黒柳徹子は発達障害・病気だった?特徴・症状や彼女の克服方法は?
黒柳徹子は1981年に出版した自叙伝「窓際のトットちゃん」の中で、自身の発達障害の特徴や症状を詳細に描いています。どのようにして発達障害・病気を克服したのか?今でも、元気にテレビに出演し続ける黒柳徹子の現在の病気の様子もご紹介します。
目次
黒柳徹子のプロフィール
・愛称:トットちゃん・チャック
・本名:黒柳徹子
・生年月日:1933年8月9日
・現在年齢:85歳
・出身地:東京都港区
・血液型:A型
・身長:163cm
・体重:48kg(計測日不明)
・活動内容:女優・タレント・声優・司会者・エッセイスト・ユニセフ親善大使・平和運動家
・所属グループ:なし
・事務所:(有)吉田名保美事務所
・家族構成:父(バイオリンニスト)母(エッセイスト)弟(バイオリンニスト)妹(バレリーナ)
自叙伝「窓際のトットちゃん」で発達障害・病気を告白!
最近は発達障害は病気として認識されだした
現在では発達障害という言葉はかなり認知され、子供達に関わる教育現場でも色々と物議を醸し出しています。脳という多数の機能を司る器官の障害ですから、具体的に発達障害により起こる症状はこれ!と決められないところも対処が難しいとされている理由のひとつでもあるようです。
あえて具体的な特徴をあげてみると、人とのコミュニケーションがうまく取れないこと、周りの空気が読めず、暗黙のルールが守れないこと、また関心があることには注意や集中して拘るが、関心がないものには持続して取り組めないこと。そして、他のことは問題なくできるのに、計算だけ、あるいは読むことができないといった多岐に渡る症状があるようです。
黒柳徹子の発達障害・病気の特徴や症状は?
「窓際のトットちゃん」の中の告白によると、黒柳徹子は計算障害と読書障害に加えてADHDの多動性の症状が見られるようです。小学1年生の時、授業中にも関わらず、窓から見えたチンドン屋に声を掛けてしまったり、木に止まった鳥に話しかけたり、蓋の付いた机に興味が湧くと周りのことはお構いなしで開け閉めを100回以上続けたようです。そしてスイッチが入ると長時間しゃべり続けるといった症状があったようです。
当時は発達障害とは言わなかった?
しかし、黒柳徹子が小学生の頃は発達障害という概念も無く、変った子供、問題児であるとレッテルを張られ、周囲からの冷たい視線に、何故自分が思っていることを素直に表現することが、駄目だと言われてしまうのか理解できずに苦しんだと告白しました。小さなトットちゃんの苦しい胸の内が描かれています。
発達障害は病気ではなく個性として受け止める
その後、黒柳徹子は公立小学校から「もう、来なくてもいい」と言われたことを告白しました。それほど、発達障害の症状が強く出ていたということでしょう。その後、小学2年生からは、リトミック教育を中心に子供の個性を生かすことを教育方針に掲げた、トモエ学園に通うことになります。ここでの校長先生との出会いが、それからの黒柳徹子の人生を大きく変えたことになりました。
黒柳徹子、当時のトットちゃんは初めて会ったトモエ学園の校長先生に、前の小学校のことや飼っている犬のこと、家族のことなどを延々、4時間以上しゃべり続けたそうです。校長先生は、トットちゃんの話を遮ることなく最後まで聞いてくれて、「君はここの生徒だよ。君は本当にいい子だよ。」と言われたようです。

常に、周りからの疎外感を感じていた黒柳徹子は、初めて自然体の自分を受け入れてもらえた喜びで一杯だったと告白しています。そして「窓際のトットちゃん」は、トモエ学園の校長先生に捧げるために描いたとも語っています。
良き理解者の存在が黒柳徹子の個性を伸ばした!
