藤村志保の現在は?旦那(夫)や子供はいる?ナレーション交代理由は
藤村志保は、1962年に「破戒」でヒロインを演じて映画デビューしました。時代劇に出演する事が多く、和服姿が似合う女優と呼ばれています。そんな藤村志保の出演作品や現在・夫や子供について・軍師官兵衛を交代した理由について調査しました。
目次
藤村志保の出演作品・若い頃の画像や現在について調査

藤村志保は、着物が似合う女優として人気があり、着物を美しく着こなしている姿が格好良いと言うファンがたくさんいます。若い頃に出演した時代劇では、ヒロインを演じている作品も多いのですが、その時から藤村志保は美人なだけでなく立ち居振る舞いも美しいと言われていました。現在の着物の着こなしについても、気品があって綺麗という感想は多いです。

若い頃に出演した作品では「源氏物語」があるのですが、藤村志保は夕顔役で出演しています。普通源氏物語は、一回のみのスペシャル番組になることが多いようですが、この源氏物語はは1965年から1966年にかけて放送されました。主演の光源氏が伊丹十三というのも珍しいでしょう。他、「大岡越前」・「水戸黄門」・「華麗なる一族」など、知名度の高い人気番組にも出演しています。

藤村志保はバラエティ番組に出演することも多く、「欽ちゃんのどこまでやるの!?」・「笑っていいとも!」・「徹子の部屋」などで、撮影秘話などを話して場を盛り上げていたそうです。現在ではバラエティ番組に出演する機会は少なくなっているようですが、トークはとても面白かったという感想があります。若い頃から活躍している女優という事もあるのかも知れませんが、トークの実力もあったようです。

これまで多数の映画やドラマに出演してきた藤村志保ですが、2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では、ナレーションを途中で降板しています。軍師官兵衛は主演が岡田准一という事で話題になっていましたが、藤村志保の降板についても注目されていました。そんな、藤村志保の現在や若い頃の写真・旦那様や子供について・ナレーション降板の理由を調査しました。
藤村志保のプロフィールは?

・名前:藤村 志保(ふじむら しほ)
・本名: 静永 操(しずなが みさお)
・生年月日: 1939年1月3日
・現在年齢: 79歳
・出身地: 神奈川県
・血液型:O型
・身長:159cm
・体重:不明
・活動内容:女優
・特技:地唄舞
・事務所: オフィスポエム
・家族構成:静永純一(配偶者)
藤村志保は若い頃から演じるのが好きだったようですが、1957年にフェリス女学院高等部卒業した後、1961年に大映演技研究所に入りました。その次の年の1962年に映画「破戒」で女優デビューしています。この作品の出演では、ホワイト・ブロンズ賞助演女優賞を受賞しました。若い頃から活躍していただけでなく、他にも沢山賞を受賞しています。

「破戒」ヒロインを演じたきっかけは、主演の市川雷蔵の勧めがあったからという事でした。そのような経緯でデビュー作品でヒロインを演じる事になったそうです。「破戒」で演じたヒロインの名前は「志保」ですが、原作を書いた小説家の「島崎藤村」と名を取って、「藤村志保」という芸名になっています。若い頃に、映画「破戒」を見たファンにとっては、この作品のイメージがずっと残っているかも知れません。
藤村志保は、1965年の大河ドラマ「太閤記」で、豊臣秀吉の正妻ねねを演じて、人気と知名度が上がっていきました。その後、映画・テレビなどで活躍する人気女優になりました。NHK大河ドラマでは、「風林火山』」NHK放送文化賞を受賞しています。この他にも、「三姉妹」「天と地と」など、大河ドラマに多数出演しています。
藤村志保は、時代劇などに出演するイメージが強い女優ですが、他にも色々な活動をしています。著書には、「脳死をこえて」というタイトルの、臓器移植がテーマになっている作品があります。この作品は、読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞を受賞しました。日本脚本アーカイブズ(一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム)に、台本を多数寄贈するなど、作品保存についての活動もしています。
藤村志保の出演作品を紹介
藤村志保は、市川雷蔵の「眠狂四郎」シリーズに出演しています。市川雷蔵の勧めによって「破戒」のヒロインを務めた事もあり、その後も関係作品に出演しています。また、勝新太郎の「座頭市」シリーズもヒロインを演じました。時代劇を中心に活躍しているだけでなく、現在でも知名度の高い作品のシリーズに多く出演しているわけです。若い頃の出演作品が、未だ知名度の高いものばかりというのも注目かも知れません。
「大魔神怒る」という映画では、出演した時の役柄が印象的という感想がネットで見られます。子供の頃に見たので大魔神が本当に怖かったという感想に加えて、藤村志保の和服姿がきれいだったと言われています。この作品は、「大魔神」というタイトルの映画が公開されたのち、好評だったため製作された、特別作品のようです。

