冨田真由の現在は？刺された顔の傷や目の状態・後遺症まとめ【画像あり】

冨田真由は2010年にホリエージェンシーに所属し芸の活動をスタートさせました。2011年に結成された期間限定ユニット「シークレットガールズ」のメンバーとしてTVデビューしました。

2014年ごろに事務所を離れてからは舞台に出演するなどの活動をしていました。2015年に有限会社マージに一時的に所属していましたが、シンガーソングライターを目指すためにマージを離れてフリーでの活動を開始しました。

冨田真由は2011年に結成された「シークレットガールズ」というアイドルグループに所属しています。シークレットガールズは漫画雑誌「ちゃお」の連続ドラマ企画です。アイドル活動と学校生活を使い分けながら、恋や夢を追いかける5人の少女の物語が描かれました。冨田真由はメンバーの一人「EYE（高野愛）」として活動していました。

シークレットガールズは、コスメやファッション、コミックスなど関連アイテムも発売されています。2012年3月にデビューシングル「Secret girls」をリリースしました。2011年12月4日には東京ドームシティホールで単独ライブを開催しています。シークレットガールズには、後に「アイドリング!!!」のメンバーとなる伊藤祐奈、橋本楓、朝日奈央が所属していました。

シークレットガールズでの活動だけでなく、冨田真由はドラマへの出演もしています。NHK地デジ推進ドラマ「いちごとせんべい」に出演しているほか、特撮「仮面ライダーフォーゼ」では第一話に生徒役で出演しています。2014年ごろからは舞台「第二回園田英樹演劇祭」「谷中コメディーショー」「モノクローム～FOLK US～」「吾木香～ワレモコウ～」に出演しています。

アイドルとしての活動やドラマ、舞台への出演など、マルチに活躍していましたが、冨田真由は現在の夢であるシンガーソングライター目指すため、事件が起こる2週間ほど前に事務所マージを離れています。冨田真由のツイッターでは、自宅でギターの練習をしているところを紹介しており、真剣に夢を目指している様子を見せていました。

シンガーソングライターを目指して、冨田真由は劇場で活動していました。しかし2016年5月、ストーカーの男に襲われてしまいました。全身を刺された冨田真由は重傷を負うことになります。「小金井ストーカー殺人未遂事件」と言われる悲惨な事件でしたが、現在の冨田真由はどうなっているのでしょうか。冨田真由の現在について紹介します。

ストーカーに刺された冨田真由は大きな傷を負全身に負うこととなりました。事件後病院に緊急搬送されたものの、20ヶ所以上を刺された冨田真由は一時心肺停止状態となっていました。特に顔を執拗に刺されたようです。首にも深い傷を負ってしまいました。

顔を刺されたことで、大きな傷を顔に負ってしまった冨田真由ですが、詳しい顔の傷の状態については不明です。しかし事件当時の容態は非常に危険な状態だったそうです。大量の輸血も行われるなど、懸命な処置が行われたことが報じられていました。

事件からしばらくの間、冨田真由は意識不明の状態が続きました。事件から3週間後の6月3日頃に冨田真由は奇跡的に意識を取り戻しました。しかし顔に負った傷や刺された傷が原因で、現在も後遺症で悩まされているようです。

顔を執拗に刺されたことで、後遺症として目を失明したのではないかとの噂もありましたが、失明は免れたようです。しかし神経の一部が損傷したことで視野の一部が狭くなってしまう後遺症が残ってしまったそうです。後遺症で視野が狭くなったため、本を読む際にも同じページを何度も読むようになっているそうです。

目の後遺症だけでなく、口や足の親指もうまく動かすことができない後遺症があるそうです。歩くことやしゃべること、食べ物を食べるといった日常的な動作がうまくできない後遺症があるそうです。しかし後遺症を緩和し日常生活ができるようになるために、リハビリを行っていることも分かっています。

冨田真由は身体的な傷だけでなく、心の傷も負ってしまいました。事件後の冨田真由は、男性恐怖症やPTSDを患っており、急に叫びだすといった行動がみられるそうです。冨田真由自身も事件のことを思い出すことがあり、涙が止まらなくなる、事件を夢に見ることがある等、精神的に不安定になっているそうです。