トモエ学園のリトミック、ユニークや教育方針、廃車になった電車を利用して教室にするなど、小林宗作校長先生の人柄と教育に向ける情熱が細かく描写されていて、黒柳徹子の生まれ持った個性が良き理解者の影響力を受けて見事に開花したことが確認できます。また黒柳徹子の初恋の相手であった、後に物理学者と成る、山内泰三とのエピソードも告白されていて、当時のトットちゃんの可愛い乙女心を感じることができます。
黒柳徹子の人生に見る発達障害・病気の克服法!
黒柳徹子はトモエ学園卒業後、ミッションスクールである香蘭女学校へ進学しています。そして東洋音楽学校(現・東洋音楽大学)の声楽科を受験し、オペラ歌手になりことを夢みていたようです。しかしオペラ歌手への道は厳しく、途中で方向転換をすることになったようです。それはNHK放送劇団への入団でした。その後の現在までも続く活躍ぶりは周知のとおりです。
「徹子の部屋」で見せる黒柳徹子のこだわり
1976年からスタートした「徹子の部屋」ですが、実に42年もの長きに渡り続き、ギネスブックにも載る長寿番組です。番組制作に当たり、黒柳徹子は、彼女らしいこだわりを随所に見せているようです。まず、ゲストによって飾る生花のイメージを変えていること、そして収録は決して編集しないこと、ゲストの自然なありのままの姿を引き出すことが自身の仕事であると語っています。
黒柳徹子は、ありのままの個性を受け入れてもらえた事が、発達障害という病気を克服するための自信と勇気になったと「窓際のトットちゃん」でも綴っています。秘話として、ゆくゆくは黒柳徹子はトモエ学園の教師となって、発達障害で苦しむ子供達を導く立場になる約束があったようです。形や方法は違うけれど、[徹子の部屋」は今の芸能界におけるトモエ学園であり、その校長先生が黒柳徹子であるようです。
ゲストを困らせる茶目っ気も発達障害が成せる技
新人アイドルや、売り出し中の芸人に厳しく突っ込む事も、黒柳徹子の自然体の自分をぶつけるキャラクターとして、すっかり有名になりました。この茶目っけたっぷりの発達障害ぶりを、ひとつのキャクターとして確立させたことが黒柳徹子の発達障害・病気の克服法であったようです。
また子役に対しても、自然体の黒柳徹子を炸裂させ、最近のテレビ馴れした子役は、一挙両断で叩き切る場面もありました。しかし、それも子役の子が、芸能界を甘くみないための老婆心であって、あの玉ねぎ頭の中には毎回、飴を忍ばせていて、タイミング良く出してみせる裏技も披露しているようです。
「窓際のトットちゃん」で、発達障害という病気であることを告白した黒柳徹子ですが、今も世間とは少し違った行動や、びっくりさせる事が大好きなのは当時のトットちゃんそのままです。そして思い立ったらすぐに行動することも、長きに渡るユニセフ親善大使としての活動に繋がっています。どうやら発達障害・病気を克服したと言うより、自分の個性として定着させてしまったに過ぎないようです。
黒柳徹子は発達障害・病気の告白以外でも告白エピソードがたくさん
黒柳徹子は、以前に出演した番組内で、今までどんな恋愛をして来たのか?結婚しようと思ったことは無かったの?との質問に、遠い過去を振り返りながら答えました。20代の頃はお見合いを何度かしたようですが、あまり乗り気ではなく、母親に相談したところ、即決で断ったこともあったと告白しました。

何度か恋愛経験を経て、外国人男性と遠距離恋愛をしていた黒柳徹子ですが、40年間続いた関係は、お相手の男性が亡くなった事で結婚は出来なくなったと告白しました。そして、良い恋愛をすると別れても、相手が亡くなっても、良い思い出を抱きながら、自分はいつまでも生きて行けると告白しました。そして、私のような変った人間をそのまま受けれて、愛してくれた男性がいたことに感謝すると語りました。
一方、2018年6月10日放送された「日曜もアメトーク」で、過去に「徹子の部屋」に出演して、黒柳徹子の破天荒さに惨敗を喫したお笑い芸人たちが集まり、黒柳徹子に、芸人としての心を圧し折られた様子を赤裸々に告白したようです。これほどの人数を一網打尽にした黒柳徹子は、やはりあの窓際のトットちゃんのままであると言うことでしょう。
病気の噂が絶えない黒柳徹子の現在の症状は?