現代劇で知名度の高い作品では、「男はつらいよ」があるでしょう。現在でも知らない人は少ないと思われますが、藤村志保は、第20回マドンナを演じました。「斬る」「鯨神」「忍びの者」などの作品にも出演しています。時代劇に出演しているイメージが強い女優ではありますが、現代劇でも活躍しました。
他には、1966年「白い巨頭」で、東教授の娘の東佐枝子役を演じました。1976年「不毛地帯」・2004年「嗤う伊右衛門」・2007年「夕凪の街 桜の国」など、何度もリメイクされている名作や、話題作にも出演しています。
ドコモ田家CMに出演していた藤村志保
藤村志保は、ドコモのテレビCMに出演していた事でも話題になっていました。ドコモ田家の、ばーばだけ役で登場したのですが、その時の和服もファンは注目していたようです。ちょっと意地悪な性格のおばあさん役で、チャーミングで可愛いという感想もあったようです。ドコモ田家CM出演の和服も、上品さと可愛い感じの着こなしでした。

藤村志保の他にも、CMの出演キャストが大物という事でも話題になっていました。チチドコモダケが高橋克実、ハハドコモダケが草刈民代、ジージドコモダケが岸部一徳です。バーバドコモダケ演じる藤村志保の、旦那様にあたるジージドコモダケが岸部一徳というのも、普通では見られない豪華な組み合わせという事になるでしょう。

高橋克実と草刈民雄が夫婦役になるというのも、他では見られない組み合わせかも知れません。ドコモ田家のテレビCMは、大物芸能人の出演という事でも注目されていました。

ドコモ田家のテレビCMは、ソフトバンクの「白戸家」に対抗しているという事でも話題にもなっていました。ソフトバンクのテレビCMに登場する白戸家は、上戸彩、カイ君(声:北大路欣也)、樋口可南子など、多数の有名人が出演して注目されていました。当時は、ドコモ田家と白戸家など、ファミリーが出てくるCMが多く作られ、AUも同じような家族が登場するCMを作っていました。
NHK大河ドラマ軍師官兵衛とは?
藤村志保がナレーションを降板した大河ドラマは、2014年「軍師官兵衛です。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の時代に生きている、武将のストーリーでした。主役の黒田官兵衛役が、V6の岡田准一という事でも注目されていましたが、他のキャストも豪華という事で注目されていた作品です。

岡田准一(黒田官兵衛役)と夫婦役を演じたのが中谷美紀(てる役)、速水もこみち(母里太兵衛役)、高橋一生(井上九郎右衛門)で出演しています。ほか、人気の俳優が沢山出演していました。また、ベテラン俳優も多く、竹中直人(豊臣秀吉役)、江口洋介(織田信長)となっています。

豊臣秀吉と夫婦になる、おね(正室)の役は黒木瞳を演じていますが、茶々(側室)は二階堂ふみが演じました。黒木瞳のおね役は以外に思った視聴者もいたかも知れませんが、二階堂ふみの茶々も以外に感じた人もいたようです。軍師官兵衛のキャストは、全体的に見ても主役級の芸能人が大勢出演していました。

軍師官兵衛は、主演が岡田准一という事もあって注目されていましたが、視聴率はあまりよくなかったようです。しかしDVDやBlu-rayが出たあと、現在でも繰り返し視聴しているファンが多いようで、現在でもSNSなどで話題になっている作品です。
軍師官兵衛のナレーションを交代した理由

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、ナレーションを担当した藤村志保ですが、放送が始まってすぐあとから「聞き取りにくい」といった意見があったそうです。ナレーションの語りは、すっと耳に入ってくると特別な感想は生まれないものですが、「軍師官兵衛」では独特の語り口でナレーションされていました。