ストーカーに刺された冨田真由は現在も入院しているのでしょうか。事件後の情報はあまり多くないため、今でも入院していると噂されています。事件から2年あまりが経過していますが、今も入院しているのでしょうか。

調べてみたところ現在の冨田真由は退院しています。冨田真由が提出した意見陳述書に退院しているとの記述があります。意見陳述書では犯人に対して、厳しい判決を下してほしいと述べています。

刺されたことで大変な傷を負った冨田真由ですが、退院した現在の姿の画像はあるのでしょうか。探してみたところ、現在の冨田真由本人の画像は見つけることができませんでした。事件で顔に大きな傷を負ったことから、現在の画像が公開されることはないと思われます。

現在の冨田真由に関して画像は存在していませんが、ネットでは入院中の冨田真由だととする画像が出回ったことがあります。目に眼帯を付け病院のベッドで寝ている人物を撮影した画像が、冨田真由本人だと騒がれました。しかしネットで話題となった眼帯の画像ですが、偽物である可能性が非常に高いです。

眼帯を付けた画像が偽物である可能性が高い理由は、入院中の冨田真由は家族以外面会できない状態だったからです。第3者が病室で画像を撮影することは不可能であることから、目に眼帯を付けた冨田真由とされる画像は偽物と思われます。

ストーカー事件の被害にあった冨田真由ですが、どういう経緯でストーカー行為を受けることになったのでしょうか。犯人である岩崎友宏は、以前から異常な行動をとっていたことが分かっています。冨田真由が事件にあうまでの経緯を紹介します。

ストーカー事件の始まりは、犯人である岩崎友宏のSNSの書き込みから始まりました。岩崎友宏は2016年1月18日よりツイッターを開始し、ファンを名乗りツイッター上で冨田真由に接触を試みています。最初は冨田真由に対して「楽しい時間をありがとう」などと好意的な内容の投稿をしていました。しかし書き込みは徐々にエスカレートしていきます。

当初はファンのような投稿をしていた岩崎友宏のツイッターでしたが、おかしな内容をつぶやくようになります。冨田真由に腕時計をプレゼントとして送ったことを脅迫めいた文言で伝えたのです。それに対し冨田真由は返信をすることはありませんでした。

フォローをしているにもかかわらず、冨田真由は返信をしてこないことにツイッターで不満をにじませるようになりました。やがて投稿の内容が過激になっていきました。「愛情はいとも簡単に憎悪に変わる」との投稿から、さらに書き込みはエスカレートしていきます。冨田真由も岩崎友宏のSNS上での執拗な粘着に意気消沈していきます。

岩崎友宏のツイッターは過激さを増していきます。1月23日に冨田真由が他のファンとツイッター上でやり取りしている様子を見た岩崎友宏は激しく嫉妬します。ここから3か月間にわたり執拗な罵倒や脅迫めいたリプライを冨田真由に対し送り続けます。プレゼントした腕時計を返すようにも迫りました。

4月28日、差出人不明で岩崎友宏のもとに荷物が送られてきます。中に入っていたのは岩崎友宏が冨田真由にプレゼントしてきた品物でした。冨田真由はプレゼントは受け取らず、すべて返品したのです。プレゼントを返品された岩崎友宏は怒ります。冨田真由に対して「最高の嫌がらせをありがとう」などとツイートを行っています。

執拗なSNSでの岩崎友宏によるリプライに危険を感じた冨田真由は、警察に相談へ行きました。SNSでのやりとりも証拠として持参したうえで、岩崎友宏からの書き込みに困っていることを警察に伝えました。しかし警察は岩崎友宏の姿を見たら警察に連絡するようにと伝えます。後に警察の対応は批判されることとなりました。

5月に入ると岩崎友宏のツイッターでは、犯罪をほのめかす内容が投稿されることとなります。異常な執着心がツイッターの書き込みから現れるようになりました。そして5月21日、事件が発生してしまいました。

