山口百恵の旦那・三浦友和との馴れ初めや出会いは？息子についても！

言わずと知れた昭和の歌姫、山口百恵について詳しくご紹介していきます。山口百恵は、東京都で出生していますがその後は家庭の事情などにより神奈川県に移り住んでいます。その為、出身地は神奈川県となります。山口百恵が芸能界にデビューするきっかけとなったのが、当時絶大な人気を誇っていたオーディション番組「スター誕生!」で準優勝をした事です。

山口百恵が「スター誕生!」で準優勝を飾ったのは、1972年の事です。山口百恵と同年代である森昌子が当時テレビで活躍しており、山口百恵も森昌子のようになりたいと思い応募したそうです。ここで山口百恵は牧葉ユミの「回転木馬」を歌い準優勝を飾り、20社から指名を受けています。しかし、この時審査員からは歌手は諦めた方がいいと女優を勧められています。

昭和の歌姫と言える山口百恵が、この時女優を勧められていた事には驚いてしまいます。それが関係してか、山口百恵は1973年の4月に公開された映画「としごろ」に出演してまずは女優としてデビューをしています。しかし、5月には映画と同じタイトルの楽曲を発売し、歌手としての活動をスタートさせています。

歌手としての活動を始めた山口百恵は、瞬く間に注目されていきます。芸能界を目指すきっかけとなった森昌子と変わらない活躍が見られ、ついに森昌子と肩を並べるほどにまでなります。当時、森昌子に加えて桜田淳子と3人で「花の中三トリオ」と呼ばれています。この山口百恵の活躍は、「大きなソニー、大きな新人」とキャッチコピーが付くほどでした。

しかし、スタッフが想定していたほどのセールスは出なかった為、第二段の楽曲で山口百恵はガラッとイメージチェンジをする事となりました。それが、山口百恵の代表曲の中の1つ、「青い果実」です。この曲は、1974年と翌年の「ひと夏の経験」で大きく話題となります。当時あまり考えられていなかった、若い女性が性を嗅ぐわせる楽曲を歌った事で大胆なイメージチェンジです。

当時、山本リンダなどセクシー路線の歌手が増えていた為に、山口百恵もこのブームに乗ったと言えます。これで絶大な人気を確保する事となった山口百恵は、その後「愛に走って」や「横須賀ストーリー」、「パールカラーにゆれて」など数々のヒットソングを歌い、オリコンチャートでは常に上位にランクインするほどの活躍を見せています。この活躍で紅白歌合戦にも常連となります。

山口百恵は、歌手としての活躍だけでなく女優としての活躍もかなりのものでした。1976年には、赤いシリーズと当時人気だったドラマのシリーズである「赤い衝撃」で初の単独主演を務めています。ドラマだけでなく、数々の映画などにも出演し、女優としても一躍人気を集めています。引退の際には、引退記念としてスペシャルドラマや映画が作成されたほどでした。

山口百恵は、人気が絶頂だった頃と言うよりは、そのまま活動をしていれば現在もテレビに出演していたであろう数々の才能を披露していた人物です。しかし、かねてより交際を公表していた現在の旦那、三浦友和との結婚を理由に電撃引退をしています。引退が発表されたのは、1980年3月の事でした。ファイナルコンサートは同年の10月に行われ、多くのファンに惜しまれながらの引退となりました。

さて、山口百恵は旦那となった三浦友和とはどのように出会っていたのでしょうか。ここからは、山口百恵と旦那である三浦友和との馴れ初めについて見ていきましょう。2人の馴れ初めの最初は、グリコのプリッツのCMで出会った事から始まります。このCMは、1974年の5月に東京の桜の名所で知られる世田谷区の砧公園で撮影されていたようです。

このCMで三浦友和と共演する事となった山口百恵ですが、まだこの時は好意を抱いた訳ではありません。この時は、公演で練習をしている選手のようだと感じたくらいで、まだ2人は交際へ発展するほどの親しい関係にはなっていなかったようです。