当時はNHK側もナレーションの仕方を改善する予定だっそうですが、藤村志保が背骨を圧迫骨折したことによって、収録ができなくなっていたようです。独特なナレーションにするようにNHK側から依頼があったのかはわかりませんが、結果的にはNHKとの話し合いの結果、藤村志保のナレーターは継続困難という事になりました。

その後、「軍師官兵衛」の第7回から、元NHKのアナウンサーの広瀬修子がナレーションを担当しました。現在はフリーで活躍していて、優しい語り口が定評のナレーターという事です。他のナレーターでは、韓国ドラマの「宮廷女官チャングムの誓い」などを担当しています。現在は、大学教授しながらナレーションや朗読の仕事をしています。

藤村志保はナレーション降板の会見の際、背骨圧迫骨折の回復と仕事復帰を目指していると説明していたそうです。現在は表立った活動はしていないようですが、またテレビや映画で上品な和服姿が見られるかも知れません。
藤村志保の旦那や子供の情報は?
藤村志保の夫は会社の代表取締役会長

藤村志保は結婚していて旦那がいます。藤村志保の夫の情報を探してもほとんどなかったのですが、「静永純一」という名前でした。また、藤村志保の夫は、元日本シニセル株式会社の支社長という事です。主に放送やメディアで製作をしている会社なのですが、藤村志保も女優なので、夫婦で芸能界の仕事で活躍していた事になるでしょう。

現在は、株式会社CNインターボイスという会社名になっていて、旦那の静永純一は取締役会長です。藤村志保と知り合ったのも、芸能界の仕事の関係でだったのかも知れません。また、旦那も藤村志保の仕事に理解があったのでしょう。人気女優として多忙な毎日だった事もあるでしょうが、旦那の静永純一を支えながら女優を続けてきた、凄い女性でもあります。

子供の虐待・いじめ問題に関心がる藤村志保
家族構成は、藤村志保には子供がいないので、旦那の静永純一と夫婦2人という事になるでしょう。しかし藤村志保は、「親子の絆を考える会」の発起人でもあり、子供の虐待・いじめ・親子間のトラブルなどを無くそうとする活動もしているそうです。藤村志保は、子供を育てるためには家庭の温もりが大切、という考えを持っている女優のようです。このような活動も、旦那・静永純一の理解があっての事かも知れません。
藤村志保は、膨大な数の作品に出演していますが、「破戒」でデビュー後、女優を一時休業した事もないようです。ずっと人気女優として活躍してきているため、子供を持つ事よりも女優活動をメインにしていたのかも知れません。それでも、子供には元気に育ってほしいという気持ちが強く、むしろ強く子供に関心があって、「親子の絆を考える会」の発起人になったのでしょう。
藤村志保の今後の活動に注目しよう!

藤村志保は「破戒」でデビューして以降、ずっと人気女優として活躍してきました。昔は時代劇への出演が多く、和服のコーディネートや立ち振る舞いが上品という事でも注目されていました。現在でも、和服の着こなしを参考にしている女性ファンは多いでしょう。若い頃に藤村志保の和服姿を見てファンになったという男性も多いです。

出演作品は多数で、賞もたくさん受賞しています。デビュー作の映画「破戒」でも受賞しているので、若い頃から実力があったのでしょう。バラエティ番組にも出演し、面白いトークで盛り上げるような、話し上手な一面もあったようです。若い頃にヒロインで映画デビューしてからは、演じるだけでなく色々な才能を発揮してきたのでしょう。

旦那は静永純一で、テレビ番組の制作や企画をしている会社の代表取締役会長です。藤村志保は女優をしながら今まで夫を支えてきたわけです。子供はいないのですが、子供の虐待・いじめなどをなくすための会を作っていて、子供の成長に関心を強く持って活動しています。

軍師官兵衛のナレーション降板が話題になっていましたが、怪我が復帰したあとには、また藤村志保の元気な姿が見られるかも知れません。しかし、藤村志保は出演作が多数なので、過去の面白い作品を探してみても楽しいでしょう。今後も、藤村志保の活動に注目していきましょう!
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