長寿番組「徹子の部屋」に再々終了説が流れるわけ
「徹子の部屋」も40年以上続く驚異的な長寿番組となって来ました。週に5日は放送されるわけですから、黒柳徹子の年齢を考慮すると、そろそろ終了の時期が近づいていると考えても不思議ではありません。85歳と言えば一般では後期高齢者に当たります。まだまだ精力的に活動したい黒柳徹子ですが、少し体調面で心配されることが多くなったようです。
足は子供の頃から障害があった?
番組放送中の移動の際に、足を引きずるような動きが見られたことから心配の声が上がりました。実は子供の頃に結核性股関節炎という病気になり、少し足が不自由であったようです。結核性股関節炎とは結核菌が血液を通して股関節に流れ込み炎症を起こす病気です。その時の後遺症で若干足を引きずる傾向があったようです。
更に黒柳徹子は自身のブログで2017年に骨折してしまったことを報告しました。しかし、日頃からスクワットやウオーキングで足腰には相当自信があるようで、脅威の早期回復で手術から10日後に仕事復帰を果し、担当の医師を驚かせたようです。車椅子で舞台に立つ黒柳徹子の姿は、決して困難に負けない、諦めない不屈の精神を感じさせました。
滑舌の悪さは病気の兆候?脳梗塞の心配も!
黒柳徹子と言えば、疲れを知らない見事な滑舌の良さで、永遠にしゃべり続けるイメージがありますが、最近では画面のテロップが無いと、何を言っているのかわからない時があると言われ出しました。脳梗塞があるのではとの噂も飛び交いました。
舌が黒い!!舌癌の症状では?!
また、舌癌では?との心配の声も上がりました。舌癌の症状としては、しこりのような腫瘍が舌の真ん中や先端部に出来るようです。比較的早期に発見しやすい癌で、痛みや口臭が出てくる頃にはかなり進行している状態のようです。喫煙や飲酒、虫歯や入れ歯の不具合いが原因になることが多いようです。

黒柳徹子の舌は、確かに色が黒く腫瘍のような塊があるようにも見えます。この画像は変顔をお願いされた時に見せたパフォーマンスであったようですが、本当に舌癌の症状が出ていて自覚があったとしたら、平気で、舌を出すしぐさはしないはずです。
以前にも、黒柳徹子の舌の色が異常に黒い事が話題になり、最近の滑舌の悪さから舌癌を疑うファンの声も聞かれるようになってしまいました。しかし、仮に舌癌であるならば、色が黒く成る頃はかなりの末期症状であるらしく、連日テレビに出演している様子から舌癌は単なる噂に過ぎないようです。
黒柳徹子の場合も滑舌が悪いのは、入れ歯の不具合が原因ではないかとの噂もあり、そこから派生して舌癌を発症しているのでないかとも噂されたようです。そんな多くの心配の声に、舌が黒いのは生まれつきで、病気ではないことと、最近、歯茎が落ちて来て、入れ歯が合わなくて滑舌が悪く聞こえるのかもと、85歳の年齢なら考えられる症状を語りました。
病気から激太り!腹水?お腹周りも心配
舌癌の噂が出るようになるのと並行して、病気による激太りが見られるのではと心配されました。お腹周りの膨らみ加減から、腹水を疑う声も出ているようです。しかし、腹水が疑われるようなお腹周りの身体は、やはり癌がかなり進行している状態のようです。
元々、お腹の中には腸の動きをスムーズにするために、50ml程度の腹水が常にあるようです。これが大量に出てくる症状があると、お腹周りが膨らんで蛙腹になります。胃が圧迫され食欲が無くなったり、吐き気が出ることもあるようです。肺との境界である横隔膜が腹水によって押し上げられると、息切れし易くなるようです。そして足に行った血液が心臓に戻り難くなることから、足が浮腫む症状がみられるようです。