さて、馴れ初めの出会いについてはあまり大きな進展のなかった2人ですが、その後再び共演する事となります。山口百恵が再び三浦友和と共演する事となったのが、2人の馴れ初めに欠かす事の出来ない作品、「伊豆の踊子」と言う映画です。この映画は、1974年12月に公開される事となった映画で、9月の時点で2人は撮影の為に再び出会っています。

この映画では、山口百恵のお相手役として三浦友和が出演する事となります。実は、このお相手役は元々は一般公募だったようです。しかし、グリコのCMで山口百恵と共演していた三浦友和を気に入った監督が仕組んだと言う噂もあります。はた目から見て、三浦友和と山口百恵は相当お似合いだったのでしょう。この映画の共演シーンは数多く画像として今も残っています。

なぜ「伊豆の踊子」が馴れ初めに欠かせないのかと言うと、この映画で再び共演を果たした事がきっかけで、この後2人は数々の作品で共演していく事となったからです。山口百恵と三浦友和の画像を探すと、共演している画像ばかりが出てくるほどです。翌年には、「潮騒」と言う映画で再び共演する事となり、どうやらこの頃から山口百恵は三浦友和を意識していたようです。

山口百恵は自伝書を発売していますが、これによると共演を重ねていくうちにいつしか三浦友和を目で追うようになっていた事を明かしています。さらに、共演する中で三浦友和の胸に顔を埋めるシーンの際には三浦友和の鼓動を特別な意識を持って聞く事の女性になれたならと感じていたそうです。奥ゆかしい表現ではありますが、しっかりと好意を抱いていた事が分かります。

また、馴れ初めの中には三浦友和の優しさが分かるエピソードもありました。過密スケジュールで多忙を極めていた山口百恵は、映画の撮影最中についうたた寝をしてしまったそうです。その時、それに気づいた三浦友和は耳元で「眠りなさい、可哀想に。　疲れてるんでしょう」と囁いたそうです。こんなドラマのような馴れ初めで、2人は徐々に距離を近づけていったのです。

まるでドラマのような馴れ初めですが、いつしかゴールデンカップルと呼ばれるようになっていきます。毎年共演するようになった2人は、いつしか世間も認めるような理想のカップルとなっていたのです。実は馴れ初めには続きがあり、好意を抱いていた山口百恵に三浦友和から電話番号を教えられたそうです。中々電話するに至りませんでしたが、半年ほど経ってやっと電話をしたそうです。

そして、山口百恵が18歳になった頃に交際へと発展しています。そして、山口百恵が交際を公表したのは1979年の自身のリサイタルでの事でした。山口百恵は、私の好きな人は三浦友和さんですと告白し交際が世間に知れ渡ります。しかし、この時人気の歌手が交際を宣言するとは異例の事態で、メディアだけでなく世間も騒然としました。

実は、山口百恵が交際を公表した後に三浦友和も交際を発表しています。内容は、結婚を前提として交際していますと言うものでした。交際していた時点で、2人共結婚を意識していたのでしょう。翌年の1980年3月7日に婚約を発表し、ついに山口百恵と三浦友和は結婚する事となりました。ゴールデンカップルの結婚と言う事で、世間も既に祝福モードとなりました。

しかし、この結婚で山口百恵は全ての芸能活動から引退する事も発表しました。祝福モードに沸いていた中、引退を悲しむ声も多く寄せられています。同年の10月にファイナルコンサートでは、「私のわがまま、許してくれてありがとう。幸せになります」とファンに伝えて最後の楽曲となる「さよならの向こう側」を涙を流して歌い切り、一礼してマイクを中央に置いて引退となりました。

さて、めでたく結婚となった山口百恵ですが、引退後には子供に恵まれて幸せな家庭を築いています。山口百恵と言うと騒然な生い立ちが有名ですが、母親は愛人と言う立場だった為に父親はいないと自身も発言しています。その為、結婚後は家庭をとにかく大事にしていたようです。子供は息子が2人と言う事ですが、息子はどんな人物なのでしょうか。画像と共に見ていきましょう。