犯行当日の5月21日に岩崎友宏はツイッターを更新しています。岩崎友宏の残したツイートからは、イベント会場に向かう冨田真由を付けていたことがわかりました。犯行の一部始終を実況しているかのような投稿を残しています。最後の投稿は「スタンバイミー」でした。

イベント会場に向かう最中、冨田真由は岩崎友宏に話しかけられます。冨田真由は警察に言われた通り、岩崎友宏が現れたことを警察に連絡しました。それに激高した岩崎友宏は持っていた折り畳み式ナイフで冨田真由を刺しました。全身を刺された冨田真由でしたが、顔や首を執拗に狙われていたことが分かっています。

犯行後、岩崎友宏は自ら119番通報をしました。通報した理由について岩崎友宏は、犯行後に冨田真由に対し「生きたいの？生きたくないの？」と質問し、冨田真由が生きたいと答えたと思ったため通報したと語りました。駆けつけた警察官により岩崎友宏は逮捕されました。

冨田真由にストーカー行為を行い、岩崎友宏は事件を起こしました。犯人の岩崎友宏はどういう人物なのか、逮捕され警察に連行される瞬間の岩崎友宏の画像を紹介します。

警察に連行された岩崎友宏は事情聴取を受けました。犯行の理由について、プレゼントを返却されたこと、ツイッターでブロックされたことが犯行にきっかけになったと述べています。岩﨑友宏は裁判で、懲役14年6ヶ月の実刑判決を受けています。

近年起こったアイドルへの傷害事件としては、AKBの握手会で起こった傷害事件があります。2014年に岩手産業文化センターで行われていたAKBの握手会にて、会場に来ていた男がノコギリを振り回し、グループのメンバー2人とスタッフ1人に傷害を負わせる事件が発生しています。

犯人の男は人が集まるところで事件を起こそうと考えており、AKBのメンバーなら誰でもよかったと語りました。AKBメンバーに被害者が出たこの事件以降、AKBのイベントでは手荷物検査が実施されるようになります。またAKB以外のアイドルグループのイベントでも、同様に警備が強化されることとなりました。

2017年6月、アイドルグループ「仮面女子」のメンバーである神谷えりなが脅迫される事件が発生しました。神谷えりなのブログのコメント欄で、殺害を予告する内容の書き込みが行われたのです。脅迫を書き込んだのは神奈川県の会社員で、神谷えりなのファンの男でした。

逮捕された男は脅迫をした動機について、「メンバーを卒業してほしくなかった」と容疑を認めました。神谷えりなは犯人逮捕を受けて記者会見を行い、これからの芸能活動に対する恐怖を涙ながらに訴えました。

2017年6月24日、欅坂46の握手会で果物ナイフを所持した男が銃刀法違反容疑で逮捕されました。犯人は手荷物検査をすり抜け犯行に及ぼうとしており、隠し持っていた発煙筒に火をつけ、メンバーのいるレーンめがけて投げ込もうとしましたが、警備員に取り押さえられました。

発煙筒は消火器で消され、会場にいたファンや欅坂46のメンバーに被害はありませんでした。逮捕された男はメンバーを襲撃し殺害しようと考えていたことを供述していました。手荷物検査を実施しているにもかかわらず凶器が持ち込まれたことで、アイドルのイベント警備が一層厳しくなることとなりました。

冨田真由の刺傷事件について紹介してきました。顔や全身20か所以上を刺された冨田真由は、一時危険な状態となったものの、奇跡的に一命をとりとめることができました。しかし後遺症は残ってしまうこととなりました。事件が一般社会に与えた衝撃は大きく、事件後にはストーカー規制法が改正され、SNSを規制対象にしたほか、ストーキング行為が非親告罪化されました。

身体に後遺症が残る傷だけでなく、心にも大きな傷を負った冨田真由ですが、夢はあきらめていません。事件を取材した週刊文春によると、シンガーソングライターを目指し冨田真由はリハビリに励んでおり、ギターを弾けるようになりたいと母に語ったと伝えています。

現在の冨田真由についての情報はほとんどありませんが、夢はあきらめていません。今後冨田真由が芸能界に復帰することがあるのかはわかりませんが、今でも冨田真由のファンは復帰を願っています。