一は1957年10月12日に品川プリンスホテルで結婚式を挙げましたが、1958年1月17日に池内淳子が実家に戻り離婚が成立しています。池内淳子と夫の柳澤慎一との性的性格の不一致とが夫の柳澤慎一の姑が厳しかったなどウワサが立ちましたが夫の柳澤慎一との離婚の原因は定かでありません。

池内淳子の名前をインターネットで検索すると夫の柳澤慎一のことも出て来ますが、「息子」と言う言葉が出て来ます。3ヶ月足らずの結婚生活の中で息子ができたのでしょうか？いろいろ調べましたが、池内淳子と夫の柳澤慎一との間に息子はできませんでした。また、「息子ができっちゃった婚」でもありません。もし、二人の間に息子ができていたならば、3ヶ月で離婚するようなことはなかったはずです。

日本の料理研究者の草分けの一人江上トミから「在野の料理名人」と呼ばれた柳澤愛子の息子として東京で柳澤慎一は1932年12月19日に生まれています。現在85歳です。戦時中東京で空襲に遭い、疎開先の新潟県長岡でも空襲に遭っています。戦後、戦災孤児や障害者の慰問費用を集めるため進駐軍クラブでジャズを歌い始めたのが、ジャズ歌手になるきっかけになりました。

学生時代からジャズ歌手としてデビューし、プロとして活動するため在学していた青山学院大学を退学しています。その後、キング、コロムビア、ビクターの3つのレコード会社から専属歌手への誘いがありましたが、「三社の中から一社を選ぶのは失礼にあたる」といって三社からの誘いを断りフリーのジャズ歌手として活躍しました。

柳澤慎一の才能は多才で、150本の映画出演しています。中には主演を演じた作品もあるほどの才能の持ち主で、声優としては「奥様は魔女だった」のダーリン役を務めています。福祉活動にも積極的で、家屋敷まで売り払って福祉活動を行い福祉に関する総理大臣賞を受賞しています。

個人的には、池内淳子と離婚した後、1960年池内淳子と離婚した2年後にヌードダンサーである瞳はるよと結婚しています。二人の馴れ初めは柳澤慎一が日劇ミュージックホールのヌードショー「夜に戯れて」に出演し、瞳はるよと親しくなったのが二人の始まりです。柳澤慎一と瞳はるよの間に息子がいるか否か、調査しましたが息子がいることは発見できませんでした。

池内淳子と黒柳徹子とは二人が幼稚園の子供の時から同じ幼稚園に通い友達同士でした。東京都目黒区にあるトモエ幼稚園に通っていました。トモエ幼稚園は現在閉園されています。黒柳徹子の番組「徹子の部屋」にも12回出演しており、池内淳子がなくなる2010年頃では歴代の5本の指に入るゲストであったと黒柳徹子は言っていました。

森光子が主演した演劇「放浪記」の中でも、黒柳徹子と池内淳子は主人公・林芙美子のライバル役の日夏京子を時期は違えど同じ役を演じています。黒柳徹子はテレビや歌番組の司会だけでなく、ドラマや舞台での出演をされている女優さんでもあります。

黒柳徹子はテレビが日本で放送を開始したテレビ女優第1号としてNHKに入局しました。「徹子の部屋」はギネスに登録されており、同一司会者によるトーク番組の最多放送世界記録として記録を更新中です。ドラマでは「若い季節」、「繭子ひとり」、「元禄太平記」など多数に出演し、声優として「ひょっこりひょうたん島」、「サンダーバード」は有名です。バラエティ番組にも数多く出演されています。

池内淳子の親友の一人に黒柳徹子の他に、既に亡くなってしまっていますが山岡久乃がいます。池内淳子と黒柳徹子と山岡久乃の三人は「年をとったら、三人で同じ老人ホームに入る」約束をしていましたが、山岡久乃よ池内淳子が亡くなってしまい、黒柳徹子だけになってしまったので実現しませんでした。

「日本のお母さん」と呼ばれた山岡久乃は、ドラマ「ありがとう」で水前寺清子と共演し50%を超える視聴率を残しました。石井ふく子、橋田壽賀子の作品に多く出演していた。山岡久乃の死因は胆管癌をであり、1998年12月に自らガンであることを発表しています。1992年2月に胆管癌による心不全のため亡くなっています。直接の死因は心不全となっています。

池内淳子の死因は肺腺癌です。一般には肺がんと言われており、胸に違和感を感じます。2007年に舞台「三婆」の地方公演中に胸の違和感を訴え、検査入院しました。間質性肺炎、胸水貯留、肺腫瘍の診断が下され3ヶ月の入院をしました。退院しドラマや演劇復帰を果たした池内淳子でしたが、2010年に病気が再発し、東京都内の病院で亡くなられました。死因は肺腺癌でした。

若い頃の池内淳子はヘビースモーカーだったという話しを聞きます。死因となった肺腺癌は、昔のタバコが死因につながったのかも知れません。今のJTが専売公社という時代に池内淳子はタバコのポスターに出演したことがあります。それほど池内淳子の当時のヘビースモーカーは有名だったのです。もしかしたら昔のタバコが死因の肺腺癌を誘発したのでしょう。

若い頃の池内淳子は、「お嫁さんにしたい女優」で常に上位にランクしていました。人気・演技力とも「テレビ女優ナンバー1」になったこともあります。1962年池内淳子29歳の時には「日本放送作家協会女性演技者賞」を受賞しています。2002年には紫綬褒章を受章。2008年春の叙勲での旭日小綬章を受賞しています。天皇陛下御在位二十年記念式典において皇后様が関心を持つ分野の代表者に池内淳子が紹介されました。

和服姿に似合う女優の一人に数えられる池内淳子は、映画、ドラマ、演劇に出演し昭和・平成を駆け抜けていきました。和服の似合う上品な美貌の持ち主の池内淳子は多くのファンがいましたが、特に女性のファンが多かったことは池内淳子の清潔的なイメージがあったからです。いつかまた、池内淳子のような和服が似合う女優さんが私たちの前に現れて欲しいものです。