腹水の症状としては肝臓の疾患による浮腫みの症状が出る様です。それ以外では癌や結核性の腹膜炎を起こしている場合、腹水が溜まることがあるようです。黒柳徹子の場合は、舌癌の噂と過去に結核性の股関節炎を発症していることから、舌癌による腹水の噂が流れたようです。
どうやら元々あった足の痛みに骨折が加わり、足を庇う姿が目立つようになった事と、元から食欲旺盛でしっかり食べることで体力を維持して来たこともあり、運動不足と浮腫みがお腹周りの大きさと、腹水の噂にも繋がったようです。
仮に黒柳徹子の腹水が溜まっていたとしたら、内臓が圧迫されて食欲不振の症状がでるはずです。浮腫みによって太ったかのように見えるけれど、実際は体重が減少しているのを気が付き難い場合もあるようですが、現状は食欲旺盛のようです。
最近の黒柳徹子は、どうしても座って仕事をする場面が多いので、衣装的にも腰から下がふっくらした形になりやすい様です。そのために、どうしてもお腹周りが太って見えてしまうことが癌?腹水?と心配されてしまう原因であるようです。以前の写真と比べると若干、お顔にも浮腫みが見られるようですが、それも実年齢から考えると自然な症状でもあるようです。
トットちゃんのアンチエイジング・ダイエット法はお腹周りも気にしない!!
最近の中高年の女性の間では、できるだけ糖質を制限して、贅肉の落ち難いお腹周りをスッキリさせる「糖質制限ダイエット」が流行っているようです。しかし、若い時とは違い、食生活のバランスが崩れると返って体調を崩すこともあることが報告されています。黒柳徹子の場合はどんなダイエット方法で今まであのスリムなお腹周りを維持してきたのでしょうか?
お腹周りのスリムな若い頃の黒柳徹子の画像

現在の黒柳徹子は確かに高齢にはなりましたが、ジャイアント馬場から教わったヒンズースクワットを毎晩50回と30分程のウオーキングを今でも欠かせないようです。2016年に発売された「Domani」8月号のインタビューの中で一般常識を覆す「糖質摂り過ぎ健康法」を紹介し反響を呼びました。毎晩ご飯を3膳半(丼一杯分)をペロッと食べてしまう黒柳徹子に多くの同年代の女性から驚きの声が上がりました。

ちなみに、糖質と一緒にたんぱく質と野菜をしっかり摂れて入れば、下手に糖質制限をして体調を崩すより身体のためには良いとい説もあるようです。やはり黒柳徹子は自分の健康面でも自分らしく自然体が一番と決めているようです。

福山雅治に勧められたと言われるインスタグラムでもお腹周りのダイエットを全く気にしないボリューム満点の食事の写真が多く掲載されています。
黒柳徹子は今のままで元気で活躍して欲しい!
足の障害、足の骨折、舌癌、腹水、お腹周りの激太りと一般の高齢者なら、それらの症状が心配されてもおかしくはない年齢です。しかし足の痛みも加齢による身体の不具合いも、全て今の自分だからとしっかり受け止めて相変わらず自然体なようです。
同年代の芸能人が何人も先に鬼籍されるのを見送りながら、黒柳徹子は自然体の自分でテレビや舞台に出続けることでしょう。若者も高齢者も年齢にかかわらず、彼女の生き方に感銘を受ける方は多いようです。今後も長く元気で活躍されることを希望します。
黒柳徹子の他の情報はこちら!
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