まずは1人目の息子である長男の三浦祐太朗です。1人目の息子が誕生したのは結婚から4年後の1984年4月30日の事でした。画像でも分かるように、1人目の息子は父親である三浦友和似の男性です。なぜ画像があるのかと言うと、芸能活動をしているからです。バンドマンとして歌手活動をしており、「Peaky SALT」と言うバンドでメジャーデビューしていますが現在はソロ活動中との事です。

そして、2人目の息子が誕生したのは翌年の1985年11月10日の事です。名前は、三浦貴大と言い画像の人物です。2人目の息子についても画像があるのは、こちらも芸能活動をしているからです。兄のように歌の才能に恵まれなかった彼は、俳優としての才能を発揮して現在も俳優業に勤しんでいるとの事です。

結婚によって芸能活動の一切を引退するとした山口百恵ですが、実は引退後も執拗なマスコミの取材攻撃に会っていました。その中には、大事な息子2人が恐怖を抱いてしまうほどの事態に発展していたものもあります。私生活にマスコミの執拗な張り込みを受けていた山口百恵は、これ以上芸能界にいた事を後悔したくないと漏らしていたそうです。

しかし、その後もマスコミが引かない為に三浦友和が人権擁護局に助けを求め一時は解決します。しかし、長男の入園式の時にはマスコミが押しかけ、強引に中にいる息子達を写そうとレンズを向けたそうです。これに息子2人は怖がり、ついに激怒した山口百恵が記者に平手打ちをしてしまいます。この事件の画像は、週刊誌に載せられ大きな問題となりました。

さて、かなり大きな問題となったマスコミの執拗な取材攻撃でしたが、山口百恵がこれほどまでにマスコミの取材を拒んだのはやはり育った家庭があったからこそ、今自分が母親となった事で家庭を大事にしたいと言う想いが一番大きく影響していたようです。しかし、マスコミの取材がないと現在の山口百恵がどうなっているのか分かりません。一体どうなっているのでしょうか。

そこで現在の山口百恵について調べてみると、なんとキルト作家として活躍していたようです。作品の画像も何点か見つける事が出来ました。その腕前はかなりのもので、東京国際キルトフェスティバルにも展示されるほどのようです。家庭を大事にしながら、自分の時間も楽しんでいるのでしょう。添えられている写真から、現在も変わりない美貌である事も分かります。

そんな山口百恵の自宅は、国立にある豪邸との話です。結婚以来、この国立の豪邸を基盤に生活しているとされていますが、どうやら一時期都心部へ引っ越した経歴もあるとの情報がありました。これは、執拗なマスコミの取材攻撃から逃れる為と言う理由と、ファンが自宅に押しかけて問題となった事件が背景にあるのではないかと推測されます。

結婚から38年となる山口百恵と三浦友和夫妻ですが、息子2人も独立して現在は2人仲良く国立の豪邸で暮らしているとの事です。夫婦円満の秘訣とは一体何なのでしょうか。実は、息子が独立した時に夫婦で新ルールを作ったそうです。その内容が、年4回以上は2人で温泉や海外旅行にいくことと言うもののようです。2人だけで楽しむ時間を作るのが秘訣なようです。

また、還暦を目前にした山口百恵の為に、息子達が夫婦で国内の温泉旅行が出来るようにと計画をしているそうです。夫婦だけでなく、家族としてもとても仲の良い様子が伺えます。これは、家族を第一に考えて大事にしてきた山口百恵だからこそなのかも知れません。引退されてしまった事は多くのファンが悲しみましたが、現在とても幸せな生活をしている事に喜びも感じます。

さて、山口百恵の結婚から引退までを振り返って見てきましたが、様々な困難には直面していますが現在はとても幸せな生活をしている事が分かりました。結婚後も夫婦仲の良い姿が見られ、まさに山口百恵が思い描いていた家族を築いている様子です。今後も、静かに山口百恵の幸せを応援していきましょう。